マイナポータルについて

日本に居住して働いている人は「マイナンバーカード」をご存知だと思います。住民基本台帳登録済みメンバーズのマイナンバーカードは、写真付き身分証明書として利用できます。また、マイナンバーカードを作成すると、たとえば、地元のコンビニエンスストアにあるFAXコピープリントサービス 複合機のモニター画面「行政サービスメニュー」から、住民票や課税証明書、戸籍謄本・抄本が直接印刷できます。Public Small Office(区役所、市役所などの)窓口より100円安く証明書をもらうことができます。

最近、マイナポータル(マイナンバー・ポータルの略称)というWEBサイトで「マイナンバーカードが健康保険証として使える」という情報を公開しています。私事ですが、自分は仕事がら国民健康保険と社会保険を短い期間で交互に契約しなければならず、切り替えの時期に保険証が早くて10日間、一番長く2か月半手元に無かったことがあるので、マイナンバーカードで保険証の代用ができれば便利かもしれない、と思っていましたので、どのように使えるのか早速調べてみました。以前から何度も予告や情報はありましたが10月中はまだログインエラー、メールサポート対応も曖昧で未遂でした。
システムツールは仕掛り中でもリリース期限は容赦なく訪れ、自動システムが未完成の状態でも利用開始情報をWEBにアップ、メール配信でログイン案内されたり、個人情報を慎重に取扱う習慣がとっくに出来上がっている国ですから、フライングは控え目に心得て頂きたいと切望してしまいます。

2021年12月時点でログイン成功できましたので、ようやく実現に至ったようです。

マイナポータルは、PCとスマートフォン、いずれかで個人のマイナンバーカード認証を行います。
PCの場合は、Felicaなどカードリーダーを接続することでマイナンバーカードのIC情報を認識できます。
スマートフォン(Android、iPhone等)の場合は、

無料専用アプリ「マイナポータル・アプリ」をインストール

NFC(Near Field communication 近距離無線通信)を有効にする ↓

マイナンバーカードを作成した時に設定した、4桁パスワードを入力


マイナポータル ログインを押下、マイナンバーカードをスマホ画面にかざして読み取り


認証されたら、個人情報の登録内容を閲覧できるようになっています。

WEBポータルのマイページ、SNS、アプリゲームやYouTube、就活サイト、WEBバンキングやWEBトレーディングアプリ、あるいは生命保険、損害保険などのマイページなどでも、最近はPCやスマホで自分の情報を管理したり更新したり見慣れていると思います。マイナポータルも同様ですが、端末ログイン認証にマイナンバーカードを使うというのにひと手間かかります。健康保険証だけでなく、納税情報、年金情報など、事務処理済みの個人情報がスマホ画面で各メニューごとに閲覧でき、また閲覧履歴削除も可能でした。会社まかせ、お役所まかせの
自分自身の 個人情報を、今後は自己管理できると思います。