WEBページから情報を貼付けする話を続けます。
元々Excelで作成した資料をWEBページに置換える場合もあると思いますが、ブラウザで表示したページを全選択[Ctrl + A] でページ内の文章など選択範囲が反転しますので、[Ctrl + C] でコピー、EXCELに切替えてA1をアクティブにして[Ctrl + V] でシートに貼り付けします。普通にコピペして体裁が良ければそのままEXCELで保存、収集してあとでデータ加工して比較したりできます。
普通のコピペでは見栄えがイマイチ良くないという場合は、A1で右クリック、形式を選択して貼付けで「値」貼付け、あるいは「テキスト」を選択して貼付けします。データのみ貼付けの方が加工したり運用しやすい場合も多いです。
ページ単位でなく、部分的なコピー、たとえばWEB情報で企業所在地や売上高など数行を収集した場合、WEBサイトごとに書式フォントがバラバラだったりします。値貼付けも2段階の操作で[コピー&ペースト]を単調な作業を繰返すと飽きてきますので、書式やスタイルは、ある程度データ数がたまったら一括操作すれば効率的です。一括編集の方法は「行番号1の上&列番号Aの右」シートの左上コーナーで、セルではない四角の部分をクリック、シート全体を一発で選択できますので、フォントやフォントサイズを変更して1度で設定できます。
EXCELはデータ表にカラフルな書式を設定すると、PCモニター上で資料の見栄えが良い効果がありますが、書式設定にかなりのメモリ容量を使います。ファイルサイズが大きく容量が重たくなり、書式を多用するとEXCELが壊れやすくなります。せっかく時間を費やして凝ったデザインを作ったのに、最悪の場合ファイルが開かなることもあります。データそのものに書式は不要ですから、テキスト形式で構いませんので、作業するEXCELをブックごとをコピーしておくこと、バックアップを忘れないことです。