昨年夏から、インターネット回線で「ひかりTVチューナー」でテレビ視聴しています。まず自分の部屋のテレビの配線環境からお話しておく必要があるでしょうか。
昨年2019年夏に引越してきた現在の住まいは、2階建4戸長屋の賃貸テラスハウス、戸建タイプの配線で、2階洋間のカーテンレールのすぐ上の壁の穴から地デジケーブルと光ケーブルが引込みされています。 屋根にはテレビアンテナ、丸い衛星放送用パラボラアンテナもJCOM用ケーブルアンテナも見えています。賃貸物件情報の広告には、たしかに「テレビ視聴可」と書かれていましたので、入居後に同軸ケーブルをテレビ背面に差し込んだらテレビが見れるはず、と思い込んでいました。
しかし引越し当日、テレビの配線をしてみたら、画面は真っ黒、白字のエラーメッセージが表示されるだけでした。全然テレビが映りませんでした。光インターネットは無派遣工事で、前に住んでいた都営アパートで使っていたNTTのホームゲートウェイに光ケーブルを繋いだら即日開通しましたけど。
テレビが見れない家なんて。どうしよう..電気屋さんに見てもらうことにしました。引越し屋専属の電気屋さんが来てくれ、宅内ではなく屋根のアンテナが原因かもしれない、ということで「有料調査になりますが」屋根に梯子をかけて登って見てきてもらいました。
原因が明らかになりました。屋根のアンテナと 宅内の地デジケーブルが繋がっていなかった、と言われました。 ケーブルテレビ(無料チャンネル)も全然受信していないので、ケーブルも地デジアンテナの配線接続が必要で、当たり前の宅内環境が
前提ということがわかります。
屋根に登ってくれた電気屋さん曰く、4戸のうち1戸だけ配線することもできるといえばできますけど、とのことでしたが家主さんの承諾が必要です。屋根の上のアンテナも倒れそう。 さっそく不動産屋(管理会社)さんに電話して文句言ったら、大家さんのご都合でテレビの設備が止まっているらしい。修理見積りを依頼されましたが金額が合わず、調査のみお願いしたのですが、 早急にアンテナ交換修理をするのは無理でした。
「テレビ視聴可」 の広告は、不動産店(仲介会社)がだいぶ以前に掲載したものを再掲していたようです。賃貸探しの掲載に伴って、不動産店が物件内覧の度にテレビ接続の確認などしないと思います。
所在地は東京都23区内です。 築50年超だから23区内のわりに駐車場付で家賃も比較的安いからと思って決めたんだけど。地デジ移行以来、動画配信の普及でテレビ視聴できなくても構わない世帯が増えているかも。NHK見ないし、 受信料払わなくていいからって、こういう物件、本当に実在するわけ。
ご近所は、一見普通の住民に見えるんだけど、住んでみると壁の向こう側から日本語混じりで早口の英語のようなポルトガル語のような外国語の通話が聞こえてたりします。 通訳翻訳の 法人名の表札ですので社宅かしら、 時々発音があいまいな日本語のフレーズが聞き取れますが、度々住民が入れ替わります。挨拶もままなりません。
さてテレビ配線ですが、 数年前にインターネット接続サポート窓口に勤務していたことで 、インターネット回線でテレビを見る方法があることを知っていましたので、 プロバイダに問い合わせてみました。 まず「フレッツ光テレビ」インターネット回線でテレビチューナーを受信する方法です。プロバイダからの連絡は、この住所でフレッツ光テレビは「配線NG」でした。 フレッツ 光でテレビ配線する際の終端装置(ONU)には同軸ケーブルの差込口があるので、やはり宅内に地デジの配線が整っていないのでNGということです。
電話サポート窓口で、お客様が光回線接続のテレビ配線について、マニュアル通りの対応をしていました。自分の経験がネタになる場合があります。例外的な宅内環境を、実際に経験する羽目になりました。
テレビが見れない賃貸住宅、 テレビ見ない日もあるし、テレビが見られなくても別に生活には困らないかもしれないんだけど。 テラスハウスの4室中ウチの他の3室には、テレビ自体が無いのかもしれませんが、ワンセグ・フルセグもあるし、モバイル・アプリで オンデマンドとか、 TVゲーム機でもテレビ視聴できるみたいだし、AmazonPrime、Netflix、AbemaTV、あるいはYouTubeのような無料動画など番組視聴はいくらでもできます。 近隣の、屋根にケーブルテレビのアンテナがあるお宅から、どのような配線なのか、 テレビ音声がときどき聞こえます。 韓国語放送のようです。 どうしよう.. 必ずしも国民的チャンネルをリアルタイムで追っかける必要はないのかもしれません。
自分は、引越し手続きのときNHK受信料の転居手続きをしています。転居元にNHKの契約があって、転居先でNHKが見られないから解約する、ということはまずあり得ませんし考えていません。ニッポン人ですから、NHK受信料は公共料金に準じる必要経費で、ニッポン人メンバーズ会費の様なものだから、と改めて思います。個人的には、台風や地震などのニュースはNHKでなければ困る、と思います。べつにNHKに限らず、自宅でテレビが当たり前の様に視聴できれば良いのですが。
結局、 NTTぷららの「ひかりTV」チューナーをレンタルすることで解決しました。 電話サポート窓口で「地デジアンテナケーブルなしで、インターネット回線接続でテレビ視聴できます」と案内していましたが、果たして本当にアンテナ無しでテレビが見られるのか、チューナーが配送されてきて接続してみるまで心配でした。契約は初月無料で、もし不都合があればチューナーは返却できます。
NTTぷららの「ひかりTV(ひかりティーヴィー) 」は、 NTTフレッツ 「光テレビ(ひかりテレビ)」とはまた別格のテレビ環境です。配線は、専用チューナーをテレビモニターにHDMI接続、それからインターネット回線に接続します。
ひかりTVチューナーで、 当然NHK受信料もBS契約も、それにチューナー専用番組の基本料金も必要なのですが、 チャンネル選択、番組視聴録画の機会が格段に増えました。 BS衛星放送の契約は25年ぶりです。チャンネルはだいぶ様変わりしていましたが、以前見ていた年代の懐かしい映画、映画館公開からまだ1~2か月の最新映画、最新ヒットチャート、UKロックやミュージカルやオペラ、音楽ライブ・オーディション、 スポーツ、アニメ番組とか、海外バラエティー番組まで。お蔭さまで、インターネット接続テレビ視聴を存分に楽しんでいるこの頃です。