1万円のものを買うのに、1万円では買えません。消費税率10%が加算されますので、予定していたより思いがけず高額な支払いになる気がしますが、
1万円の消費税10%は
10,000×10/100=1,000円
税抜金額 + 消費税 = 税込金額
(元の値段) 10,000 + (消費税) 1,000 = (税込) 11,000円
それでは、
税込金額が1万円 の場合、
10,000円 = (税込) 10,000円 - 消費税10%
ですので、1万円 ÷(割る)1.1 で計算すると、税抜きの元の値段は、
9090.9090…円
消費税10% は、
(上記の値段)9090.9090…円 × 10/100 = 909.0909… 円
端数処理しないまま加算すると、
9090.9090…円 + 909.0909… 円 =10,000円
間違いなく税込金額 1万円 ですが、
小数点以下は現金ではないので、四捨五入して整数にすると、
(税抜)9090.9090…円 = 9,091円
(消費税)909.0909… 円 = 909円
9,091円+909円 =10,000円
たしかに税込1万円で合っています。
支払う金額が税込みで書かれていて、元の値段はいくらだろう、と計算しなければならない場合、あらかじめ数式を準備しておくとよいです。この様な時に、マクロで数式を作っておくと使えるかもしれません。