停電・テレワーク中の災難 つづき
先日、自宅でテレワーク中に漏電遮断器が落ちて全室停電が起こり、 インターネット回線がまったく効かなくなってしまいました。真っ暗な部屋で、テレワーク用のノートPCの画面が明るく光っていました。ACアダプタを繋いだ状態だったので、バッテリーが満充電、救われたのですが、インターネットに再接続できません。
ふと思いつきで、スマホでテザリングを試してみました。
docomo回線のスマホなら、無料でテザリングが使えると思います。
セキュリティが高いオフィス環境のテレワーク用PCで、テザリング接続が使える仕様になっているかどうか。
自分は、スマホを2台持っています。docomo ×Android(arrowsBe-3 F-02L) と softbank × iPhone(13mini)
iPhoneでこの接続はできません、と表示されました。テザリングのオプション契約が終わってしまっているからかもしれません。
AndroidAP で、接続成功しました。
テザリング(Tethering)は、スマホ本体をアクセスポイント(親機)にしてWi-Fi接続します。 機種によって接続の操作は異なるかもしれませんが、AndroidOSのスマホの場合、 アクセスポイントをONにします。[設定]ー[モバイルとインターネット]
ー [アクセスポイントとテザリング]の設定画面で[Wi-Fiアクセスポイント]をタップして開き、ONにします。アクセスポイント名とアクセスポイントのパスワード(タップするとパスワード文字列が読めます)表示が記載されています。アクセスポイント名 Androidが、PC側のWi-Fi接続一覧に表示されてきますので、設定します。パスワードを入力すれば接続完了。
スマホは、モバイル通信がONの状態でWi-Fi親機の役割をします。PCがWi-Fi接続中は、スマホのデータ通信量に加算されてきますので、接続元のスマホ画面の方も、注意して見ていなければなりません。 PCのブラウザなどで接続先にもよりますが、通信料が非常にたくさん掛かる場合もありますが、ほとんと掛からない場合もあるみたいです。
在宅テレワークは、自宅のインターネット環境を活用して、オフィスと同様の仕事をします。通勤のストレスから解放されるし、気楽かもしれません。出勤時間前にPCを起ち上げてログインしておけば「出勤」になるし、テレビを点けて、家事を片手間、宅配も受け取れるし、ちょっと買い物にできるかも、マイペースで仕事がはかどるかもしれません。
現状 テレワーク用PCのインターネット接続は、無線のみで、Wi-Fi契約が必要になります。
Wi-Fiどうしよう。
自宅ではPCを持っていないし、スマホにしても電話で通話するだけ、あるいはSNSやLINEアプリなど、ネットはめったに接続しないので基本の通信契約内で充分 、という人も多いかもしれません。勤務先でネット使えるパソコンがあるし、通勤が楽で楽しいと感じる人は、勤務先に無制限で繋ぎ放題のインターネット環境があるからかもしれません。
それならば、とテレワークを機会に自宅インターネット契約してみると、 YouTubeも気兼ねなく視聴できたり、個人アカウントで自宅オフィスを開設したみたいな気分になって、私設Webページやブログなんかを配信してみたくなったり、 案外インターネットを気軽に使える習慣になれるかもしれません。
自宅でインターネットの回線契約は任意で、接続環境はそれぞれなので、人によってはテレワーク・シフトは負担が大きいと感じるかもしれません。 あと毎月5千円~1万円以内で自宅でインターネットが使えるというのに、追加でお金がかかる事で迷って悩んで、かえってストレスを溜めてる人も多いかもしれません。
参考までに、
Wi-Fi接続についての説明を書き加えておきます。
自宅に、有線インターネット接続の契約があれば、宅内のインターネット接続用のレンタル機器に、無線ルーターを接続します。有線機器と無線ルーターをLAN接続することで、Wi-Fiが使えるようになります。無線ルーターを1度購入すれば、ルーター本体の代金だけで、家の中でずっとWi-Fi接続ができます。Wi-Fi接続に追加料金はかかりません。
最近はほとんどのルーターで、SSIDに2Gと5Gの2種類が表示されています。機器によって、ルーター名、たとえば[RS500K-2G][RS500K- 5G]とか、[RS500K-1] [RS500K- 3]など。1台のルーターから2種類の周波数の電波が飛んでいますので、どちらも設定できます。同じパスワードで設定される機器と、SSIDごとに異なるパスワード(PSK-AES)を設定する場合があります。各パスワードは本体のラベルに記載されています。
2Gは2.4GHz、5Gは5GHz、GHz(ギガヘルツ)はWi-Fi電波の周波数の数値ですが、2.4GHzの方は、家電製品の規格に多く、電波干渉が多いと言われています。5GHzは無線LAN以外で使用する機器はほとんどないため、 2.4GHzより通信速度が速く干渉も少ない電波帯です。通常パソコンやスマホでは5Gの方を設定すると快適だと思います。プリンタ複合機や家電製品などとWi-Fi接続する時は、2.4GHzで接続しないと無線で機器の通信ができないと思います。
無線ルーターは、本体ラベルにSSIDとPSK-AESが記載されていますので、Wi-Fi接続するPCやスマホ、ゲーム機など、Wi-Fi設定の画面にすると、自分の無線ルーターのSSIDが表示されますので、設定します。パスワード(パスコード)の空欄に、PSK-AESのアルファベットや数字の文字列を入力すると、Wi-Fi接続になります。PCでは接続済み、セキュリティ保護あり、と表示され、タスクバーのアイコンが扇マークに変わります。スマホの画面では画面右上の4G、5Gの表示の部分が扇マークになっていればWi-Fi接続中で、モバイル通信のデータ通信量に加算されず、繋ぎ放題で通信料がかからなくなります。
有線ルーターなしで、宅内で無線だけ使えるレンタルWi-Fi機器もあります。ACケーブルを電源コンセントに差し込むと、契約した設置場所住所でWi-Fi電波が使えます。
モバイル・ルーター(ポケ・ファイ)は、持出しタイプのWi-Fiルーターで月額料金がかかります。モバイル通信と同様、使用料によって、従量制で料金が加算される契約になります。
いずれも、無線機器の本体に記載されたSSIDを、接続するPCやスマホに設定します。パスワードは、アルファベットと数字が混じった少し長い文字列を見つけたら、間違えない様に頑張って入力することで、快適にWi-Fiが繋がります。
それから、テザリング。自分のスマホ1台の契約を持っていれば、テザリングを利用して、テレワークなどの機会に活用できるかもしれませんが、1日8時間テレワーク用PCを接続している場合、テザリングで通信料はどれくらいかかるものなのでしょうか? こればかりは、実際にスマホで仕事している人に試してもらわなければ解りません。
テレワーク用ノートPCを Wi-Fi接続すると、接続済み、インターネットなし、と表示されます。モバイル・コネクトという、セキュアなサービスです。その状態で、オフィスの仮想環境に接続できるのですが、仮想デスクトップで作業が快適な日と、たびたび固まって動かなくなり再起動ばかりの日があり、安定しているとは言えません。それで、通信料がどれほど負担になっているのかは、ちょっと分かりません。勤務先は、自称Webマスターを名乗る(目指す)スタッフが各部署に数多く在籍していて、勤務先のWindows環境で奮闘中ですが、自宅ではおそらくAppleユーザがほとんどなのではないかと思います。