奇妙な留守電

2020年9月某日、AM9時ちょうどの不在着信で留守電が入っていた時のおはなしです。

自分のメイン携帯番号は 20年めのDocomoで現在Androidですが「ドコモ留守電」というアプリを入れています。ドコモ留守電は音声録音を日本語テキスト文字にして表示してくれるので、いつもたいてい留守電を再生せず、テキストを見るだけで済ませてしまいます。

音声がテキストで読める、というのはなにかと便利です。留守電を再生して最後まで聞くのは億劫だし面倒です。テキスト表示なら数十秒の録音内容がほぼ一瞬で把握できる事もあります。しかし、留守電は、正確に聞きとり日本語テキスト表示されているわけではなく、誰からどんな用件の連絡かだいたい分かる程度です。 特に会社名とか名前などはセキュリティ絡みの事情があるのかどうか、おかしな言葉に置き換えられていることがよくあります。そのおかしな表現を見るのがまた面白く、二度手間ですが留守電はまずテキスト変換の方から見ることにして、重要そうな連絡なら再生して正解を聞くことにしています。

先日の留守電は20秒位で、着信番号に覚えがなく(国番号1の国際電話)表示テキストがやや支離滅裂だったので着信を見た出先で音声を再生してみたところ、女声で中国語のメッセージでした。自分は中国語がまったく聞き取れないので、翻訳アプリをかざし音声を日本語に翻訳してみたところ、かろうじて「中国大使館..」というワードを拾いました。帰宅後に再度、留守電のスマホをモバイルスピーカーをブルートゥース接続して、翻訳アプリの音声を試したところ半分位、中国語テキスト表示が成功し「eコマースマーケティングのなにやら、、ご不明点は何番をダイヤルしてお問合せください.. 」のような日本語訳が現れました。

中国語を話す知人はいないし、いたずら電話のようですが薄気味悪くも、AI翻訳に敬意を表した次第でありました。