EXCEL◇ファイルに施錠 

オフィスのPCでEXCELをダブルクリックで開こうとすると、パスワードを求められることがあります。共用サーバのファイルやメール添付されているファイルですが、ファイルを作成保存した側がセキュリティ設定して送信してます。そのような時は、EXCELファイルを開く「鍵(パスワード)」を知らせてもらわなければなりません。

パスワードは、ファイル添付されているメール本文に書かれている場合、あるいは、もっと慎重に別メールでパスワード通知される場合もあります。

メール本文に、EXCELファイルを開くパスワードの「英数文字列」が書かれていれば、そのパスワードをキーボードで直接入力すればよいのですが、英字大文字小文字数字記号が混在したパスワード文字列をミスなく入力する作業は、ちょっと面倒です。

もっと簡単にファイルを開くには、メール本文のパスワード文字列の部分をマウスで[ドラッグして範囲選択]、[コピー]、EXCELを開いて出てくるパスワード画面のテキストボックスに[ペースト(貼付け)]することで、間違いなく1発で開くと思います。

EXCEL2003以前は[ツール]メニュー[オプション]の[セキュリティ・タブ][設定]にパスワード設定がありました。ファイルを保存する時に、[ツール]→[全般オプション]に[読み取りパスワード][書き込みパスワード]を入力、もう一度確認画面が出てきます。

新バージョンのパスワード設定は[ファイル]メニューにあります。[ファイル]→[情報]→[ブックの保護]

メール添付ファイルにパスワード設定するのは、当たり前になっていきていると思います。作業する際にパスワードをその都度入力しなければ開かないのは面倒ですので、設定画面の[****]を削除して空欄にすることで、パスワード解除することもできるます。

その場合、受け取って作業したEXCELファイルを共有したり納品したりする場合は、再度パスワード設定することと、設定したパスワードを通知することを忘れないようにします。

EXCELファイルのセキュリティ設定は[ブックの保護]と呼ばれ、いくつか種類があります。

[パスワードを使用して暗号化]

[シートの保護][セルロック]

[マクロ警告]EXCELを開く時に「マクロが使用できません。セキュリティレベルが高」という警告が出ることがあります。既定ですべてのマクロを無効に設定されているので、手動でツールバーの「有効化」を操作します。