WORD文書のレイアウトで[段組み]を設定することがあるかもしれません。
[段組み]設定は[レイアウト]>[ページ設定]>[段組み]で操作します。長文コンテンツを、2段組み(2列)、3段組み(3列)などに配置、隣の段に改行する機能です。
[段組み]する部分の前後に[セクション](現在の位置から開始)を設定しておくと、ページレイアウトが段組みに影響されずに操作しやすくなります。[セクション]設定は[レイアウト]>[ページ設定]>[区切り]の項目で設定できます。
[挿入]>[ページ区切り]では改ページのみで、ページ内のセクション設定ができません。
[セクション]の点線表示が見えない時は、[編集記号の表示/非表示の切替え]をオンにします。[表示/非表示の切替え]は[ホーム]>[段落]にありますので、[段組み]は[段落]の項目ではないことがわかります。
[段組み]の代わりに、テキストボックスを横並びに配置していたこともありました。
しかし、最近は[段組み]レイアウトの方が、モバイルで閲覧する場合に有効です。モバイル端末、Office365でWORD閲覧をする機会があると思いますが、[段組み]設定の部分がレスポンシブ対応され、端末サイズで画面切り替えする機能が備わっています。わざわざ[テキストボックス]を器用に気を配ってデザインしている場合ではありません。縦長画面のモバイル端末で、[テキストボックス]は横スクロールしなければページ全体を見ることが出来ないようです。
[段組み]設定すると、モバイル端末で自動的に縦並びになっていて、圧倒的に見栄えが良いからです。