何枚か持っているクレジットカードのうちの1枚がYJ(YahooJapan)カードで、「YJカードがPayPayカードに変わります」という通知は、事前にメールなどで連絡がありました。PayPayカードは、2021年12月から開始されていました。自分のカードの有効期限が、2022年5月だったため、カードの更新月に手続き不要で、YJカードはPayPayカードに切替えられます。今年5月中旬に、書留郵便でPayPayカードを受け取りました。
先日Twitterに下記の投稿をしました。
2022/5/31
2022/6/2
PayPayカードの特徴は、カードの表面にクレジットカード番号、有効期限(mm/yy)が刻印されていないこと。全面が漆黒のデザインで、名義人の自分のローマ字名が白字で印字されています。ICチップとカード会社名。裏面に自署サイン欄はあります。ナビダイヤル0570で始まる自動音声の電話番号と「問合せ番号」、電波の扇マークが横向きで載っています。
PayPayカードのWEBサイトに「会員メニュー」のリンクがあり、カードが届いた月の第4週土曜から、WEBマイページの利用開始と書いてあり、カードを受け取ってもWEBの利用開始までは「旧YJカードをご利用ください」となっていましが、実際WEBが見られたのは翌週明けで、このあたり数日開かないだけで、こんなモノ、と不安になります。実際その数日の間に、YJカードを登録していて、カード有効期限切れの通知があった某アプリの、YJカード情報を削除して他のクレカを登録してしまいました。
WEB会員メニューは、本人のメールアドレス宛に届く認証コードでログインできるというセキュリティ強化がされていますが、YJカードから引続き、アプリはありません。WEBマイページに、カード番号、有効期限とあと、普通はカード裏面にある3桁のセキュリティコードが表示されます。このPayPayカードと、スマート・ペイアプリと連携、ショッピングポイントが累積する特典が利用できるというわけなのでしょう。
さて、ナンバーレス・クレジットカードを称えるために記事を書いているわけではなくて、クレジットカードに番号が載っていないカードとは、どういうモノなのか。利用者になにかメリットはあるのでしょうか。
ネットバンキングなどもすべてではありませんが、通帳なし、ペーパーレスが便利と思えるくらい、WEBやスマホアプリ連携できるユーザは増えているのかもしれません。WEB明細の普及、郵送による紙の請求明細よりも確実にユーザに届くのかもしれません。督促も郵送される封筒より、SMSやスマホアプリのアラート通知、メール連絡より機会が多いかもしれません。また、ユーザの使用履歴をリサーチするのに利便性があるかもしれません。あるいは、カードレスのクレジット番号制度などを考えているかもしれません。
あれはたしか2015年、大手某社の銀行口座とクレジットカードをまだ持っていた頃、身に覚えのないカード引落の請求があって、非常に憤りを感じたことがありました。カーシェアリングの登録代金が約4万円と、ガソリン給油、コンビニ弁当など計5万以上のカード利用履歴がありました。そのカードは、20代に米東海岸に旅行に行く前に、海外ではクレジットカードが身分証明になるということで、就職もしてなかったし、親の名前で家族カードを作ったもので約30年信用して使っていました。その後ネットバンクなどのカードを作ったので、昔のカードはネットショッピング用に登録していて、部屋の中に仕舞ってあり持ち歩いていませんでした。ネットから番号だけ盗まれる、いわゆるフィッシング詐欺の類いで、しかも店頭レジでタッチして支払うことができる偽造カードが発行されている可能性もあります。
振込み詐欺など、振込先が書かれてあるだけだったり、振込用紙が届いたりするかもしれませんが、情報とか用紙を受け取った人が支払ってしまう、情報を削除したり用紙など処分すれば支払うことができません。しかしカードの場合、請求に気付かないと自動的に口座引落し処理がかかって、支払ってしまう可能性があります。
最近、カード登録したネットショッピングで買い物していなかったので、請求があっても0円のはずの月に金額が入っていたので慌てました。カーシェアリングなど入会パンフレットも手元になく、手続きにかかる金額かどうかも知りません。
カード会社の問合せ先に連絡すると、センターのお姉さんが「カーシェアリング業者に、カード請求の調査依頼の連絡を入れて欲しい」と言います。電話の向こうのシステムに「請求を止めて欲しい、」と訴えても、窓口のお姉さんの対応とか、カーシェアリング業者が聞き入れてカード会社に連絡するなど約束してもらえるものかどうか。
ある日、センターではなく、カード会社の担当窓口というところから留守電が入ったので、こちらから電話をして、連中の言い訳を聞きました。家族が、親の名前を使って申込することもある、などという。近所のサービスステーションやコンビニに立ち寄りませんか、とか平然と言ってくる。万が一、自分の子どもや子供の同級生や先輩後輩の周辺が関わっているとしても、実際に申込みをした子供の名前とか連絡先とか、子供の知人の学校名とかサークル名とか、個人情報とはいえ、こういう場合には逃れるためになにか電話口で言える情報を持っていると思うし、把握しているはずでしょう。ただ「家族」と言ってのける。他人の金を使えると、それで家族と思うのか.. ちょうどTVで流行っていた「家族になろうよ」という歌が聞こえてくると、意味がちがうよ、とムカついたものでした。
また、カード紛失を交番に届けて欲しい、と電話が掛かってきたりしました。例のカードは持ち歩いていない、と何度話しても通じないしつこい電話でした。
派遣先や委託先で、様々な経験をしますが、隣の座席に、社員証や保険証を作成するカードプリンターを発行するのを見たことがあります。また入館カードを発行するプリンターを操作したこともあります。印刷工場でデータ入力をしていた頃など、写真付きカード作成用に、写真を置く位置を確認するモニターが付いていたり、印刷見本といって、仮の名前や写真付きのカードや身分証を見本用として印刷できる、など知らされたりしたものでした。 印刷見本というモノは、誰がどこまで持ち出せるのかは知りません。
結局、身に覚えない請求があったクレジットカードは、何度も問合せ電話番号に電話を掛けて、昼休みにオフィスビルの屋外に出て、スマホをハンズフリーにして怒鳴ってたけど、センターのお姉さんたちの計らいで、カード請求は止めてもらえて、トラブルがあったカード番号は解約、また同じ名前の銀行口座も解約するに至りました。
銀行口座も、口座引落しの際に、気のせいかと思ってたんだけれど何度か、あると思っていたのに残高不足だったことがあったり。請求金額のみを入金しておくと、よくわかるんだけど引落し当日になぜか不足になっていたりして不審だったので。長くメイン口座にしていたけど勢いで解約してしまった。
問合せセンターのお姉さんに、電話口で「30年なにごともなかったし、信用していたのに、こんな目に遭うなんて」となどと訴えてみたのですが、実際はまだ30年経ってなくて、27年… 忌まわしい電話が掛かってくるのが同じ会社名で別支社の電話番号で、センターのお姉さんたちが悪くなくてもサービスが良かったとしても、
カーシェア業者もおそらくグループで、イメージ最悪、駐車場のメンバーズカードもぜったい使いたくない。
ナンバーレス・クレジットカードを調べようと検索すると、PayPayカードと一緒に、解約したカード会社の名前が出てきます。自分以外にも被害に遭って、解決できない人もいたかもしれません。ナンバーレス・クレカの発行が解決策になるのでしょうか。ナンバーレス・クレカはカード紛失した際に番号がわからない、セキュリティカメラで読み取られない、でも自分の番号を知らなくても買い物に困りません。コンビニのセルフレジなんかでパスワードなしに支払えたりするし。
ほかにどのようなメリットが考えられるのでしょう。