「EXCEL WORKSHOP TRIAL」カテゴリーアーカイブ

EXCEL3:税込金額、税抜金額

1万円のものを買うのに、1万円では買えません。消費税率10%が加算されますので、予定していたより思いがけず高額な支払いになる気がしますが、

1万円の消費税10%は 

10,000×10/100=1,000円

税抜金額 + 消費税 = 税込金額

(元の値段) 10,000 + (消費税) 1,000 = (税込) 11,000円

それでは、

税込金額が1万円 の場合、

 10,000円 = (税込)  10,000円  -  消費税10%

ですので、1万円 ÷(割る)1.1 で計算すると、税抜きの元の値段は、

 9090.9090…円

消費税10% は、 

(上記の値段)9090.9090…円 × 10/100  = 909.0909… 円

端数処理しないまま加算すると、

9090.9090…円 + 909.0909… 円 =10,000円

間違いなく税込金額 1万円 ですが、

小数点以下は現金ではないので、四捨五入して整数にすると、

(税抜)9090.9090…円 = 9,091円

(消費税)909.0909… 円 = 909円

9,091円+909円 =10,000円 

たしかに税込1万円で合っています。

支払う金額が税込みで書かれていて、元の値段はいくらだろう、と計算しなければならない場合、あらかじめ数式を準備しておくとよいです。この様な時に、マクロで数式を作っておくと使えるかもしれません。

EXCEL3:消費税10% 軽減税率8%

消費税が8%から10%、2%増税が実施されたのは
2019年10月からですが、

消費税率引き上げの経緯
3% 1989年4月~
5% 1997年4月~
8% 2014年4月~
10% 2019年10月~

税率5%を企んで、事前に3%導入、3%というのは 2.5%の切り上げ、8%は7.5%の切り上げ、という説もあるとか。消費税8%の計算に慣れたニッポン社会は、キリのいい税率10%など物足りない..

2019年10月消費税率10%引き上げにともない、消費税増税による消費者の負担を軽減するための、軽減税率が導入されています。飲食料品など一部生活必需品の税率を8%に据え置きされています。対象品目は、

飲食料品(酒類を除く): 米、肉、魚、野菜、果物、パン類、菓子類、ミネラルウォーターなど。ただし、飲食料品でも、外食やケータリング等は軽減税率の対象には含まれません。
週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)

飲食店や食料品売場では、軽減税率と標準税率を区別できるPOSレジのシステム導入して、消費税10%と軽減税率8%がの品目の合計金額が明記されているレシートの発行が必要です。

飲食店(外食)店内10%
テイクアウト 8%
宅配・出前 8%

スーパー・コンビニ(弁当など)
イートイン 10%
持ち帰り  8%

店内ご利用ですか?お持ち帰りですか?と尋ねるレジ係スタッフさんが、イートイン10%かテイクアウト8%か、レジに入力しているのだと思います。店内のイートインコーナーのドリップ珈琲など店外に出て食べ歩きすると10%かもしれないし、ペットボトルや缶コーヒーを購入して店内設置のベンチ等で飲んでも8%かも。
食料品とドリンク、パンやお菓子などたくさん買い物してレジ袋(使い捨てのポリ袋)を購入したとき、レシートを見ると食料品は8%、レジ袋分だけ10%と区別されていた、と気付きます。

EXCEL3:ピボットテーブルでスライサー

ピボットテーブルで「スライサー」を使ってみます。スライサーはフィルター機能、Excelに組込まれているデータベース用ツールです。マクロは使っていません。

ピボットテーブルのどこかセルを選択して、

挿入→ (フィルター)  →スライサー でフィールド名リスト一覧が出てきますが、挿入が可能なスライサー名です。いずれかにチェックを入れ→OKを押下すると、ピボットテーブルの傍らにスライサーが挿入されます。ドラッグで任意の位置に移動ができます。複数スライサーを設定すると、連動します。

フィールド名のボタンをワンタッチで、サクッとデータ抽出

EXCEL3:新SPILL機能を攻略

最近Win PCでEXCELが操作しづらいと感じている人はOfficeが新しすぎるかも。Office365や2021でセルに数式を作ると自動的に配列が現れたりする、フィルコピー等しなくても出来る..
エクセルが頑張ってそこらへんまでやってくれるので、こっちが慣れれば作業が短縮されると思う

EXCEL3:保存しないで閉じる

開いたEXCEL、保存しないで閉じる

共有ファイル管理に挑む

→結合を解除した
→抽出条件を変更した
→範囲選択コピー操作をしたまんま
→見やすいようにセルに背景色を付けた

元どおりの状態に戻す
保存しない
スリリングな情報取得

自動保存がはじまらないうち、意識的に素早く用件を足して閉じる

EXCEL3:なにか表を作る

EXCEL表を作る。
EXCEL表にすると、あとで検索できるので便利です。

過去の履歴職歴など詳細まで思い出して年月行の表にしてみる。
期間 事業者名 内容 場所 メンバー(人数) 費用等

別シート表アドレス帳
名刺や受信メールの署名など

別シート表に裏リスト
ランチメニュー、店名、カロリー、金額、評価☆☆☆☆☆

そのほか..

※出品したいモノリスト
※お買い物欲しい物リスト
※お出掛け記録、行きたい行ってみたい場所
※読書、映画、音楽視聴、スポーツ観戦リスト等など

思いつくまま作表して保存しておきます。

エクセル表は1シートごとに1つの表、
途中に空白行を挿入しない表にします。

オートフィルターで検索、データ抽出したりというときに、その理由が分かります。

EXCEL3:名刺を自作すると..

EXCELで、またはWORDでも
名刺テンプレートは印刷すればどっちでも構いません。

自作名刺を作る。

在宅ワークオフィスの屋号を考え
役職名”代表””マネージャー””ディレクター”などと好きに入力
裏面に簡単なプロフを箇条書き
仕事で何をやってるか、何ができるか..

自作した名刺を保存しておくと、だんだんその気になってくる..

EXCEL3:それが出来ても無償

技術系って
スキル高いほど給料よくて
勉強すれば儲かるかも

HTML
CSS
JavaScript

それに、
AccessVBA
ExcelVBA

解っていて それで
ビジネスマナー
ローマ字入力
計算が合ってて
人より先に電話とる

VBA書かなきゃ間に合わないって時に、密かにコードを書いて、実行
作業終えて屋根に掛けたハシゴ外す様に、コード解放して、帰る

EXCEL2:3つ選んで並べ替える

2018年5月JRA 恒例によりG1オークスを予想していて、ネット投票で単勝1枚100円購入、人気ナンバーワンの3歳牝馬が1着、単勝170円の予想が当たって70円の儲け! 今回はそういうささやかな話をしてみたいと思います。

18頭の中から1着(2着と、あと3着)を予想するわけですが、ひいきの1頭とかジョッキーを頼みにしているとか、投票券を購入すると配当金が戻ってくることがあるのが楽しみです。当たらない馬券は買わなければ損しない、など当たり前の話ですが、1回でも当たりを買った経験があると、よそうと思いつつまた予想して購入するのでしょう。

配当金は出走前に公開されるオッズというデータ数値を参照して、勝ち馬が当たればオッズの割で払戻し金額が決まります。投票券を購入した金額を集めて、勝ち馬予想が的中した人に配当金が払い戻しされる、という仕組みです。オッズを買えば、ということになるでしょうか。オッズの数値が高いなら、たくさん買っておいて当たれば一攫千金の大儲け(元が取りかえせる)という考え方も一理ありなのでしょうが、少額であっても結果がプラスなら儲けですので、損得勘定は一意に比べられないものです。

G1レースなど結果をニュースで見て勝者の名前を知っているし勝者を称えるという機会は多いですが、レース前に今回出場する全員のデータを閲覧していて、勝者を予想していなくてもあとで結果だけ見るというのも案外、予想に強くなるかもしれません。予想が当たるというのは嬉しいものです。

オッズは2日前に公開され、レース直前までデータ数値は動いていて、オッズ順は多少入れ替わることもあります。レースに出走する馬はオッズが分かりませんので、オッズを見ているのは人間の方です。予想が当たる可能性ですが、人気順の数値から気にしてみると、はじめてでも取っ掛かりやすいと思います。1日1拠点で12Rのうち、各出走データ表をナナメ読みして、1番人気のオッズの数字とこの表全体のオッズの意味をざっと流して予想します。

たとえば、18頭のうち、単勝1番人気が1着になるかどうか。
単勝1番人気が1着になる、とピンときたら、100円購入。
単勝1番人気が1着にならない、なんだか迷うと思ったら、購入しない。損しなければ丸儲け、消極的な考え方ですけどネガティブではないと思います。

自分の予想が当たれば、払戻し金額はオッズで決まっていますから、全予想が当たった場合の儲けの金額はあらかじめ分かっているはずです。12Rのうち100円購入できた金額を合計して、払戻し全額と相殺します。また、購入しなかったけど予想が当たった分についても追記しておくと、あとで自分の予想的中確率を計算ことも出来るでしょう。
とくにG1メインレースは波乱があって、単勝1番人気が当然というのもレースが終わってみなければ分かりません。地味なレースでは1番人気のオッズもやや高めのことがありますし、確実に予想が的中すれば儲けも確実でしょう。
また12Rで各レース単勝1点買いのみ単純計算で購入金額1,200円ですが、予算1,000円として見てるだけの2Rを選ぶ、というのもなかなか簡単ではないと思います。ギャンブルにしない秘訣は、データ分析して計画的に投票に参加しているとそのうちあまり迷わななくなるし、損しなくなるかもしれません。

さて、単勝1番人気が1着にならないの場合、つまり今まで通りのということでよいわけですがまずは100円購入から。当然迷わず掛ける(ひいきの馬とかジョッキーとか)なら勝てばすごく嬉しいですが負けても楽しい、オッズなどメモ程度で、そんな数字はあとから気にすれば良いのです。あるいは、ファンにとっては本命というひいきに掛けるわけですから、ルール通り100円購入ではなく、別途1000円購入してお祝いするとか、あるいは200円にして差をつけて思い入れてみるというのもアリでしょう。

ところで、3連単について。
上記の単勝1点購入の方法で考えると、1着は決まっているので、同様にあと2つ選んで、どっちが2着か決めればよいのでしょう。
ExcelのFACT関数(数値の階乗を求める)も、 COMBIN関数(総数から指定した個数を選択したときの組み合わせの総数を求める)やPERMUT関数(指定した標本数から抜き取り数で指定した個数を選択した場合の順列を返す)など難しい数式もなにも必要ないと思います。
3連単は予算外で自主購入などとします。予想的中すれば1,000円購入して、週明け遊んで暮らせるはずなのでしょうけど。

同様に、WIN5 というユニーク企画も続いているようですが、12Rから5つ勝者を選ぶのはなかなかシンドいかもしれません。

EXCEL:冷蔵庫を買い替えした話

この春に、奮発して15年使った3ドア冷蔵庫を最新モデルの6ドアに買い替えしました。
前回買い替えの時は、冷蔵庫と洗濯機がいっぺんに故障して、どちらから先に買おうか迷いました。しばらくの間キッチンに、電源が入らなくなって役に立たない冷蔵庫が置かれていて、とても不便な思いをした記憶があります。
今回はまだまだ氷もできるし問題なく冷えるし、そこそこ使える状態で買い物をしました。電源が入らなるまで使い切ったわけではありませんが、4-5年前から冷蔵室の扉のパッキンが破れて付きが悪くなり、ときどききちんと扉が閉まらず半開きになっていたことがあり、その頃一度買い替えを考えましたが、しっかり押さえて扉を閉めたり騙しだまし使えていたので、なんとなくやり過ごしていました。数ヶ月前に冷蔵庫から時々ブーンと異音がするようになり、いつか突然使えなくなるかもしれないとまた気になりだしました。

何度か家電量販店の店頭に出掛け、予算10万円前後と言って店員さんといろいろ喋ったり、家でパンフレットを眺めたりWEBショップの価格を見比べたり。完全に故障する前に買い替えを考えるのは楽しいものですが、昨日も今日もたぶん明日も日常には支障なく冷蔵庫が使えているので、いつ買うか、という決め手がないまま意外に延び延びになってきます。故障して完全に使えなくなるというのはひとつの目安と思います。キャンペーンとか今週から急に値段が安くなるとか、そういったきっかけになる情報がなければ、今日買おう、と乗り気になりません。
家電製品の中でとくに冷蔵庫は、サーバーの様な役割があるような気がします。新しい家電製品は性能が良い新製品は「年間の電気代」が相当安くなるようです。5年10年補償が付いているし、とりあえずの中古品を安く購入したとしても、古い部品の在庫切れが早まり、IoT対応でなくても、他の家電製品と共存する消費電力や燃費効率が時代遅れとなるかもしれませんし、またいつ故障するかわかりません。

結局、店頭で20000ポイント付与という条件に同意して、10万円前後の予算を大幅にオーバーする新モデルを購入することにしました。ついでにこれまで20年超ながらく借入れしていた残高と口座を清算し、月払ローンを冷蔵庫のクレジット・リボルビング支払いに一括しました。

10日待って新しい冷凍冷蔵庫が配送されました。宅急便さんが2人で新築の引越しみたいに、家の中の天井や壁にぶつかったりしないように上を見たり横を見たりソロソロと慎重にキッチンまで運んでセッティングまでしてくれました。6ドア冷蔵庫は小分けして冷凍冷蔵する機能が充実しているのが最初は面倒で、扉を開けたらスイカ丸ごと置けそうな3ドアが懐かしくなりますが、冷蔵庫の操作に馴れるようにいろいろと食材も買って来なければなりませんし、新しい家電が来ると気分に余裕ができる代わりに、何故か頭の中が忙しくなってきます。満足できる買い物をするとその後の生活もすっかり変わってしまいそうです。

EXCEL2:どのカテゴリに属するか

EXCELの仕事をしていると言ったらパソコンワークでよいのでしょうが、パソコンでEXCEL作業する仕事はいまや、どんな業界の会社のどのセクションでもあり、ではないかと思います。
仕事で使用するEXCELについては、データベース名や業務システムツール等で入力出力して事務処理されるデータの意味をよく知らなくても、作業マニュアルという教科書があれば、業種とか職種に携わることが出来てしまう、その時その時の勤務先で、社会の中のどのようなカテゴリに属してしまっていることか。
EXCELオペレーションというレベルはもはや職業には至らないでしょうし、EXCELの仕組みをよく知っていて操作が得意だったり業務ツールを開発していたとしても、EXCELに関して先生という職業に就いているわけではないみたいです。IT系の先生だった人が、ある会社では不覚にも事務員であったり、あるところではその会社から見ればセールスマンだったりするわけではないのでしょうか。

属性 property
そのものに備わっている固有の性質・特徴。

EXCEL2:Formula R2D2

いつもご訪問ありがとうございます。
当ブログは毎月20日頃を目標に配信をしております。
来年も変わらず更新をと思っております。
今後ともどうぞよろしく御願い申し上げます。

[ExcelDB Workshop Trial2 管理者]

EXCEL2:背景ランチボックス

EXCEL2013,2016では、EXCELのタイトルバーに背景イラストを設定できます。
[ファイル] -[情報] -[アカウント]
または、
[ファイル] -[情報] -[オプション] -[基本設定] -[MicrosoftOfficeのユーザ設定]
から、15種類の「Officeの背景」と、3種類の「Officeのテーマ」(背景色:白、濃淡グレー)を選択できます。

PCでEXCELの背景とテーマの設定を変更すると、WordやPowerPointも同じ背景とテーマになっています。また、Microsoftアカウントでサインインしている他のPCのOfficeも同じ背景とテーマになります。ただし、サインインしているタブレット端末やスマートフォンのEXCELアプリには、背景の設定はありませんでした。

それではまず、Officeのテーマの方の設定を変更してみます。既定は「白」なので、「薄い灰色」と「濃い灰色」に切り替えしてみます。「薄い灰色」では、背景なしだとほとんどイメージが変わりません。背景を設定するとき、タイトルバーに現れる背景のイメージがはっきりします。
つぎに「濃い灰色」に設定すると、EXCELのイメージカラーの緑色の部分が濃いグレー色に変わってしまいます。タイトルバーやステータスバーも緑色ではなくなり、全体的にEXCELらしくないイメージです。メニュータブをクリックするとき、タブやシート名の文字色がEXCELの緑色で、ファイルタブを開いた時の左側のメニューがグレー色で、マウスオーバーで項目名をポイントするときEXCELのイメージカラー緑色の表示が出てきます。

それから「Officeの背景」の方を選択してみます。セルのスタイルや条件付き書式で表のカラースケールのイメージをマウスオーバーで選択できるように、Officeの背景のプルダウンで背景の名前にマウスを合わせると、各イメージが確認できます。

背景なし
カリグラフィ
ランチボックス

円と縞模様
回路
学用品
幾何学模様
手書きのダイヤモンド
手書きの円

水中

年輪
麦わら

Windowsテーマとかスクリーンセーバーより種類がたくさん、プルダウンメニューのそれぞれの名前を選んで、実際タイトルバーに出てくる背景イメージを予想出来ないかもしれません。ハイセンスなデザインからキュートでポップ、手書き風イラストまで揃っています。「ランチボックス」などは顔がついているイラストで、しかも「濃い灰色」に設定すると、だいぶEXCELらしくないと思います。

背景イメージを変えてみることで、ちょっと気分が変わって仕事の能率が上がったり良いアイディアが浮かんだりするかもしれません。

EXCEL2:テキストボックス VS 文字の割付

ワークシートで、作業マニュアルやコメント付きの図表など、説明のための文章を配置したり、EXCELドキュメントで読みもの資料を作成する場合の内容です。

まず、以下のEXCELの機能を比較してみます。

■ セルの書式設定 の「折り返して全体を表示する」(セル内の配置は上詰め、、)

■ フィル の「文字の割付」(2007はフィル「両端揃え」)

■ テキストボックス のオプション 「テキストを図形からはみ出して表示する」

いずれも、行の高さをワークシートの規定値(13.50)などとして条件を揃えて考えます。

セルの書式設定では、セル内に文章データを貼付けして行幅列幅を調整すると、ひとつのセル内でテキストボックスの様に文章の改行など調整できますが、表データと文章データのセル位置を計画的にレイアウトしなければなりません。

その点、フィルの「文字の割付」を活用すると、前述のセル内の文章データを適当な位置に調整して、表の周辺に文章を配置する事ができるようになります。ただし、「選択範囲の下のセルに上書きします」というダイヤログが出ますので、下行が空白の位置での操作でなければ他のデータが消えてしまうことがあります。

テキストボックス挿入の場合、ワークシート上に図表を配置して、あとから文章データを自在に配置できます。「はみ出して表示」の機能は、セル内で「折返して全体を表示」するとレイアウトが狂ってしまうため、行間を元に戻し、1行目を表示、それから文章全体を表示させて文章のボリュームを見てフォントなど調整します。

行間は、フォームのレイアウトのイメージにも活用できると思います。はみ出した文章は、スクロールして全体表示する部分になります。

「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」の方にチェックを入れてしまうと、文字列の幅に合わせてテキストボックスサイズが自動調整されますが、チェックを外すことで、先ほどの位置には戻りません。

「文字の割付」では、セル幅を狭めて改行するように複数行の文章データにしたり、複数行を横長の幅の1行に調整することもできます。たとえば、1文字分の列幅にして「文字の割付」操作をすると、文字列ではうまくいきますが、英数字の場合はあらかじめ各文字ごとにスペースを入れるなどの操作をしなければ成功しませんでした。

また、この場合の改行とは、お馴染みのALT + Enter セル内でテキストを手動で強制的に改行する機能とは異なります。

EXCEL2:パスワード非表示にできない

EXCELでパスワード「0000」を「****」 や「●●●●」 と非表示にするなら、
ユーザフォームで PasswordCharプロパティ に「*」 「●」など記号を入力する方法がある、と言えばよいと思いますが、
VBAの方でなければ、ワークシートのセルに入力した半角文字を、
指定記号1文字で置き換え、パスワードの文字を非表示にすることなど出来なかったでしょうか。
日常的に当たり前のように運用されていることで、入力したパスワードの文字を記号*(アスタリスク)などに置き換え、同じ*文字でパスワード文字数表示する程度のこと、EXCELなら出来ないはずはないと感じますが、実際そのような方法がないみたいです。

パスワードの文字数にこだわらなければ、可能な例があります。
書式設定のユーザ定義で設定できるようです。
;;;
セミコロンを3度打つと、文字入力したブランクになります。
表示形式は、コードをセミコロンで区切って
正の値;負の値;ゼロの値;テキスト
という順序で定義できるため、記号;の前後になにも入力せずに書式設定すれば、セルになにを入力しても空白になる、というわけです。

上記を応用して、
**;**;**;**
のようにセルの書式設定すると、入力したセルに****アスタリスク記号がセル幅に並び、セルに入力した文字を非表示にすることができます。
ちなみに記号;の前後の*アスタリスク記号は、1つ目と2つ目で役割が異なり、
*●;
2つ目の*を●など別の記号に置き換えると、セルの表示が●●●●になっています。

そのほかWEB検索して探してみると、仕掛けのあるセルがある行や列を非表示にする方法や、また、入力文字のフォント色を「白」にして背景「白」のワークシート上で保護色に設定することで、入力データを一見見えづらく隠すような方法など、業務データ加工シートでわりとよく使われているやり方が挙げられていますが、これらは「パスワードを非表示にする」に適しているかどうか。

EXCEL2:リードオンリー 読み取り専用

EXCELを開いて、タイトルバーのファイル名に[読み取り専用]が付いている場合、ブックのデータや設定状態等をプレビューすることができます。
データがファイルサーバにありEXCELが「共有」されていると、[読み取り専用]がよく出てきます。メンバーの誰かそのEXCELを開いても読み取り専用中なら、データの内容を編集(改ざん)や削除される心配はありません。
ですが、この場合、ファイルサーバにあるEXCELをその日1番最初に開いた者に編集できる権限を付けてしまうことになるかもしれません。逆に言えば、共有データはメンバーが各々のPCでそれぞれに同様の更新をしなくてもよいわけですが、たとえばサーバとクライアントPCの同期が編集データを保存した時刻のだいぶ後になり、共有データを後から閲覧した担当でないメンバーが別PCから気を利かせて同じシートを更新していたり、という事が起こりますので、[読み取り専用]にしておく場合をあらかじめ想定した方が賢明かもしれません。

EXCELは[読み取り専用]の状態でデータ編集をして保存しようとするときに、(ブック名が yomisen.xlsxの場合)

– yomisen.xlsxは、読み取り専用です。コピーを保存するには、[OK]をクリックし、[名前を付けて保存]ダイアログボックスで新しい名前を保存してください。

OKで編集作業を続行しようとすると、[名前を付けて保存]ダイアログボックスに、

– コピーyomitori.xlsx

すでに新しい名前が付いて保存する準備が出来ていて、EXCELにブックの保存を誘導されているかのようです。あと、OKをクリックするだけの操作です。少し考えれば、保存した後で「コピー」という部分を消して、ファイルサーバのEXCELをあとで上書きすることも可能でしょう。

ところで、[読み取り専用]はEXCELブック単体でも、ファイルのプロバティで「属性:読み取り専用」チェックボックスにチェックを入れることで実行できます。

また、名前を付けて保存の全般オプションに「読み取り専用を推奨する」チェックボックスがあります。条件付きで読み取り専用で開きたいと操作すれば読み取り専用で開くことが出来ます。
あるいは、「書き込みパスワード」が設定してある時、同様に読み取り専用で開くことができるボタンがあります。

書き込みパスワードは、ファイルを開く時にパスワードを要求されるダイヤログが出てきます。これだけでいったんセキュリティが高くなっていると言えると思います。まずファイルを開く操作をしようとすると、なにやらダイヤログがうざったく言ってくるのが面倒なので、よく読まなければよくわからないので問い合わせをして指示がなければ余計なことはいたしません、となるべきですが、共有に馴れてくるとパスワードを知り得た某メンバーは、パスワードを書換えて保存するかもしれません。書き込みパスワードは、編集する時や保存する時点でアラートもなにももう出てこないので、書き込みパスワードを通過すれば通常のEXCELと同じです。
そうなると、書き込みパスワードよりも校閲-「シートの保護」の設定の方が、各メンバー任意の編集、不意のデータ書込みや書換え等現データ状態をより確実に保護することができる様に感じてしまいます。

あるいは、全般オプションで「読み取りパスワード」の設定もできますが、ファイルを開くときのパスワードで、この場合[読み取り専用]にはなりませんので、ファイルを開くことができればデータを編集して保存したりも可能です。
EXCEL2010以降、ファイル-情報の「ブックの保護」で「パスワードを使用して暗号化」というメニューがありますが、「読み取りパスワード」の設定や解除と同じ操作の様です。

EXCEL2:拡張子の表示非表示

前回の投稿(2017/6/23配信「互換モードの解除」)で旧ヴァージョンのEXCELで開くEXCELブックと、Office2013で開く事ができるようにコピーした作ったブックの名前に各々.xlsx が付いていることに気付いたので、Windowsで拡張子を表示する設定にしてみました。

それぞれブック名が
Note2017.xlsx.xls
Note2017.xlsx.xlsx

となっていました。

拡張子の表示非表示を切り替える操作パネルは「フォルダオプション」にあります。Windows10では、フォルダを開いてファイルメニューの「フォルダーと検索のオプションの変更」で「フォルダオプション」が開きますが、
Windows10のコントロールパネルには「フォルダオプション」は無く、「エクスプローラーのオプション」がありますが、名前が異なるだけで同じ操作画面のようです。

ちなみに、画面上で拡張子を表示する設定は、エクスプローラーのオプション(フォルダオプション)の表示タブの詳細設定で、「登録されている拡張子は表示しない」の既定のチェックを外して適用でOKです。

hide file extensions for known file types

hide は隠す、つまり「非表示」の意味ですから、「拡張子の非表示」オンでOKになっている設定をオフに切り替えしますが、
私たちは当たり前のように日本語訳の画面を見ていて、「拡張子は表示しない」を「しない」にすることで「拡張子を表示する」設定に切替えすることになるので、日本語で書かれた詳細設定画面はやや回りくどくて戸惑うかもしれません。

余談ですが、画面上で拡張子が表示されたので、名前の変更で拡張子も書き換えできます。
.xls の拡張子の最後に x を追加して .xlsx にすると
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」
とダイアログが出てきますが、
はい で操作をすすめると、画面上のアイコンが新ヴァージョンの.xlsxアイコンに変わりますので、ダブルクリックで開く操作をすると、

「Excelでファイル xlsx.xlsx を開くことができません。ファイルまたはファイル拡張子が正しくありません。ファイルが破損しておらず、ファイル拡張子とファイル形式が一致していることを確認してください。」

ワークシートを開くことはできませんでした。

以前のヴァージョンでは、.xlsを .docや .ppt .txtなどと拡張子を変更してみると、各アプリケーションで開いてEXCELワークシートのデータが表示されましたが、最近は文字コードを引継ぐなど各々の機能で曖昧に変換できなくなっているかもしれません。

一方もともt .xlsx のブック名 の方で拡張子の最後の x を消して .xls にすると、
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」
とダイアログが出てきますが、
はい で操作をすすめると、画面上のアイコンが旧ヴァージョンの.xlsアイコンに変わりますので、ダブルクリックで開く操作をすると、

「開こうとしているファイル .xls の形式は、ファイル拡張子が示す形式と異なります。このファイルを開く前に、ファイルが破損していないこと、信頼できる発行元からのファイルであることを確認してください。ファイルを今すぐ開きますか?」

はい、いいえ、ヘルプ ボタンから選択できますが、はいで操作をすすめると、
ワークシートが開いて、新ヴァージョン(.xlsx) のワークシートの内容を、旧ヴァージョン(.xls) で開くことができました。

EXCEL2:互換モードの解除

自分のHomePCはWin8をWin10にアップグレードして、Office2007とOffice2013をインストールしていて、ここ数年OLDデータフォルダをOneDrive他Webクラウドに移し、PCで作成したEXCELデータを印刷して持ち出さなくても、たとえば外出先でスマホアプリで閲覧できるようになっています。

OneDriveで一番よく使うExcel某データシートは当初OfficeXpで作成、2002からはじまっていて最新データが2017、、以降今後も更新が続く予定のデータシートであり、10年以上前に作成した.xlsのアイコンのExcelブック(97-2003)をダブルクリックして開くとき、MyHomePCではExcel2007の方が起動します。
保存の種類を 「Excel 97-2003 ブック」から .xlsx ヴァージョンの「Excel ブック」 に変更して保存しましたが、以降 .xlsxヴァージョン にしてもExcel2007で開くので、その都度互換性の確認ダイアログを習慣的にスキップして、新データを追加更新をしばらく繰り返していました。
フォルダには同じブック名で拡張子が異なるの新旧ブックが存在していて、いずれかのブックでデータ追加をしているはずで、なんとなくメモ書き程度という意識のデータ追加更新を繰返し、Webクラウド上で同期もとれていなかったりという状況でした。

このようなとき、開いたEXCELで ファイル >情報 を見ると、
ファイル名の直下に

>互換モード >変換

が表示されているかもしれません。正方形の「変換」ボタンを押すと、以下のわりと長い文章が書かれています。

「Officeの以前のバージョンで作業する際に問題が起きないようにするため、一部の新機能が無効になっています。このファイルを変換すると、これらの機能は有効になりますが、レイアウトの変更が必要になる場合があります。
この処理では、ブックが最新のファイル形式に変換されます。変換されると、EXCELのすべての新機能を使用できるようになり、ファイルサイズが小さくなります。変換後は、元にブックは削除され、復元することができません。」

「復元することができない」という警告はいちおう一瞬気に留めますが、Oldバージョンのブックのバックアップが今後必ずしも必要ではないので、と判断します。その理由は、アプリ以前のバージョンのEXCEL自体を使う機会が無くなり、ユーザである自分としては、データそのものが今後も引続きEXCELで開いていつもどおりに閲覧更新できればよいから、ということになります。

「変換」ボタンを押す操作で、名前を付けて保存の画面で、ファイル名に拡張子 .xlsx が付き、Excelブックで保存になっています。

保存の操作を実行すると
「ブックが正常に現在のファイル形式に変換されました。現在のファイル形式の新しい機能と拡張された機能を使用するには、ブックを閉じて再度開く必要があります。今すぐブックを閉じて再度開きますか?」

「はい」を押すと、EXCELが上記の作業を自動的に実行しますが、ブックの開き直しという簡単な作業でもやってもらえるというのは、意外に気分がよいものです。

以上で、互換モードの解除が完了すると、互換モード >変換 は情報の画面に出現しなくなっています。変換の操作を経て互換性の解除を済ませないと、互換モードが出ているかもしれません。

しかし、互換性チェックを試してみると、ファイルがバージョンアップされているのではないことが解ります。

情報 >ブックの検査 >問題のチェック >互換性チェック で
「再現性の低下」
出現数 48

と相変わらず出ています。おもに書式に関する問題でデータそのものに影響はないので大した問題ではないのですが、互換モードの解除で互換性の問題が解決しているわけではない様です。

ちなみに、「互換性チェック」では以下の問題点が挙げられてきます。

「再現性の低下」 Minor loss of fidelity
「機能の大幅な損失」 Significant loss of functionality

日本語訳を見ると大問題の様に感じます。どちらかと言えば現在のバージョンで作成したファイルを、別場所のPCが以前のWindowsOSバージョンで、開こうとしたときにありそうな問題ですが、作成したバージョンでなければ開いて閲覧できないということは、明らかにバージョンアップを意味していると思います。

EXCEL2:使用可能メモリに依存

Sheets.Visible = False

エクセルのワークシートは、何シートまで追加できるか?

Office Supportによると、「Excel の仕様および制限」
ブックのシート:  使用可能メモリに依存 (既定値は 1シート)

と書かれていて、最大何シートまでというシート数という値ではなく、つまり、シート自体にも容量があるわけですから数は無制限に追加できるわけではなく、適当にシートのコピーして追加しただけでもう保存が出来なくなったり、エクセルが開かなくなったりすることもあるかもしれないということで、何シートの数というより、1ブックの各ワークシートにどれだけのデータ量を留めておくか、に関わってくるようです。

シートをどんどん追加して、シート数を増やしても、各シートの名前の「シートタブ」は縮小されず、左端シートタブのさらに左方にある三角印(シート見出しスクロール)のあたりで右クリックすれば、全体のシート名一覧が見られます。

シート数を追加して、〇年〇月-〇月分などと優先的にいつも見たいシート以外は非表示にしておいたり、また、集計などの隠しシートを作る場合もありますが、再表示するときに1シートずつ表示する操作になるため、シートの表示非表示の際に便利なマクロなど、用意しておきたいです。

EXCEL2:クリップアートは?

2010以前のEXCELでは、ワークシート上にクリップアートが簡単に挿入できたのですが、2013以降「オンライン画像」というメニューから、すべての画像一覧がWEB検索(bing)で、選択した画像をワークシートに挿入、インターネット接続していなければ画像を探すことができません。

「クリップアート」は、Office2013メニューから消えてしまいましたが、オンライン画像メニューから、bingでキーワード検索される「すべて」の画像のうち、「種類」-「クリップアート」に分類され、存在しています。インターネットに接続した状態でOffice.comから直接クリップアートを検索する仕様に変わっています。挿絵サイズのイラスト画像からワイドモニター背景サイズなど、キーワード検索結果の画面に画像が続々表示されてきますので、使用したい画像の左上チェックボックスをオンにして、挿入ボタンをクリックすることで簡単に画像が手に入ります。

ところで、オンライン画像、bing検索結果のフィルターに、ライセンス-「クリエイティブ・コモンズ」というメニューがあります。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスというのは、画像をWEB登録してダウンロードサービスで著作物を、WEB公開して共有、配布している側の権利を明示しているわけで、オンライン画像を無料で使用するユーザは、あまりこだわらずに手軽にお気に入り画像にチェックを入れて、ワークシート上に挿入しMyPCのEXCELなどに保存するものだと思います。

また、クリエイティブ コモンズ ライセンスと呼ばれる著作物利用方式基準の中の詳細に4つの条件があり、各々マークで区別があるのだそうで、

表示 : 著作権所有者を表示する
非営利: 商用で使用できない
改変禁止: 一切加工できない
継承 : 著作権放棄、制限無しで自由に使える

WEB検索結果画面に提供される数々の画像のうち、いわゆる著作権フリー無料素材というのはどれなのか、また、クリエイティブ・コモンズ以外は、bingでたまたまWeb検索されたどこかのWEBサイトの画像なのかしら、と。一般ユーザは当然公開されているルールをよく読まなければならないと思いますが、たとえば個人のHOME-PCでインターネット環境があって、EXCELで作成しているドキュメントやテンプレートのワークシートに挿入してクラウドに保存したり、仕事用の資料に使ったりして良いのかどうか。クリップアート自体も、いわゆる著作権フリー素材ではなかったとしたら、どのような利用方法なら大丈夫なのかしら、などとちょっと気になってしまいます。

EXCEL2:サンプリング /統計関数で統計学事始め

まず、統計学入門のページを検索すると、2つのキーワードが出てきます。

母集団(population), 標本(sample)

「エクセル関数」から「統計関数」を抽出し、簡単な分類を試してみました。

■ 統計関数で知っている。使ったことがある。
データ個数(5)
COUNT COUNTA COUNTBLANK COUNTIF COUNTIFS
平均値 (5)
AVERAGE AVERAGEA AVERAGEIF AVERAGEIFS TRIMMEAN
最大値と最小値 (4)
MAX MAXA MIN MINA
順位 (5)
LARGE SMALL RANK RANK.EQ RANK.AVG

■ 情報処理技術者試験で学習。実務でも一部使ったことがある。
分散 (6)
VAR.P VARP VARPA VAR VAR.S VARA
標準偏差 (6)
STDEV.P STDEVP STDEVPA STDEV STDEV.S STDEVA

■ 実務で使ったことはないが、統計関数で知っている
中央値と最頻値 (4)
MEDIAN MODE MODE.SNGL MODE.MULT
度数分布 :区間配列 (1)
FREQUENCY
平均値(相乗平均)(調和平均) (2)
GEOMEAN HARMEAN
平均偏差 (1)
AVEDEV
百分位数 (6) :率
PERCENTILE PERCENTILE.INC PERCENTILE.EXC
PERCENTRANK PERCENTRANK.INC PERCENTRANK.EXC
四分位数 (3) :戻り値(0%,25%,50%,75%,100%)
QUARTILE QUARTILE.INC QUARTILE.EXC

■ サンプル例によっては説明を読めば理解はできる。専門的で手ごたえがある。
変動 (1)
DEVSQ
標準化変量 (1)
STANDARDIZE
歪度、尖度 (3)
SKEW SKEW.P KURT
相関係数 (2)
CORREL PEARSON
共分散 (3) :
COVAR COVARIANCE.P COVARIANCE.S
二項分布 (8) :成功率
BINOM.DIST BINOMDIST BINOM.DIST.RANGE BINOM.INV CRITBINOM
NEGBINOM.DIST NEGBINOMDIST
超幾何分布 (2) :母集団、標本数
HYPGEOM.DIST HYPGEOMDIST
ポアソン分布 (2) :事象の平均
POISSON POISSON.DIST
正規分布 (4) :平均、標準偏差、累積確率
NORM.DIST NORMDIST NORM.INV NORMINV

■ 専門的で、関数を学習してもよく解らない。実例も直観で理解できない。
回帰直線による分析 (6) :予測に使うx
FORECAST TREND SLOPE INTERCEPT LINEST RSQ
指数回帰曲線による予測 (2)
GROWTH LOGEST
正規分布 (10)
NORM.S.DIST NORMSDIST NORM.S.INV NORMSINV PHI GAUSS
LOGNORM.DIST LOGNORMDIST
LOGINV LOGNORM.INV
母集団に対する信頼区間 (3) :有意水準、標準偏差
CONFIDENCE CONFIDENCE.NORM CONFIDENCE.T
下限値〜上限値の確率 (1)
PROB
カイ二乗分布 (6) :自由度
CHISQ.DIST CHIDIST CHISQ.DIST.RT CHISQ.INV CHIINV CHISQ.INV.RT
カイ二乗検定 (2) :実測値、期待値
CHISQ.TEST CHITEST
t分布 (7) :自由度
T.DIST T.DIST.RT T.DIST.2T TDIST T.INV T.INV.2T TINV
t検定 (2) :平均値
T.TEST TTEST
Z検定 (2) :正規母集団の平均
Z.TEST ZTEST
F分布 (6) :自由度
F.DIST F.DIST.RT FDIST F.INV F.INV.RT FINV
F検定 (2) :母分散(帰無仮説)(対立仮説)
F.TEST FTEST
フィッシャー変換 (2) :
FISHER FISHERINV
指数分布関数 (2) :
EXPON.DIST EXPONDIST
ガンマ分布 (7) :
GAMMA GAMMA.DIST GAMMADIST GAMMA.INV GAMMAINV
GAMMALN GAMMALN.PRECISE
ベータ分布 (4) :
BETA.DIST BETADIST BETA.INV BETAINV
ワイブル分布 (2) :
WEIBULL WEIBULL.DIST

今回のところは、以上になります。

EXCEL2:4×3を印刷する

ワークシート上で、単位cm(センチメートル)表示する場合、

<方法1>
ページレイアウト表示にすると、ルーラーは定規の様な目盛りがあり、列番号の上方に水平ルーラー、行番号の左方に垂直ルーラー、各ルーラーの単位を既定の単位から「センチメートル」「ミリメートル」に設定することができます。

ファイル-オプション-詳細設定-表示-ルーラーの単位

エクセルのセルの行の高さの値は「ポイント」で、文字サイズのポイント、
1ポイント=1/72インチ≒0.35mm

新規ワークシートで、行の高さは
13.50 (ポイント)
18ピクセル

と表示されています。たとえば、文字サイズを13.5ポイントに設定してセルに文字入力した場合、セル内で上下の余白がない状態という事です。

ちなみに、新規ワークシートで、列幅は
8.38 (標準フォントの半角文字数) 標準フォントの文字が半角で8文字分が収まるセル幅
72ピクセル

ピクセル単位の方については、また別の機会に調べてみたいと思います。

<方法2>
画像の挿入で保存済みの写真をワークシート上に挿入して、図の書式設定でサイズ変更(単位センチメートル)する。
あるいは、図形の挿入、[四角形]などのオートシェイプをワークシート上に挿入して、図形の書式設定でサイズ変更(単位センチメートル)する。

図(図形)の挿入 - 図(図形)の書式設定 - サイズとプロパティ

上記の方法で、セルを4センチ×3センチ枠を作成してサイズ調整した画像を貼付けしたり、ワークシートに挿入した画像や図形を4センチ×3センチにサイズ調整したり、ということが出来ると思います。

ですが、実際プリンタで印刷してみると、印刷された用紙の図の部分に定規を当てると、4センチ×3センチよりひと回り小さくなってしまいます。
PC画面上で図のサイズを108~110%位に拡大すると、印刷イメージがほぼ4×3センチに合ってきますが、どの程度拡大すれば正確に求める印刷サイズになるかは、使用するPCとプリンタによって異なり、微調整が必要になるかもしれません。

ハガキのサイズやA4やB5など各種ドキュメント様式サイズはもともと決まっていますので、印刷プレビューで既定の用紙サイズ枠が表示されているのですが、同様に4×3センチなどという固定サイズ枠を画面上にあらかじめ作成して、印刷イメージのサイズに当てはめる事などPCならばと容易にできるものと考えますが、あくまでもPC画面上で配置した画像や図形が、単位センチメートルの状態で表示されている、ということではないかと思われます。


運転免許証 縦3.0cm×横2.4cm
履歴書   縦4.0cm×横3.0cm
パスポート 縦4.5cm×横3.5cm
マイナンバーカード縦4.5cm×横3.5cm
※マイナンバーカードには、縦2.75cm 横2.20cmに縮小して貼付されます。

EXCEL2:排他的論理和 XOR関数

EXCEL2013から追加された論理関数、XOR関数について。<タイトルのみ>

XOR関数
読み方 eXclusive OR(エクスクルーシブ オア)
英単語 exclusive 排他的な。閉鎖的な。独占的な。専用 の。

引数 =XOR(論理式1,論理式2,‥論理式254) 254個まで →?
※ 引数が2つの場合は説明できる。3つ以上の場合?

関連 BITXOR関数(エンジニアリング関数 ビット エクスクルーシブ オア)


自分は、WindowsXP、Office2003の頃に受講した地元区立公民館の講習会で「排他的論理和」を勉強しました。言葉は、一度で憶えました。
教室にPCはなく、週1回3ヶ月間、先生は職業訓練校講師、座学でプリント学習、格安の情報処理試験対策講座でしたが、その年の春に情報処理技術者試験に合格しました。

以上

EXCEL2:指数表示 Exponent のE+

EXCELワークシートにデータを貼付けした時、セルの値が通常の数値でなく、
0.00E+00
の様な表記になる経験をした事があるでしょうか。

これは、データが指数表記になっている場合です。

指数表記は、数の表記方法の1つであり、主に非常に大きな、または非常に小さな数を表記する場合に使われるらしいのですが、入力した憶えのないデータが混在しているので戸惑います。12 桁以上の数値に対して、Excelが任意に指数表現をするみたいです。
当該セルをアクティブにして数式バーを見ると、元のデータが表示されています。

Eは、10をn乗すると元の数字を示します。
10 → 1.0E+1(1.0×10の1乗)
100 → 1.0E+2(1.0×10の2乗)
1000 → 1.0E+3(1.0×10の3乗)
1/10 → 1.0E-1(1.0×1/10の1乗)
1/100 → 1.0E-2(1.0×1/10の2乗)
1/1000 → 1.0E-3(1.0×1/10の3乗)

表示形式をリセットするには、[表示形式] を [標準] または[数値]に切替えします。表示形式が [標準] のセルでは、特定の表示形式は使用されません。

表示形式は、Excel が計算を実行するのに使用する実際のセルの値には影響しません。実際の値は、数式バーに表示されます。有効桁数の最大値は 15 桁です。
指数表現の既定では、小数点以下は 2 桁です。

標準の表示形式を、わざわざ指数表記に置き換える場合については、敢えてここでは書きません。

また、この場合の「指数(exponent)」とは、ワークシート上の表記であり、物価指数、知能指数、洗濯指数など、何らかの基準数値に基づいた比率値で状態や傾向を分かりやすく表す「指数(index)」とは別のデータです。

EXCEL2:サムイフ ゆース

機能が同じ関数で同じ名前、単数形の単語にSを付けて複数形を表すような関数名が、Excelのバージョンアップで追加されています。Sを追加して複数の条件に対応できることで、EXCELが相当便利に感じるという印象があります。

SUMIF  SUMIFS (数学関数 2007以降)
COUNTIF COUNTIFS (統計関数 2007以降)
AVRAGEIF AVRAGEIFS (統計関数 2007以降)
COLUMN COLUMNS (行列関数 2007以降)
ROW ROWS (行列関数 2007以降)
DAY DAYS (日付/時刻関数 2013以降)

SUMIF関数は条件を指定して数値を集計する関数ですが、SUMIFS関数のSは「複数の条件」に当たり、データベースの条件で場合分けしながら集計、引数の[条件範囲]と[条件]は127個まで指定できます。また、すべての[条件]に一致したセル範囲の数値、複数の[条件]がAND条件で抽出される値が合計されることになります。

EXCEL2:エクセルどころじゃない

EXCELの良いところばかりを表す、というのが私どもに求められている仕事なのかもしれませんけど、EXCELの弱み、という点を時には指摘しなければならないかもしれません。

EXCELの決定的な弱みは、やはりワークシートに最終行がある、というところだと思います。
6万5536行からEXCELは104万8576行にヴァージョンアップしましたが、取扱い得るデータ件数自体が決められています。アプリケーションに割当てられるメモリ領域やデータ保存可能な容量が割増し、WEBデータベースなどはデータ件数より、料金追加で保存容量を拡張すれば無制限、と呼ばれるご時世ですので。

その点、ACCESSなどデーターベースソフトのテーブルは、行数の制限はありませんので、サーバから年月の範囲等で抽出したデータ件数をあまり気にする事はありません。WORDなどワープロソフトはページで分割されますが、新規文書は元々罫線がなく白紙で、考えようによっては行数に制限は無いでしょうか。また、テキストエディタ、Windowsメモ帳やノートパッドなど、フォントサイズを小さめにしてデータを落とし込むとするとEXCELより大量のデータをEXCELより小サイズで出力できるかもしれません。

もっとも、データを表示させるために開いたテキストエディタで作業するだけで「保存しない」のであれば、大量データ保存に時間がかかる、保存出来ない等のトラブルまで問題にする事もないと思います。

EXCEL2:ダウングレード・ヴァージョン

Excel2013をインストールしているWindows10デスクトップPCが1台と、もう1台中古ノートPCにOffice2007、元々WinXpのPCで、試用版Win7を繰返し使っていたOSがとうとうライセンス制限となっていましたので、この際Win10の方にOffice2007PersonalのDVDからExcel2007をインストールしました。Office2007はWindowsアプリでは無かったはずですが、Win10環境でとても元気よく快速に動作しています。

1台のPCに、Officeの異なるヴァージョンをインストールする場合、自分はインストール先フォルダをあらかじめ作成してバージョン別に分けています。MicrosoftOfficeフォルダの配下に「2013」「2010」「2007」など。Office2003から2007へヴァージョンアップされた頃は、1台のWinXpやWin7のPCに2種類のOfficeヴァージョンを入れておいた方がなにかと便利でしたので、自分の使うPCに複数バージョンのOfficeインストールは不可欠でした。
ただし以前のWinPCではスタートメニューのショートカットまでは整理されずに混ざってしまうので、デスクトップのショートカットからExcelを起動する習慣がありましたが、Win10ではスタートメニューからしっかり異なるヴァージョンメニューを区別します。

しかしながら、1台のPCデスクトップ上のExcelブックを各ヴァージョン切替えて開く事はできません。Excelを起動してから「開く」メニューで既製のExcelブックを選択して開かなければなりません。.xls.xlsxと新旧バージョンで拡張子は違っても、PCで一度開いたヴァージョンのExcelが起動してきます。ファイルごとに各ヴァージョン切替えを記憶して開いてくれる、等という無駄機能がExcelオプションかどこかにあるでしょうか?

EXCEL2:XFD (16,384 列)

「ワークシートに1行、列番号を入力する」
このたび、エクセルで一度やってみたかった事をやってみました。夏休みの自由研究みたいな課題ですが、ワークシートの列番号と同じアルファベット英文字を1行で入力する、という事です。Rio 2016オリンピックを早朝TV観戦しながらWinPCエクセルでワークシートを作成して結果、Twitterに投稿しました。

プログラムは使いません。ワークシートの列番号と同じアルファベット英文字を1行で入力するという、誰にでも出来そうな簡単な事なのですが、上手くやらないとメモリ不足等でエクセルが壊れてしまいます。

ワークシートの行列数は、EXCELの仕様で、

EXCELヴァージョン2007以降
1,048,576 行
16,384 列 XFD 列

EXCELヴァージョン2003以前
65,536 行
256 列 (IV 列 アイヴィ列)

行数は行番号と同じですが、列番号はアルファベットで表記されますので、加工する項目名がAB列とかBI列(それ以降も表がある)などPC画面上で表全体を見ることが出来ない非常に横長の表も時にはあったりします。

以前のヴァージョンの頃テクサポの問合せに、エクセルでは横列で365日データを記録できないのでなんとかならないか等々、勤務中のデスクというユーザ様からキテレツな問合せを受けた様な気がしたものでしたが、現ヴァージョンでは、
16,384列 = 256列 × 64
365 / 16384 ≒ 44.888 、列の方向で充分に40年以上分満たせることになります。

EXCEL2007以降の列番号アルファベットは、Aから3桁までになっています。
A- Z 1~26列 (26列)
AA- ZZ  (26×26= 676列)27~702列
AAA- AZZ(26×26= 676列)703~1378列
BAA- BZZ(26×26= 676列)1379~2054列
CAA-

WAA- WZZ(26×26= 676列)15575~16250列
XAA- XFD (134列)    16251~16384列

オートフィルでA,B,C, のアルファベット連続入力機能は既定では無いので、オプションの詳細設定(全般)「ユーザー設定リストの編集」で並べ替え順や連続データ入力設定で使用するA,B,C,リストを追加して作成します。この追加リストは、大文字小文字いずれかしか登録できないようです。リスト追加後は、全角半角どちらでもオートフィルでA,B,C連続入力できるようになります。

行の方向に、A列:1~ 16384を入力、B列: A~ XFDを作成して、行列を入れ替えて貼付けする方法もあるかと思います。PCのマウス操作だとPC画面上から大幅にスクロール、長時間になるので、キーボードショートカットを使う方が効率的です。

列番号の入力が完了すれば、

DOC 列 は 3097
JPN 列 は 7190
POP 列 は 11222
TCP 列 は 13614
RIO 列 は 12417
UFO 列 は 14367
XYZ 列 は ありません。

2016 は BYN 列
2020 は BYR 列
11111 は PKI 列
12345 は RFU 列

列番号を1行目に作成して、セルを1行すべて埋めてしまいます。
同様に、行番号もA列などに1行入力して、A列セルすべてにデータを入力してみます。このような状態のワークシートに、さらに1列(1行)追加、列挿入あるいは行挿入の操作をすることはできません。下記のような日本語でエラーメッセージが出て、EXCELの仕様制限の警告になります。

「データの消失を防ぐため、空白でないセルをワークシートの外に移動することはできません。新しいセルを挿入する別の場所を選択するか、ワークシートの末尾からデータを削除してください。」

ヴァージョン2003以前の65536行ワークシートにデータを読み込んだ時、インポートデータがすべて取込まれていない場合に、このようなエラーメッセージがわりとよく発生していました。65536 行では日本全国の郵便番号データベースも一括で読み込めず、地域別ワークシートを作成していましたが、現在は、12万件以上の全国郵便番号データが1シートでOKです。

EXCEL2:十六進数

10進数で0から15までの数値を、16進数では

0123456789ABCDEF

と表記します。
16進数の ABCDEF は、10進数の 10~15 で、2桁になると、10(10進数で 16) からそれ以降は、11、12~ 19、1A,1B~  9F(10進数で 159)、A0(10進数で 160)~ FF(10進数で 255)

カラーコード(#000000~ #FFFFFF)が6桁の16進数で表記されるのを御存知だと思いますが、16進数で表記される値を10進数の普通の数値に置き換えたりして、その訳を知りたくなるものでしょう。

#000000  Black: 黒 (10進数で 0, 0, 0)

# 00 00 FF  Blue  (10進数で 0, 0, 255)
# 00 FF 00  Lime  (10進数で 0, 255, 0)
# 00 FF FF  Cyan  (10進数で 0, 255, 255)
# FF 00 00  Red   (10進数で 255, 0, 0)
# FF 00 FF  Magenta (10進数で 255, 0, 255)
# FF FF 00  Yellow (10進数で 255, 255, 0)

#FFFFFF  White: 白 (10進数で 255, 255, 255)

組合せで 256×256×256種類、色の名前が付けられてあるわけではないと思いますが、カラーコードは10進数では、RGB(Red, Green, Blue) 表記になります。

それからIPアドレス、IPv6 は128ビットを16ビットごとに:(コロン)で区切って、16進数で表記されていて、たとえば

2001:0000:0000:0000:aaaa:bbbb:cccc:1111

2001  (10進数で 18,193) (2進数で 10 0000 0000 0001)
0000  (10進数で 10) (2進数で 0 0 0 0)
aaaa  (10進数で 143,690)(2進数で 1010 1010 1010 1010)
bbbb  (10進数で 148,059)(2進数で 1011 1011 1011 1011)
cccc  (10進数で 152,428)(2進数で 1100 1100 1100 1100)
1111  (10進数で 14,369) (2進数で 0001 0001 0001 0001)

さて、
EXCELでは、16進数を変換したい場合の関数があります。
いずれも、エンジニアリング関数に属しています。

■ HEX2DEC関数 : 16進数を10進数に変換する
ヘキサデシマル(hexadecimal 十六進数)・トゥ・デシマル(decimal 十進数)

= HEX2DEC(数値)

■ DEC2HEX関数 : 10 進数を 16 進数に変換する
デシマル (decimal 十進数)・トゥ・ヘキサデシマル(hexadecimal 十六進数)

= DEC2HEX(数値, 桁数)

この場合、求める16進数の桁数をあらかじめ指定しておかなければなりませんので、進数の変換を試すより、数式のセルの値に指定通りの16進数表記にするための関数と思われます。

EXCEL2:Summation, the SUM of

SUM関数の SUM は「Summation」の略語とどこかで読んだかもしれないのですが、
「SUM」自体で単語だそうです。

※以下の()内は引数ではありません。
Summation =the whole sum(総額、総数)

The sum total is 100,000

a big sum(大金)

do a sum(計算する)

a like sum(同額)

某データシートにJOBが来るごとに随時、1行1件ずつデータ情報を追加していくというエクセル表で、毎日退社時は当日データの最終行に当日計の行として、当日分セル範囲を選択してSUM関数で小計、と毎日毎月何行追加になるか分からない、という表を作成していました。

月末には、月末日の当日小計行のさらに1行下、表の最終行を当月計として、

=SUM(月初日1行目:末日最終行)/2

としていました。

各日各データの合計と小計行がダブっているだけだから、というわけです。

EXCEL2:企画だおれ=更新できなかった理由

EXCEL WORKSHOP TRIAL
没ネタ集です。

<1>
タイトル: ミスゼロ%の説得力
企画内容: 作業ミスがゼロ%だという場合、エクセルでは 0.1や0.01を桁上げしている可能性もある。また、本当にミス0(ゼロ)という場合、作業が0(ゼロ)で全く手掛けていない場合も同様と言える。
= ミス件数 / 作業件数 (%)

作業数が0(ゼロ)の時、除算の数式がエラーになるため、エクセルで説明できない。
#DIV/ 0!
= ミス 0件 / 作業 0件

<2>
タイトル: あいまい検索 と 近似一致
企画内容: 近似一致は、VLOOKUP関数の引数、検索の型をTRUEに設定(近似値を含めて検索=TRUE)した時の結果の値のことで、完全一致(FALSE)ではエラー表示になるセルもデータが入って来て、なにか言ってきます。

中には正解もあるのですが、曖昧でも確実になにか言ってくるので「曖昧検索」と思っていたが、EXCELであいまい検索と言うと、VLOOKUP関数の引数、検索値にワイルドカード(*や?)を使った場合など、と言われていますが、
近似一致もEXCELの「あいまい検索」の一例かも知れません。

「曖昧検索」については、WEBサーチエンジン等で、いろいろなサービスや解釈があると思います。

<3>
タイトル: 1900年以前の日付
企画内容: シリアル値は 1900/1/1 を 1 と基準にしているが、それ以前の年月日は数字とスラッシュ記号(/)、セル右寄せで文字列で入力される‥

<4>
タイトル: 校長室からの出題
企画内容: 2000年東京都立校情報教育アドバイザーで出題された実例

以上

EXCEL2:INDIRECT攻略したい

INDIRECTという風変わりな関数に興味があります。二次的な、という意味を持つINDIRECTは、間接的にセル参照する機能を持つ検索関数で、二次関数ではなく、OFFICE Onlineサポートサイトでは、INDIRECT関数は「指定される文字列への参照を返す」と書かれています。
つまり、INDIRECT関数の引数の括弧には、=INDIRECT(A1)などとセル番地が入ることになると思います。A1セルに、表のどこか「セル番地」を文字列で入力しているとき、INDIRECT関数は、引数の参照セルに書かれたセル番地のデータを参照しています。

普通セル参照といえば、A1の値を参照するB1セルに =A1 と入力しますが、
INDIRECT関数の参照元で =A1とすると、数式ですので結果はエラーになります。参照元は文字列で、引数のように「セル番地」を入力するという事です。

また、SUM関数と組み合わせて、セル範囲の合計を計算します。
=SUM(INDIRECT(A1))
A1に、B1:B10 と引数の様に入力したセル範囲の合計値を表示します。
このセル範囲に名前を定義すると、A1に名前で置き換えた選択範囲を計算します。

あるいは、「指定される文字列への参照を返す」ので =INDIRECT(“A1”) と解説している教本の方が多いです。
“A1” と表記するときは、引数が文字列のことですので、A1セルの内容をそのまま参照しています。A1セルが文字列でなくても、数値でも、数値は数値としてそのままA1セルの値が参照されるようです。

参照元表は別シートでも、開いている別ブックでも可能という事です。

=INDIRECT(“A1”)  の場合、セルの絶対参照のように、行列にコピーしてもA1を参照しています。

EXCEL2:見え消しで修正する

WORD文書の編集中に「変更履歴」機能を活用する要領で、EXCELでも同様の校閲作業をしたいので、ワークシートに入力した文章の修正したいセルを、フォントの打ち消し線で「見え消し」にする習慣があるのかもしれません。「見え消し」は、文章校正とはちがいます。

つまり、文書の編集に時間をかける。上書き保存で元々書かれていた文章を消滅させずに、むしろ編集中の作業を明らかに見せる。修正した内容で上書きするなら、あとでもいつでもよいわけです。

EXCELでフォントの打ち消し線は、ショートカットキー ctrl+5(テンキーでなく数字の5、%記号のキー)
ところが、このショートカットキーをWORDで使うと、打ち消し線は出ません。

EXCEL2:ゼロをとる

エクセルでワークシートのゼロ値を表示させない方法は、IF関数を使うなどいくつか御存じだと思いますが、ワークシート上に実際ゼロがある、と空白セルの見分けができなくなってしまいます。
実際に値があるセルなのに非表示にする場合、エクセルが消したゼロの値を忘れていない、という事をどのように知る事ができるでしょう。

たとえば、オプションの詳細設定で「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックボックスをオフにして、ワークシートのゼロ値を非表示にします。元々ゼロが入っていたセルを範囲選択すると、ステータスバーのオートカルクには、データの個数が「カウント」されています。COUNT関数を使っても同様の結果になります。

実際、ゼロ値が何処にあったのか、という場合は、「数式の表示」ボタン(ショートカットキー:Shift+Ctrl+@))で数式と同様に、ワークシートで非表示設定中のゼロ値が表示されるようになります。

別の手段でゼロ値を消す例に、条件付書式で[指定の値がゼロと等しい]場合に、フォントの色をセルの色と同色にすればよい、という考え方もあるかもしれません。この場合セル色を他の色に設定しない限りゼロ値が見えません。
通常のワークシートで、隠しておきたい数式の結果をわざわざフォント色を白に設定して、一見なにもやっていないように消してみせることが可能です。

EXCEL2:トリプルクリック

2月立春を過ぎてウィンタースポーツもそろそろ佳境ですが、早くもフィギュアスケートがシーズンオフの時期になります。今シーズンもフィギュアの選手が大活躍でした。シーズン中に繰返し何度も同じプログラムの演技を見ますが、トップレベルの選手達が世界大会本番を経験するたびに上達して完成度が高く美しい演技を、家にいながら地デジTVで気軽に観覧でき、感動を共有できるのはとても素晴らしいと思います。

フィギュアスケートで難易度が高いと言われる3回転ジャンプ、トリプル・アクセル(基礎点:8.5)は、ダブル・アクセル(既基礎点:3.3)より2倍半くらい得点が高く、また3回転の他のジャンプ(トリプル・トゥループ、基礎点:4.1)の2倍くらいの高得点が期待できるそうです。

さて、大技ではありませんが、パソコンで「トリプルクリック」という操作ができます。
お馴染みのダブルクリックは2回クリックですから、トリプルクリックは連続3回クリックするという操作です。
たとえば、プラウザで閲覧中の文章のどこかをクリック、ダブルクリックすると選択範囲が反転表示されます。さらにトリプルクリックすると文章選択、段落全体が選択範囲になります。

WORD文書でトリプルクリックすると、ブラウザと同様に段落の選択ができますが、さらに左余白にマウスを置いてトリプルクリックすると、「文書全体を選択」という小技になります。

EXCEL使えるトリプルクリックは、EXCELの一番上、メニューバーの一番左のEXCELアイコンの上でトリプルクリックをすると、ブックを閉じる操作になります。アプリケーションを複数起動して右上の閉じるボタンが探せなくなっている時などに便利です。この操作は、EXCELだけでなく、WORDやPOWERPOINTでも同様にできます。

EXCEL2:EXCELで蛍光ペン

EXCELを使っているときに、WORDの機能を探してしまうことがあります。
校閲中に「チェックを黄色でマーク」と蛍光ペンを探して、EXCELには無いので調べてみると、EXCELで使えるペン機能は、ユーザ設定で[リボン]の[新規グループ]に[ペン]を追加します。マウスでドラッグ、ペンでワークシートに書けますが、WORDのマーカーペンとはちがうツールみたいです。ペン機能は、タブレット端末やUSBデバイスのペンタブレットを接続して使う機能のようです。

[校閲タブ]コメントの中央あたりに[インクの表示]という謎のボタンがありますが、追加するペン機能と関連があるみたいです。

エクセルの既定で[ペン]は出ていないので、セル書式でイエローやスカイブルーでセルを[塗りつぶし]した方が効果あるかもしれません。

EXCEL2:残業しにくそうな休み時間

残業しにくそうな勤務時間と休み時間の計算です。

某A社は、勤務時間が7時間30分、昼休みが45分間で
勤務開始 AM 9:00
昼休憩 12:00-12:45
定時はPM17:15、 ですが17:15-17:30 が休憩時間です。
そのあと、17:30-18:00で、朝9時から8時間勤務したところで、18:00以降残業時間となります。
残業する場合は、PM14時頃までにプロジェクトチームごとに、何時まで何名残業になるか申告しなければなりません。

また、某B社は、勤務時間が7時間40分で、昼休みは60分
朝9時から定時17:40の後、残業の場合は夕食休憩が60分、
18;40-19:00までは8時間以内、という事です。

EXCEL2:3ヶ月で3年分という誤算

昨年、平日フルタイム日勤の条件で3年契約の仕事を引き受けたつもりで、実際3ヶ月で契約終了という事が実際に起きました。

研究所に勤務で3年分の見積りがあるという公的な案件でしたので、支給に上限があることが考えられます。ですが、職種に「一般事務」と書かれていたので、平日毎日休まずに勤務できれば以下の様にお給料がもらえる、とまず考えてしまいます。

計算しやすいように、日当1万円(1250円/h×8時間,交通費込)とします。

月20日勤務で日当1万円の場合

1年勤務
1万円×20日/月×12ヶ月 =240万円

2年勤務
1万円×20日/月×24ヶ月 =480万円

3年勤務
1万円×20日/月×36ヶ月 =720万円

しかし、実際は3ヶ月で更新なし契約終了でしたので実際に貰えたお給料は、

1万円×20日/月×3ヶ月 =60万円

ここで、この金額を3年分(36ヶ月)に振り替えてみることにします。

60万円 ÷ 36ヶ月 = 16,666.66円

さらに、

60万円 ÷ 36ヶ月 ÷ 4週 = 4166.66円

16,667円は月給、4,167円は週給で、
たとえば、毎週火曜午後13~17時、週1半日4時間に振り替えると、1,041円

概算で約1,000円という時給らしい値になります。

そのセクションの担当業務、週1半日×3年(36ヶ月)分の見積りを、無理やり前倒して平日フルタイムに振り替え消費した..などと考えられます。

自営でボランティアのシニアコンサルやアドバイザーさん達が、派遣登録して週1(半日)通勤しています。経験豊富で有資格等、現役時代は専門職で先生と呼ばれていたり、中小企業の役員席にいたり、パンフレットやWEBに顔写真付きでプロフィール紹介されていたりします。週一日非常勤で在席できる勤務先があって、しかも公務系で安定報酬が時給千円以上とかいう契約条件ですと、おそらく高倍率、空き待ち殺到の超人気案件かもしれません。

研究所で「一般事務」とは、「研究職」「開発職」と区別されます。しかも、相談やアドバイザーの仕事で見習いのうちは、既存の条件を満たす実績と認められるまで、充分な実務経験を積まなければなりません。夢うつつお仕事を引き受けると、ほとんど無償で強制的に働くような過酷な案件を案内されているかもしれません。

◇改編予告 ◇英語表示ポップヒント

毎度ご訪問ありがとうございます。
毎日100以上アクセス(ページ/日)御覧いただいてます。
(以前のアクセス解析プラグインが見当たらずグラフプレビューできません)

当ブログの改編を考えています。
予告なくタイトルや公開ページが変更になる場合があります。またRSSフィードご利用の方はNotFoundが表示されたり、同じ本文が別タイトルで配信される事があります。ご不便をお掛けしまして恐縮ですが、あしからずご了承下さい。今後ともどうぞよろしくお願いします。

◆目標にしている変更ポイント
-タイトルのナンバー(EXCEL◇No)を中止する。
-同じ内容の本文を統合する。字数制限は課題にしていません。
-カテゴリを編集する。
-タグを検索用に更新する。(英語、日本語キーワード)
-Google翻訳で英訳チェック、本文中で英訳に向かない言い回しなどを修正する。
-実例サンプルは公開しないが、本文に関連する画像イメージなど追加もできる。

「英語表示ポップヒント」

WordPressを始めた頃、Wordpress本体を英語バージョンで見ていました。Win8やWin10もトライアル版で英語でした。メニューや操作方法を英語版で見るとき、私たちは英語で操作を理解しますが、英語で書いてみるとすると、翻訳ソフトの表現で一応満足するかもしれませんが、回りくどい言い方をしているかもしれません。仕事で使うなら、専門の用語の言い回しを学ばなければなりません。

日本語版ソフトなら戸惑わないで操作できると思いますが、メニュー名など日本語で一瞬でも見ているから、条件反射的に操作できるのだと思います。ちなみに、EXCELで日本語版を使用しながら専門的な言語を気にしたいなら、つまり日本語メニューのまま英語表示も見たい場合は、Excelオプションの[言語]の設定で切り替えできます。

ポップヒントを英語にする小技: ボタン、タブ、およびヘルプの言語の優先順位を設定 で「表示言語をMicrosoft Windowsと同じにする」を既定にする。

[グーグルマップ ストリートビュー]

Googleエンジンで、G-mailやGoogle翻訳、Googleマップをよく活用しています。
何処にも行けない時には、Googleマップのストリートビューでバーチャル世界旅行できます。先週はワシントンD.Cのマップを見ました。2月の気候はとても寒く、空港に雪が積って飛行機がずいぶん遅れたそうです。
Googleマップストリートビューはリアルタイムのイメージではないので、いつ見ても時間や季節が同じ写真ですが、現地の景観をリアルに見ることが出来ます。

EXCEL2:開かないで見る

前回の「いまさら、エクセルとは」のうち「ニコニコ大百科」で検索した「EXCELとは」のページで、「ExcelとWindows」という見出しの続きに、

>面白いことにこのExcel、元はMac専用に開発されたソフトだったりする。

とか書かれていて、http://dic.nicovideo.jp/a/excel
Mac専用 Excel4.0 、1.44MB FD対応,漢字Talk 6.0.7: 4MB以上..
201602日本公開の映画「スティーブ・ジョブズ」を見ましたが、映画に登場しているAppleⅡでも動作するというソフトです。

自分は、Excel 5.0を持っていました。ネットのフリマで譲ってもらったのですが、フルセットで立派な箱入りでした。 WindowsPCのExcel97,2000と比較したりしましたが、Excel5.0をインストールしていた Macintosh Performa(PPC)を使わなくなってからExcel5.0をヤフオクに出品して、落札者の方に感激されました。

「ExecuteExcel4Macro」について。

シートの追加の操作の時に、シートタブを右クリック-挿入メニューに「Excel4.0マクロ」シートのアイコンがあります。Excel4.0で使われていたマクロが、今の新しいExcelのバージョンでも使えるようになっているわけですが、VBAで ExecuteExcel4Macro というコードを書くと、Excel4.0のマクロを実行します。

ExecuteExcel4Macro でたとえば、他のExcelブックを開かないでSheet1のデータを見たい、というマクロを実行する事ができます。Excelを開かずにそのブックのパスを書いて、マクロを実行したワークシートでデータを表示させることができます。

WORDの差し込み印刷に、EXCELを開かないでワークシートの表データを呼び出す機能がありますが、共用サーバ上のデータなどExcelを開かずにリストを取り出すことが出来れば大変便利だからと活用したくなるのですが、ExecuteExcel4Macro を書くときには、充分な動作確認が必要と思います。古いプログラムなので万能ではなく、思いがけない事態が起こる可能性があります。

※参考 「エクセルで4.0マクロ」について。
http://excel4macro.blog86.fc2.com/

EXCEL:いまさら「エクセルとは」

2000~2001年、約2年OAインストラクターを初体験しました。公務公共にIT導入支援というプロジェクトは縁の下の力仕事なみ、とてもやりがいがありましたが、それ以降OAインスト職はなかなか決まりませんでした。インストラクター職にこだわって勉強を続けるよりも、EXCELを活用するオフィスワークを希望して、派遣でOAオペレータ職にエントリーして就業先を紹介してもらいました。インストラクターは、EXCELテキストのサンプル例しか知りません。お仕事でEXCEL表を使っている受講生の質問に、自信を持って対応できなかったからです。

IT講師を続けていたら、EXCELやWORD、ACCESSも、それほど理解出来なかったかもしれません。オフィスワークで使うPCは、とても貴重な経験でした。

2005年頃に再び、新宿の某ビジネススクール主催で都立校OAインストの求人情報をWEBサイト見ました。ちょっと懐かしくなって面接希望、各現場1名のスタッフが、知恵を出し合える情報交換掲示板などが用意されていると伺いました。面接担当の先生と、いろいろ思い出ばなしになりました。

2010年、都内某ビジネススクールで「職業訓練認定校」のパソコン講師募集の情報を見て、面接を受け、説明会に参加、5年に1度インストラクターの機会が巡ってくる、東京都立校でOAインスト以来10年ぶりに、いままでの自分自身を振り返る意味で、OA講師にエントリーしてみました。
面接の当日出題は「WORDかEXCELで、5分くらいのデモ講義をやって下さい」というものでした。EXCELを選んで、会議室で3人の面接担当の前に立ち、ノートPCのEXCELを立ち上げてプロジェクタに映った白紙のワークシートを見て、うまく説明できない状況だけれど、喋れなくなっている自分に気が付きました。上手に喋ろうと緊張していたのではなく、どういえばいいのか「教えたくないな」とふと思ったのです。
3名の面接担当の方々を目前に、 準備していた内容をその場で変更、その時思いついたネタを話してみました。それがEXCEL WORKSHOP の EXCELの初回タイトル「A列に連番」

デモ講義で「EXCELとは、」と切り出してから、5分間がやたらと長く感じました。IT講師を引き受けた初心者の頃は、堂々と120分の講義を気持ちよく余裕でやりきれたのに、と。

実際、1ヶ月契約した職業訓練認定校のサブ講師を単発2日間出勤して、他の待機中のベテランの方に代わっていただきました。OA講師を希望して登録していて、出番を待っている先生方は大勢いらっしゃると思います。

また、就活中の職業訓練校の受講生のみなさんは、はじめてPC操作を教わるわけではないと思うのですが、初心に還って、最初からPC操作を習うように、黙々と受講しています。講師だけを続けて来られた先生方には、かなわないかなと思います。

せっかく10年ぶりにOA講師の職場に戻れたのですが、あの頃の自分に戻れる気がしなかったのです。事務職やOA職で、WindowsPCやネットワークを学んで、実践的な端末操作を身につけてしまっているので、改めて「パソコンを教科書で教える」こととはまた別の、パソコンの面白さを、教えられない職場だったと感じました。

職業訓練が、どんな雰囲気でどんな受講生が来ているのか、興味があっただけかもしれません。勤務中に、別件応募していた他社からの電話連絡を受けてしまったり、短期の案件だったので、どちらも掛け持ちでやれないかな、などと曖昧な返事をしていました。

自分の代わりは、誰でもやれるという気もします。

「EXCELとは」

Webサーチエンジンで用語の意味を調べたいとき、「何々とは」と調べたい用語のあとに「とは」と続けて入力すると、その言葉が含まれているページの中からさらに、主に用語の語彙について書かれているページが優先的に表示される、という事です。
キーワードによっては、カタログや価格表など商用ページに数多く含まれるものがあるからだと思います。

「エクセルとは」「EXCELとは」で、検索された出てきた結果のページのうち、本文の1行目を書き出してみました。

>Google
エクセル(Excel)は、Windows(基本ソフト、OS)でおなじみの米国Microsoft社が開発したアプリケーションソフト(応用ソフト)です。

>PC玉手箱TOP
エクセルとは・・・
表を作成し、データの集計や分析を行うことができるソフトウェアです。

>ニコニコ大百科
Excelは正式名称”Microsoft Office Excel(マイクロソフト・オフィス・エクセル)”といい、Microsoft Officeを構成する一連のアプリケーションの中でも、Microsoft Wordと並んでその中心的存在となっている。

>Yahoo知恵袋、エクセルとワードの違い
エクセル=表計算ソフトの事で、請求書や見積もり書 などの作成に使います。表の作成で計算式が入ります。

>>Yahoo知恵袋、エクセルとワードの違い
エクセルは表計算、グラフ作成、関数計などが出来、家計簿、グラフ作成、経理で役立ちます。マクロと言う機能もあり知識があれば非常に役立つソフトです。

>できるネット Excel(エクセル)とは
「Microsoft Excel」(マイクロソフトエクセル)は、ビジネスの現場で広く使われている表計算ソフトウェアです。データを表にまとめて関数で計算を行ったり、グラフを作成したりできます。

>Wikipedia
Microsoft Excel(マイクロソフト・エクセル)は、マイクロソフトがWindows及びMac OS向けに販売している表計算ソフトである。

以上

EXCEL2:分数式をレイアウトする

EXCELのワークシートは分数式の入力に向かないし、EXCELでは単純に分数の計算がまったくできないならば話は簡単なのですが、セルの書式を[分数]にして、計算できるといえば出来てしまうので、エクセルで分数もできるとなると説明がかなり億劫です。
 

レポート作成するために分数式を表記しなければならないとしたら、数式テンプレートを呼び出す方法があります。[挿入]-[記号と特殊文字]-[数式] を展開すると分数式テンプレートが現れます。(これは、EXCELだけでなくWORDやPowerPointでも同様に出来ます。)この方法では、ワークシート上で分数式を計算する機能はありません。オブジェクトとして分数式をレイアウトしますので、レポートの図式をデザインできると思います。

また、[挿入]-[オブジェクト]のリストから[Microsoft数式 3.0]を選択すると、記号ツールバーと、PowerPointのプレースホルダのような枠線が出てきます。ツールバーに様々な数式入力に対応できる数学記号、分数用のボタンも見つかると思います。数式エディタを起動して、数式を作成してワークシートにコピペして配置できますが、既定で枠線の色が付くので、用途によっては枠線の色を非表示にするのが手間かもしれません。
 

もっと単純に、EXCELで分数のまま記録しておきたい場合ですが、たとえば、単純に1/2(2分の1、小数で0.5と同じ値)を入力したいのですが、2分の1 とそのまま 1/2 とベタ打ちすると1月2日になっています。

このあたりからEXCELは面倒くさいので、エクセル自体の仕様を知っていてあげなければ、という事態です。

あらためてセルに、1/2 を入力してみることにします。

セルをアクティブにして、半角スペース1回、そのあと 1/2 と入力すると、日付(1月2日)になりません。1/2 はセルの左寄り、[文字]として入力されています。もう少し分数らしく表現するには、セル書式からフォントの設定で、1を上付き、2を下付きにする、などとよく言われています。

セルをアクティブにして、0の値を入力してから、上記と同様、スペースを1回、1/2 と入力すると、1/2 が右寄りになります。計算が出来るのは、セルの右寄り、つまり数値として入力できた場合です。この場合は、上付き、下付きの設定が出来ませんのでちがいがお分かりになるかと思います。

EXCEL2:開発タブを追加する

ExcelでVBエディター(VisualBasic for Applications)を開くとき自分は、Alt + F11 ショートカットキーを使いますのであまり気にしていなかったのですが、最近のEXCELでマクロ(VBA)を使うなら、[開発]タブを追加するという一手間がかかります。

WinXpの頃は、エクセルマクロといえば、ツールメニューにマクロ-VBA-VBEditorというメニューがありましたが、Excel2007以降、Officeのメニューがタブ(リボン)に変わってから、なんだかマクロから遠ざかってしまったという方もいると思います。[表示]タブを開いて、一番右に[マクロ]があるけど使いづらい気がする、やっぱり以前のバージョンとエクセル自体のイメージが変わってから張り合いがなくなって、等々。

最近のEXCELは既定(デフォルト)で[開発]タブがオフになっていますので、オプションで追加します。
マクロを使わない人には見えなくてよいので、教えなくて済む設定です。
Excel2007では、オプションの基本設定に[開発]タブをリボンに表示する、というチェックボックスがありましたが、2010以降は、オプションで[リボンのユーザ設定]の画面右窓、メインタブの[開発]のチェックが外れていますので、クリックしてチェックを入れます。

社内PCで[開発]タブが設定できるのであれば、マクロを組んで試用してみても構わない環境だと思います。[開発]タブが表示されるかどうか、システム管理者が監視しているかもしれませんが、そのPCユーザはマクロが使えるというアピールになると思います。

EXCEL2:机上で表計算

国家資格である情報処理技術者試験で「表計算」が出題されていたのは、21世紀初期のITニッポン社会までの話でだったのかも知れませんが、IPAのルールが刷新され世代は元に戻せないものだとしても、いっとき猛勉強したわけですから、一度取得した資格で充分通用するものだと思います。情処は午前午後ともペーパー試験のみですから試験会場にパソコンはなく、端末のエクセルを見ずに机上で問題用紙とペンだけで表計算するわけです。ペーパーに書かれている問題を実際にパソコンで実行すればそうなるはずなので、操作を試してみる必要はないはずなのですが。「表計算」だとその手のコトバが和風で、エクセルから見る人は咄嗟にマウスが動かないかもしれません。
ちなみに情報処理技術者試験で午後問は、大問に小問か複数出題があり、問1の回答を問2で使う要領なので、小問1でミスしているとそれ以降の回答は全滅になるし、しかも超速で制限時間との闘いで迷わず回答しないと、見直していたりうろたえてたりすると間に合わなくて、自分は2度目の受験で初級を取得しましたが未だ10年未満、申込みは4度、2、3度目は受験料を振り込んだだけであとから仕事の日程と重なってしまい、3年越しでした。

表計算 EXCEL,LOTUS1-2-3,,
複写 (コピー)
縦方向複写
横方向複写
絶対参照
相対参照
抽出
射影 (列の選択)
選択 (行の選択)
合計 SUM
平均 AVARAGE
標準偏差 STDEVP
個数 COUNT
条件付個数COUNTIF
表引き INDEX
垂直照合 VLOOKUP
論理積 AND
論理和 OR
否定 NOT
平方根 SQRT
整数部 INT
剰余 MOD
絶対値 ABS
判断文 IF
多重判断文IF(入れ子)
切り上げ ROUNDUP
切り捨て ROUNDDOWN
四捨五入 ROUND
順位 RANK
乱数 RAND

EXCEL:一番速い!OneStop Solution

ワンストップサービスとは、一度の手続きで、必要とする関連作業をすべて完了させられるように設計されたサービスのこと。特に様々な行政手続きをいっぺんに行える「ワンストップ行政サービス」のことを指す場合が多い(e-words)と言われています。

one stop solution

ワンストップは「1箇所」で「一括して」、ソリューションは「問題解決」できる事などです。

「ワンストップ・ビリング」
請求書の処理等を、取引先ごとに会社全体、部署別、顧客別、ジャンル別など詳細データを振分け、また多彩な決済手段(現金支払、クレジットカード、口座振替、コンビニ支払、電子マネー決済など)についても、ワンストップサービス対応という事になります。

「ワンストップ・ショップ」
ワンストップ・ショッピングとは様々な商品を1ヶ所で買い求めること、(オンラインストアの1Clickといえば Amazon.co.jpの商標で、Apple Store が1Clickのライセンスを取得してのWebサービスの様ですが、)たとえば、電話で受発注できるシステムでは、1本の電話で予約注文すると保留中に在庫確認、担当者手配あるいは発注仮手配や、納期の確認まで出来るサービスがあります。

ですから、電話問合せ受信1件ごとに連絡先を聞いて折返しの電話連絡で回答する対応より、1通話で相談事の解決まで至る方がスピーディというばかりでなく、お客様から掛かってきた1通話の電話代で一件落着ということになりますので、one stop で頑張って対応できた分、電話代もかからずに済み、通信コスト削減というメリットに繋がってきます。

毎度お待たせしない素早い対応が好評、ひとたび体験すると病みつきになる、とお客様に絶賛され高評価を戴けるワンストップ・ソリューションにおいて、さらに一番速い!を目指すなら、自分の仕事で取扱う専門知識くらいすべてアタマの中にあれば可能、という単純な事かもしれません。

EXCELの場合では、たとえば、EXCELのワークシート1枚に全項目貼付け作業するなど、全体データベース表(実表)を作成した場合、オートフィルター機能で各列キーワード検索になるより、EXCELの検索メニュー(ctrl ∔ f)を使うと一手間で済みます。

EXCEL2:空ファイルサイズ

PCデスクトップにOfficeアプリの新規ファイルを作成する場合、いくつか方法があると思いますが、

1、スタートメニューのOfficeから起動して新規ファイルを作成、または、既存のファイルを起動中に新規ファイルを作成する。
2、PCデスクトップ上で右クリックメニュー、新規作成からOfficeアプリを選択する。

新規のワークシートで入力も何も作業しない、空ファイルの状態でデスクトップに保存すると、上記1は「Book1」で、2は「新規 Microsoft Excel Worksheet」という名前です。

さらに、保存したファイルの「プロパティ」でファイルの容量を気にしてみることにします。自分のPCでいずれのExcelでも「デスクトップ上のサイズ」が8KBと表示されています。
「ファイルサイズ」の方は、「Book1」が「新規 Microsoft Excel Worksheet」より値が大きくなっています。

また、たとえば、何も文字入力していない空のエディター(メモ帳など)は0KBなので、何も作業していないExcelは書式やツール等初期値に何か含まれているのかと思われるのですが、同様の作業をWordで実行すると、「新規 Microsoft Word Document」は0KBになるので、Wordはエディター類と同様と思われます。

ワークシートに何か文字入力すると、文字数分のバイト数、容量が大きくなりますが、入力した文字を削除(delete)しても元のサイズの値に戻らず、文字入力された情報は残されている可能性があります。しかし、ワークシートを削除してファイルサイズの値を見ると、データを削除したサイズより値が小さくなるので、入力されたデータが丸ごと消去され、初期の状態に戻っているかもしれません。

ちなみに、ファイル名はファイルサイズと無関係みたいです。

 

EXCEL ☆マクロ実行用

マクロで作業するには、[マクロ]の画面で実行の操作をします。

[マクロ]→[マクロの表示]→[マクロ名]→[実行]

マウス操作自体が、億劫になります。
1度きりの作業ならと思います。

[ショートカット][キーボードの割当て]を設定すると、1度の操作でマクロが実行できます。
マクロに、キーボード・ショートカットを割当てしますが、[ctrl +  ] などとあれば、CTRLキーを押しながらどれか他のキーを押す時、マクロ実行できるように設定します。
ctrl + X 切り取り ctrl + C コピー ctrl + V 貼り付け などは、よく使うWindowsPCのキーボード・ショートカットになりますが、EXCELで指定したマクロ名を実行する時に、これらのショートカットと操作が混乱しないように、別のキーを割当てすることが多いです。XやCなどを指定すると、XやCキーで切り取りやコピーの操作が無効になっていて、EXCELの作業中にEXCELをいったん閉じなければならないかもしれません。

ツールボックスの[ボタン]や、図形描画の任意の図形をワークシート上に挿入、配置して、右クリックメニューで[マクロの登録][マクロ名]を選択します。[ボタン]や[図形]は文字列が入力できるので、マクロ名でなくても、マクロ操作に名前を付けることができます。[ボタン]や[図形]を押して、登録したマクロを実行します。

EXCEL☆相対参照でマクロ記録

繰り返しの単調な作業をマクロ登録して、作業の効率化、マクロの記録を設定してから、今やっている作業をあと1回やればいい、操作後にいったん手を止めて[マクロの終了]マクロ名を付けて保存(Macro1など)します。

次の作業から、マクロ名を選択して実行します。作業ミスも起こらなくて済みます。

[相対参照で記録]のボタンが気になると思います。

相対参照を押さなければ[絶対参照]

相対参照を押すと[相対参照]でマクロを記録します。

マクロに記録する際の操作は同じですが、VBAに記述されるコードが違ってきます。

[絶対参照]の場合は、

マクロの記録の際に[A1セル]をアクティブにして作業を開始するとき、VBAコードに[A1]と固定したセル番地が記述されます。

[相対参照で記録]の場合は、A1セルを選択してマクロ記録しても、ActiveCellと記述されています。A5セルでも、B10セルでも、同じです。

作業中のワークシート表で、どのような作業をしているかで[相対参照]をオンにすべきか、しなくてよいのか、どうすればいいのかとなると思います。

[相対参照]でマクロ登録した作業シートは、作業開始のセルを、その都度確認します。

シート上に複数の表で作業する場合、それぞれの表の位置で作業開始するActiveCellをセル選択することになりますし、各表は同じサイズの列・行(同じタイトル行)である必要があります。

EXCEL WORKSHOP本文を 英語翻訳→日本語翻訳

Wordpresトライアル、ExcelWorkshop改訂中です。数多くの海外コメントを処理作業しながら考え、本文をWEB翻訳で英語訳してみることで日本語で投稿した自分のポストの本文を大幅に修正しています。英語訳を読んだ後で英語文全文をWeb翻訳にコピペして日本語翻訳を表示させます。翻訳された日本語でEXCEL WORKSHOPが読めればOK、という手順です。

Googl翻訳ページを使用して「Excel1 A列に連番」から過去投稿順で作業します。たとえば、「A列」ではEXCELの説明としては英文に翻訳すると読取り難いようなので「列A」と置き換えました。
(☆印が◇印に変更されているポストが作業済みです。)

当ポストは書下ろしで、まだ上記のWEB翻訳作業をしていません。

EXCEL:PIVOT する

Pivot とは、「方向転換」「路線変更」あるいは「軌道修正」などの意味があり、機を逃さずPivotすることで、成功を得る企業や人があるそうです。

Excel のPivot Tableはクロス集計機能で、TableをPivotさせてPreview、集計表の見た目を変えてしまいます。元のエクセル表と内容は同じものです。

EXCEL:MOBILEでEXCEL

iPhone6 をdocomoショップで購入、春割キャンペーン中で本体価格が格安でした。スマートフォンはアプリをインストールすると、持ち主の使い途や趣味に合わせカスタマイズしたり機能追加できますが、私はさっそく、Microsoft Excelアプリをインストールしてみました。HomePCのMyDataと共有して、たとえば外出先でログインパスワードを忘れた時などに見れると思います。iPhone はApp Storeで「Excel」を検索してインストール、Microsoftアカウント認証でExcelがiPhoneで、無料でそのまますぐ使えるようになります。既定は読み取り専用ですが上書き保存もできますし、保存先はiPhone本体からクラウドサービス(OneDrive, Dropbox)に移動できます。OneDrive BuisinessでなければOffice365も不要です。

EXCEL◇ ANDでもORでもなく

AND検索、OR検索という検索方法が、WEBサイトで当たり前です。EXCELやACCESSでは、AND、ORでキーワード検索することができないので、不便に感じる事があります。

条件項目の列が1列、2列、、とあり、1列目のキーワード検索結果を抽出したまま、2列目で同じキーワードを検索した場合、1度目の抽出で非表示の行に該当のキーワードがあると、結果が不足しています。

各列の抽出データ以外の値をそれぞれ消して(空白セルにして)

=1列&2列  を追加する事を考えますが、各列にダブりがある場合に要求される値にする必要があります。

ピボットテーブルを作成すると、プレビューして、各列の該当データがあるかないか調べることができ、COUNTIF関数のような個数(カウント)まで見ることができます。

EXCEL◇ VBAでマージする

EXCELワークシートで、既定の請求書フォーマット、A4縦、1ページで印刷する帳票が出来ていて、印刷実行します。発行するたびに、案件別に保存する必要はありません。前回の送付先や顧客No、請求明細や金額などを消去したり、上書して発行する、という作業を引継ぎしていました。

今回の請求書は、明細や金額を上書きして、送付先が前回のままだったり、日付が古いままだったりと、注意深く書き直さなければ、馴れてもまだまだミスを繰返します。多忙でしたが、ほかの作業の合間に、請求書発行をマクロ(VBA)にすることを考えていました。

受注Noを発行する「受注シート」の表データから、VBAで「受注シート」と「帳票シート」を連携したいと思います。

帳票フォーマットで、受注NO、送付宛先、件名、請求明細、金額、等はセル番地が決まっているので、受注Noを検索して抽出される各データを一括コピーする仕組み、まではよかったのですが、「請求書」は、金額の列が2行結合されていて、マクロを試してみると[セル結合]の部分を飛ばしてしまいました。

結合を解除して、金額データをコピーした後に、再び元の様式で結合(マージ)するように書き換えると、うまく動作しました。

EXCEL◇ 表頭を列番号にして参照するVLOOKUP関数の試み

PCで運用できるホスト系業務システム、IBM iAccess for Windows は未経験でしたが、IBM系の運用を教わって、はじめて操作したことで、いままで考えつかなかった様な事を思い付いたりします。

VLOOKUP関数の引数、表頭を[列番号]にして参照する

顧客情報を新規登録する入力画面ですが、

ホスト画面に行番号が表示されるシステムがありますが、今回のIBM系システム画面は、横長の向きに列番号が出てくる仕様です。行・列のLOOKUP、座標で入力開始位置など、デザインが可能です。

EXCELで列番号が使える場合、たとえば[VLOOKUP関数] 

=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)で、参照元表の複数列を一括して抽出したい場合、引数のうち「列番号」左端列から何列目を見るか、列ごとに列番号を書き直さなければなりません。

数式をコピーするとき、引数に「列番号」の値を入力すると、固定されたままですので、列番号を表頭に入力することで参照セルがコピーされる、と考えたわけです。

数式を1行分作った後、全行分の数式コピーをするので、引数は相対参照にする必要があると思います。

EXCEL◇エクセル関数の読み方(五十音順)

<参考資料>

EXCEL関数全事典(インプレスジャパン)EXCEL関数小事典(技術評論社)

EXCEL技道場

EXCEL関数 読み方 
五十音順
ACOSアーク・コサイン
ACOTアーク・コタンジェント
ASINアーク・サイン
ATANアーク・タンジェント
ATAN2アーク・タンジェント・トゥ
RTDアール・ティー・ディー
IRRアイ・アール・アール
ISO.CEILINGアイ・エス・オー・シーリング
ISOWEEKNUMアイエスオー・ウイークナム
AGGREGATEアグリゲート
ACCRINTアクルード・インタレスト
ACCRINTMアクルード・インタレスト・アット・マテュリティ
ASCアスキー
UPPERアッパー
ADDRESSアドレス
ABSアブソルート
AVERAGEアベレージ
AVERAGEIFアベレージ・イフ
AVERAGEIFSアベレージ・イフ・エス
AVERAGEAアベレージ・エー
AVEDEVアベレージ・ディービエイション
AMORDEGRCアモルティスモン・デグレシフ・コンタビリテ
AMORLINCアモルティスモン・リネール・コンタビリテ
ARABICアラビック
HOURアワー
ANDアンド
EVENイーブン
YIELDイールド
YIELDMATイールド・アット・マチュリティ
EXACTイグザクト
EXPイクスポネンシャル
ISEVENイズ・イーブン
ISNAイズ・エヌ・エー
ISERRイズ・エラー
ISERRORイズ・エラー
ISODDイズ・オッド
ISTEXTイズ・テキスト
ISNUMBERイズ・ナンバー
ISNONTEXTイズ・ノンテキスト
ISFORMULAイズ・フォーミュラ
FORMULATEXTイズ・フォーミュラ・テキスト
ISBLANKイズ・ブランク
ISPMTイズ・ペイメント
ISREFイズ・リファレンス
ISLOGICALイズ・ロジカル
IFイフ
IFERRORイフ・エラー
IFNAイフ・ノン・アプリカブル
EFFECTイフェクティブ・アニュアル・イールド
IMAGINARYイマジナリー
IMARGUMENTイマジナリー・アーギュメント
IMABSイマジナリー・アブソルート
IMEXPイマジナリー・エクスポネンシャル
IMCSCイマジナリー・コカセント
IMCOSイマジナリー・コサイン
IMCOTイマジナリー・コタンジェント
IMCONJUGATEイマジナリー・コンジュゲイト
IMSINイマジナリー・サイン
IMSUBイマジナリー・サブトラクト
IMSUMイマジナリー・サム
IMSQRTイマジナリー・スクエア・ルート
IMSECイマジナリー・セカント
IMTANイマジナリー・タンジェント
IMDIVイマジナリー・ディバイデッド・クオウシェント
IMPOWERイマジナリー・パワー
IMPRODUCTイマジナリー・プロダクト
IMLOG10イマジナリー・ベース・テン・ログ
IMLOG2イマジナリー・ベース・トゥ・ログ
IMREALイマジナリー・リアル
IMLNイマジナリー・ログ・ナチュラル
YEARイヤー
YEARFRACイヤー・フラクション
INTERCEPTインターセプト
INDIRECTインダイレクト
IPMTインタレスト・ペイメント
INTRATEインタレスト・レート
INTインティジャー
INDEXインデックス
INFOインフォ
WEEKNUMウィーク・ナンバー
WEEKDAYウィークデイ
WEBSERVICEウェブサービス
HLOOKUPエイチ・ルックアップ
XORエクスクルーシブ・オア
XIRRエクストラ・アイ・アール・アール
XNPVエクストラ・ネット・プレズント・バリュー
EDATEエクスピレイション・デイト
EXPON.DISTエクスポーネンシャル・ディストリビューション
EXPONDISTエクスポネンシャル・ディストリビューション
NAエヌ・エー
F.INVエフ・インバース
FINVエフ・インバース
F.INV.RTエフ・インバース・ライトテイルド
F.DISTエフ・ディストリビューション
FDISTエフ・ディストリビューション
F.DIST.RTエフ・ディストリビューション・ライトテイルド
F.TESTエフ・テスト
FTESTエフ・テスト
ERROR.TYPEエラー・タイプ
ERFエラー・ファンクション
ERFC.PRECISEエラー・ファンクション・シー・プリサイス
ERF.PRECISEエラー・ファンクション・プリサイス
AREASエリアズ
LCMエル・シー・エム
YENエン
ENCODEURLエンコード・ユーアールエル
EOMONTHエンド・オブ・マンス
ORオア
OCT2DECオクタル・トゥ・デシマル
OCT2BINオクタル・トゥ・バイナリ
OCT2HEXオクタル・トゥ・ヘクサデシマル
ODDオッド
ODDFYIELDオッド・ファースト・イールド
ODDFPRICEオッド・ファースト・プライス
ODDLYIELDオッド・ラスト・イールド
ODDLPRICEオッド・ラスト・プライス
OFFSETオフセット
KURTカートゥシス
CHISQ.INV.RTカイ・インバース・ライトテイルド
CHISQ.INVカイ・スクエアド・インバース
CHIINVカイ・スクエアド・インバース
CHISQ.DISTカイ・スクエアド・ディストリビューション
CHIDISTカイ・スクエアド・ディストリビューション
CHISQ.TESTカイ・スクエアド・テスト
CHITESTカイ・スクエアド・テスト
CHISQ.DIST.RTカイ・ディストリビュション・ライトテイルド
GAUSSガウス
COUNTカウント
COUNTIFカウント・イフ
COUNTIFSカウント・イフ・エス
COUNTAカウント・エー
COUNTBLANKカウントブランク
GAMMAガンマ
GAMMA.INVガンマ・インバース
GAMMAINVガンマ・インバース
GAMMA.DISTガンマ・ディストリビューション
GAMMADISTガンマ・ディストリビューション
GAMMALNガンマ・ログ・ナチュラル
GAMMALN.PRECISEガンマ・ログ・ナチュラル・プリサイス
CHARキャラクター
CUBEKPIMEMBERキューブ・ケーピーアイ・メンバー
CUBESETキューブ・セット
CUBESETCOUNTキューブ・セット・カウント
CUBEVALUEキューブ・バリュー
CUBEMEMBERキューブ・メンバー
CUBEMEMBERPROPERTYキューブ・メンバー・プロパティ
CUBERANKEDMEMBERキューブ・ランクト・メンバー
CUMIPMTキュミュラティブ・イントレスト・ペイメント
CUMPRINCキュミュラティブ・プリンシプル
QUARTILE.INCクアタイル・インクルーシブ
QUARTILE.EXCクアタイル・エクスクルーシブ
COUPDAYSクーポンデイズ・コンテイニング・セトルメント
COUPDAYSNCクーポンデイズ・セトルメント・トゥ・ネクスト・クーポン
COUPNCDクーポンデイズ・トゥ・ネクスト・クーポン・デート
COUPDAYBSクーポンデイズ・ビギニング・トゥ・セトルメント
QUOTIENTクオウシェント
QUARTILEクォータイル
CRITBINOMクライテリア・オブ・バイノミナル
CLEANクリーン
GESTEPグレイター・ザン・オア・イーコール・トゥ・ステップ
GROWTHグロース
GETPIVOTDATAゲット・ピボット・テーブル
CODEコード
COSコサイン
CSCコセカント
COTコタンジェント
COVARコバリアンス
COVARIANCE.Sコバリアンス・エス
COVARIANCE.Pコバリアンス・ピー
COLUMNコラム
COLUMNSコラムズ
CORRELコリレーション・コエフィシェント
CONCATENATEコンキャティネイト
CONVERTコンバート
COMBINコンビネーション
COMBINAコンビネーション・エー
CONFIDENCEコンフィデンス
CONFIDENCE.Tコンフィデンス・ティー
CONFIDENCE.NORMコンフィデンス・ノーマル
ERFCコンプリメンタリー・エラー・ファンクション
COMPLEXコンプレックス
SEARCHサーチ
SEARCHBサーチ・ビー
SIGNサイン
SINサイン
SUBSTITUTEサブスティテュート
SUBTOTALサブトータル
SUMサム
SUMIFサム・イフ
SUMIFSサム・イフ・エス
SYDサム・オブ・イヤーズ・ディジット・ディプリーシエイション
SUMX2PY2サム・オブ・エックス・スクエアエド・プラス・ワイ・スクエアド
SUMX2MY2サム・オブ・エックス・スクエアエド・マイナス・ワイ・スクエアド
SUMXMY2サム・オブ・エックス・マイナス・ワイ・スクエアド
SUMSQサム・スクエア
SUMPRODUCTサム・プロダクト
GCDジー・シー・ディー
SHEETSシーツ
SHEETシート
CEILINGシーリング
CEILING.PRECISEシーリング・プレサイズ
CEILING.MATHシーリング・マス
GEOMEANジオメトリック・ミーン
JISジス
SERIESSUMシリーズ・サム
ZTESTズィー・テスト
SKEWスキュー
SKEW.Pスキュー・ピー
RSQスクエア・オブ・コリレーション
SQRTスクエア・ルート
SQRTPIスクエア・ルート・パイ
STEYXスタンダード・エラー・ワイ・フォア・エックス
STDEVスタンダード・ディービエーション
STDEVAスタンダード・ディービエーション・エー
STDEV.Sスタンダード・ディービエーション・エス
STDEV.Pスタンダード・ディービエーション・ピー
STDEVPスタンダード・ディービエーション・ピー
STDEVPAスタンダード・ディービエーション・ピー・エー
STANDARDIZEスタンダダイズ
SLNストレート・ライン・ディプリーシエイション
SMALLスモール
SLOPEスロープ
SECセカント
SECONDセカンド
Z.TESTゼット・テスト
CELLセル
TYPEタイプ
TIMEタイム
TIMEVALUEタイムバリュー
DOLLARダラー
DOLLARDEダラー・デシマル
DOLLARFRダラー・フラクション
TANタンジェント
CHOOSEチューズ
DAYデイ
DAVERAGEディー・アベレッジ
T.INVティー・インバース
TINVティー・インバース
T.INV.2Tティー・インバース・ツー・テイルド
DCOUNTディー・カウント
DCOUNTAディー・カウント・エー
DGETディー・ゲット
DSUMディー・サム
DSTDEVディー・スタンダード・ディービエーション
DSTDEVPディー・スタンダード・ディービエーション・ピー
T.DISTティー・ディストリビューション
TDISTティー・ディストリビューション
T.DIST.2Tティー・ディストリビューション・ツー・テイルド
T.DIST.RTティー・ディストリビューション・ライトテイルド
T.TESTティー・テスト
TTESTティー・テスト
DVARディー・バリアンス
DVARPディー・バリアンス・ピー
TBILLYIELDティー・ビル・イールド
TBILLPRICEティー・ビル・プライス
TBILLEQティー・ビル・ボンド・エクイバレント・イールド
DPRODUCTディー・プロダクト
DMAXディー・マックス
DMINディー・ミニマム
DEVSQディービエーション・スクエア
DEGREESディグリーズ
DAYSデイズ
DAYS360デイズ・スリー・シックスティ
DISCディスカウント
YIELDDISCディスカウント・イールド
DDBディプリーシエイション・ダブル・ディクライニング・バランス・メッソッド
DBディプリーシエイション・フィックスト・ディクライニング・バランス・メソッド
DATEデート
DATESTRINGデート・ストリング
DATEVALUEデート・バリュー
DATEDIFデートディフ
TEXTテキスト
Tテキスト
DECIMALデシマル
DEC2OCTデシマル・トゥ・オクラル
DEC2BINデシマル・トゥ・バイナリ
DEC2HEXデシマル・トゥ・ヘクサデシマル
DURATIONデュレーション
DELTAデルタ
TODAYトゥデイ
TRUEトゥルー
TRUNCトランケイト
TRANSPOSEトランスポーズ
TRIMトリム
TRIMMEANトリム・ミーン
TRENDトレンド
NOWナウ
Nナンバー
COUPNUMナンバー・オブ・クーポン
NPERナンバー・オブ・ピリオド
NUMBERVALUEナンバー・バリュー
NUMBERSTRINGナンバーストリング
NEGBINOM.DISTネガティブ・バイノミナル・ディストリビューション
NEGBINOMDISTネガティブ・バイノミナル・ディストリビューション
NPVネット・プレズント・バリュー
NETWORKDAYSネットワークデイズ
NETWORKDAYS.INTLネットワークデイズ・インターナショナル
NORM.INVノーマル・インバース
NORMINVノーマル・インバース
NORM.S.INVノーマル・スタンダード・インバース
NORMSINVノーマル・スタンダード・インバース
NORM.S.DISTノーマル・スタンダード・ディストリビューション
NORMSDISTノーマル・スタンダード・ディストリビューション
NORM.DISTノーマル・ディストリビューション
NORMDISTノーマル・ディストリビューション
NOTノット
NOMINALノミナル・イールド
PERCENTILEパーセンタイル
PERCENTILE.EXCパーセンタイル
PERCENTILE.INCパーセンタイル・インクルーシブ
PERCENTRANKパーセント・ランク
PERCENTRANK.INCパーセントランク・インクルーシブ
PERCENTRANK.EXCパーセントランク・エクスクルーシブ
BAHTTEXTバーツ・テキスト
PERMUTパーミュテーション
PERMUTATIONAパーミュテーション・エー
HARMEANハーモニック・ミーン
PIパイ
BIN2OCTバイナリ・トゥ・オクタル
BIN2DECバイナリ・トゥ・デシマル
BIN2HEXバイナリ・トゥ・ヘクサデシマル
BINOM.INVバイノミナル・インバース
BINOM.DISTバイノミナル・ディストリビューション
BINOMDISTバイノミナル・ディストリビューション
BINOM.DIST.RANGEバイノミナル・ディストリビューション・レンジ
HYPGEOM.DISTハイパー・ジオミトリック・ディストリビューション
HYPGEOMDISTハイパー・ジオミトリック・ディストリビューション
ACOTHハイパーポリック・アーク・コサイン
ASINHハイパーボリック・アーク・サイン
ATANHハイパーボリック・アーク・タンジェント
ACOSHハイパーボリック・アークコサイン
IMCOSHハイパーポリック・イマジナリー・コサイン
IMCSCHハイパーポリック・イマジナリー・コセカント
IMSINHハイパーポリック・イマジナリー・サイン
IMSECHハイパーポリック・イマジナリー・セカント
COSHハイパーボリック・コサイン
CSCHハイパーポリック・コセカント
COTHハイパーポリック・コタンジェント
SINHハイパーボリック・サイン
SECHハイパーポリック・セカント
TANHハイパーボリック・タンジェント
HYPERLINKハイパーリンク
VDBバリアブル・デクライニング・バランス
VARバリアンス
VARAバリアンス・エー
VAR.Sバリアンス・エス
VAR.Pバリアンス・ピー
VARPバリアンス・ピー
VARPAバリアンス・ピー・エー
VALUEバリュー
POWERパワー
PEARSONピアソン
BITANDビット・アンド
BITXORビット・エクスクルーシブ・オア
BITORビット・オア
BITRSHIFTビット・ライト・シフト
BITLSHIFTビット・レフト・シフト
PDURATIONピリオド・デュレーション
PHIファイ
FINDファインド
FINDBファインド・ビー
FACTファクトリアル
FACTDOUBLEファクトリアル・ダブル
VLOOKUPブイ・ルックアップ
FIXEDフィックスト
FISHERフィッシャー
FISHERINVフィッシャー・インバース
FILTERXMLフィルターエックスエムエル
FORECASTフォーキャスト
FALSEフォールス
PHONETICフォネティック
FVフューチャー・バリュー
FVSCHEDULEフューチャー・バリュー・スケジュール
PRICEプライス
PRICEMATプライス・アット・マチュリティ
PRICEDISCプライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ
FREQUENCYフリークエンシー
COUPPCDプリービアス・クーポン・デート
PPMTプリンシプル・ペイメント
PVプレズント・バリュー
FLOORフロア
FLOOR.PRECISEフロア・プリサイス
FLOOR.MATHフロア・マス
PRODUCTプロダクト
PROPERプロパー
PROBプロバビリティ
PMTペイメント
BASEベース
LOG10ベース・テン・ログ
BETA.INVベータ・インバース
BETAINVベータ・インバース
BETA.DISTベータ・ディストリビューション
BETADISTベータ・ディストリビューション
HEX2OCTヘクサデシマル・トゥ・オクタル
HEX2DECヘクサデシマル・トゥ・デシマル
HEX2BINヘクサデシマル・トゥ・バイナリ
BESSELIベッセル・アイ
BESSELKベッセル・ケイ
BESSELJベッセル・ジェイ
BESSELYベッセル・ワイ
POISSON.DISTポアソン・ディストリビューション
POISSONポワソン
MAXマックス
MAXAマックス・エー
MATCHマッチ
MINVERSEマトリックス・インバース
MDETERMマトリックス・ディターミナント
MMULTマトリックス・マルチプリケーション
MUNITマトリックス・ユニット
MULTINOMIALマルチノミナル
MONTHマンス
MIDミッド
MIDBミッド・ビー
MINUTEミニット
MINミニマム
MINAミニマム・エー
MEDIANメディアン
MODEモード
MODE.MULTモード
MODE.SNGLモード・シングル
MIRRモディファイド・アイ・アール・アール
MDURATIONモディファイド・デュレーション
MODモデュラス
UNICODEユニコード
UNICHARユニコード・キャラクター
LARGEラージ
RIGHTライト
RIGHTBライト・ビー
LINESTライン・エスティメーション
ROUNDラウンド
MROUNDラウンド・トゥ・マルチプル
ROUNDUPラウンドアップ
ROUNDDOWNラウンドダウン
RADIANSラジアン
RANKランク
RANK.AVGランク・アベレージ
RANK.EQランク・イコール
RANDランダム
RANDBETWEENランダム・ビトウィーン
RECEIVEDリシーブド
REPTリピート
REPLACEリプレイス
REPLACEBリプレイス・ビー
LOOKUPルックアップ
RATEレート
LEFTレフト
LEFTBレフト・ビー
RRIレリバント・レート・オブ・インタレスト
LENレン
LENBレン・ビー
ROWロウ
ROWSロウズ
LOWERロウワー
ROMANローマン
LOGログ
LOGINVログ・インバース
LOGNORM.INVログ・インバース
LOGESTログ・エスティメーション
LNログ・ナチュラル
LOGNORM.DISTログ・ノーマル・ディストリビューション
LOGNORMDISTログ・ノーマル・ディストリビューション
WORKDAY.INTLワーク・インターナショナル
WORKDAYワークデイ
WEIBULLワイブル
WEIBULL.DISTワイブル・ディストリビューション

EXCEL2013 は個人向けOFFICE365で

個人向け Office365、1ヶ月試用版をダウンロードしました。
Office2013 Professional が使えるプランがあり、つまり個人向けのOffice365で、Word,Excel,Access,PowerPoint,Outlook が普通に使えるようになってしまっていました。

Office365は、Microsoft有償クラウドサービスで、クレジットカード登録などで購入手続きをしますが、初月1ヶ月無課金で。またいつでも解約ができるシステムのようです。
WindowsOSやOffice評価版のダウンロードと同様、Microsoftアカウント(メールアドレス)が必要です。

クラウドですから当然、モバイル向けであるべきと思うのですが、自分のAndroidタブレット端末はまだ対象外でした。OfficeSuiteは入れてありますが、Office閲覧用アプリです。モバイルはSerface、WindowsOSのモバイル端末用という段階なのでしょう。

Office365、ダウンロードにかなり時間がかかりました。試用まで、少しばかり辛抱がいります。

期限付きライセンスが終了したOffice評価版などはアンインストールしておいた方がスムーズみたいですが、Office2003や2007など旧バージョンには影響ないようです。

Officeのアップグレードのたびに、新しいヴァージョンをなるべく安価でトライアル、と思うとライセンス認証などで悩むことになりましたので、

Office365の価格が安いか高いか、どうだかまだ分かりません。

Office2007のあと、Office2010は評価版で体験したたけで購入していなかったので、Excel2013でマクロとか、accdbのAccessクエリやVBA などにも、これからゆっくり取り組めそうです。

EXCEL◇左電卓、右マウス

左手で電卓を打つ…

右手は、PCでマウス操作したり、ペンに持ち替えて転記したり、忙しく右手で仕事しますので、電卓は左手で叩く。非常に効率的だと思います。

昨年単発アルバイトで、経理会計を勉強中の受験生と同室で、一緒に仕事をしました。9割以上の受験生が電卓を左側に置いて、右手で筆記用具、左手で電卓を叩いていました。軽快なキー音が室内に響きます。百万円以上の金額も、ミスなく素早い入力操作を目前に、爽快感…

その日帰宅して早速、真似して左手で電卓のキーを打ってみました。練習なしに素早く打てる手技ではありませんが、やればできる…

その後日、区役所の窓口で、左電卓の職員さんを見ました。経理会計ばかりでなく、事務デスクや、レジなどでも電卓は活躍していると思います。ソーラー電卓は、電池の消耗なども心配ありません。

EXCEL表の数式で合計した値が正しいかどうか、パソコンのマウスやキーボード操作から手を放して、他の方法で合計を確かめて、照合する必要があります。やはり、電卓は欠かせないアイテムです。

EXCEL◇下には下が、右には右がある

「上には上がある」という言葉がありますが・・

EXCELの場合、データ行を追加すると下へ下へ行数が増えていきますし、列を追加すると右へ右へデータ列が増えていきます。

「下には下がある」

「右には右がある」

そういう言い方をしてみたわけなのです。

EXCEL◇グループ化したまま編集できる

6月半ばに決算準備時期、Win7 EXCEL2010で、決算資料に添付する図表グラフ資料を作成しています。支出の[積上げ棒グラフ]で、[凡例]が「事業費」と「その他」だけ。説明不足かもしれないので、説明書きを追加しました。

右端の棒グラフの脇に[横テキストボックス]と[図形(大かっこ)]を配置します。「事業費」と「その他」の項目、[横テキストボックス]を2つを選択して[グループ化]を設定、説明書きの[大かっこ]もグループ化、レイアウトしたいので図形を選択してドラッグで移動、[横テキストボックス]はリサイズしました。[大かっこ]の位置を手動で移動して、説明書きのテキストの[フォントサイズ]を小さくしたり、と、グループ化したまま編集できています。

実際にやってみなければ気付かなかったと思います。

EXCEL◇グラフスタイルやパターン設定について

EXCELグラフの既定で作成できる[棒グラフ]に、[色(単色やグラデーション)]、[パターン(網掛けや斜線など)]等の書式を設定して、データ値や系列ごとの区分を強調することが出来ます。

EXCEL2007以降で、PCやOSヴァージョンによって、既定でデータ系列の書式設定[塗りつぶし]オプションに[色なし][単色][グラデーション][図またはテクスチャ]は常にありますが、[パターン]がリストに無く設定出来ない場合があるみたいです。

自宅のWindowsVistaの「OFFICE2007」には、グラフ書式設定の[パターン]がありません。仕事先のWindows7の「Office2010」では、日によってEXCELグラフに[塗りつぶし]、書式設定に[パターン]が設定できる日とできない日があります。気になって、度々グラフ書式設定を開いてみます。

余談ですが、[縦棒(横棒)グラフ]の[データ系列]に[パターン]を設定する時は、[パターン一覧]の左上から順番に、単純に書式設定するのが基本らしいです。パターンを色々ランダムに選ぶと、データ項目が何番目で何種類ある、などと一見して読み取れないからです。

2007以降のグラフは、既定でカラー印刷に適した書式だと思います。グラフは[既定のスタイル]で、データ別に色分けされていますが、[グラフスタイル一覧]を展開すると、既定以外は、同系色の濃淡を切り替えする仕様です。
今月EXCEL2010で、3年度分(H22,23,24)の月別データを比較するグラフを作成しました。H24年度を強調したいのですが、2番目のH23年度が赤色で目立っていて色を変えたかったのですが、デザインしたグラフを求められていないので、リクエストが無い限り、既定で作成したグラフを提出します。手を加えてデザインを修正したり、カスタマイズする必要はありません。

EXCEL◇折れ線グラフ は図形描画と機能が違う

3ヶ月分の日次表で、マーカー付き折れ線グラフを作成しました。

各月の折れ線グラフが交わる(マーカーの部分)で、ほとんど重なる箇所は、表の下方が後から追加される書式で、表を上の行から最新データ、5月、4月、3月‥‥ としてグラフを挿入すると、過去月データが前面に表示されてきます。

グラフ機能はワークシートのデータ表と連動していて、シート上の表の体裁を編集したい場合、[系列]の順序など、グラフを挿入後に編集できます。

[グラフのプロバティ]には様々な編集機能がありますが、[図形描画]のように、前面→背面などと図形の位置の順序を入替える機能はないようです。また、グラフを印刷するとデータがほぼ重なる月で、折れ線グラフのマーカーが前面に出ている[系列]が強調されてしまうので、気になってしまいます。
データ系列の書式設定、[マーカーのオプション]で個別に[マーカーの種類]を「なし」に設定したり、[マーカーのスタイル(線の先端)]等を編集して調整できます。

EXCEL☆タイトル行を固定する

EXCELでデータ行数が多く、PC画面でスクロールして表の下方まで表示する場合に、表のタイトル行を固定すると見やすくなります。
表をスクロールしても、表の1行目がスクロールされないように設定します。

[表示]ー[ウィンドウ枠の固定]で操作します。

EXCEL画面で、固定したい行(表のタイトル行)の1行下の行を[行選択]して、[ウィンドウ枠の固定]

ちなみに「先頭行の固定」というメニューは、EXCELの1行目を固定しますので、表の見出しが1行目ならば[先頭行の固定]で構いません。

表の「タイトル行」「タイトル列」のどちらも固定したい場合は、固定したい行の1行下で、固定したい列の1列右、つまりデータがはじまる表の左上セルを選択して[ウィンドウ枠の固定]を設定します。

[ウィンドウ枠の固定]メニューをもう一度押すと、固定の設定が解除になります。

印刷する表のタイトル行を固定する場合は、設定画面が異なります。

印刷が1ページだけなら不要な設定ですが、複数ページのEXCEL表を印刷する場合に、2ページ目以降の同じ位置に表のタイトル行が表示されます。

[ページレイアウト]ー[ページ設定]で行います。

固定したいタイトル行を[行選択]して、[印刷タイトル]で表の見出し行を設定します。
[ページレイアウト]の[ページ設定]ー[印刷タイトル]ー[タイトル行]で、印刷タイトルを設定することができます。

印刷タイトルは、複数行選択することができます。

EXCEL☆オートフィルでABC

EXCELオートフィル機能は便利です。

アクティブにしたセルの右下、小さい四角(■)フィルをマウスでドラッグしてコピーすると、連続データを入力します。

数値だけでなく、日付の自動入力が既定で登録済みです。
連続データリストには[日付]の書式、

曜日 aaa aaaa ddd dddd

月名 mmm mmmm 和暦 旧暦

十二支、十干 などが登録されています。

この連続データリストを、自分で追加することができます。

[ファイル] -[オプション]-[詳細設定]-[全般] で

並べ替え順や連続データ入力設定で使用するリストを作成します: [ユーザ設定リストの編集]  を開きます。

画面左窓のユーザ設定リスト で「新しいリスト」を選択、右窓「リストの項目」スペースにリストをEnterキーで区切って縦方向に入力し「追加」ボタンをクリックするか、またはあらかじめワークシートのセルに入力して範囲選択 -「インポート」をクリックして、左窓のユーザ設定リストに追加します。自分で作ったリストがワークシート上で、次回から簡単に連続データにすることができるようになります。

アルファベット順を入力できるように、A,B,C,, からZまで連続データのリストに追加してみました。
ですが、このユーザ設定リストにアルファベット順が大文字か小文字か、どちらか一方しか追加できませんでした。

大文字A,B,C,..が登録されていると、小文字でアルファベットa,b,c,.. で連続データを作成しようとすると、a,b,c,D,E,F,… となり、途中から登録済みの大文字アルファベットが表示されてしまいます。

EXCEL◇表計算で 1円足りない?

業務用で1円未満を含むちょっとややこしい資料です。
小数点以下2位

5項目分のポイントを加算

5等分した値を各項目の元データから減算します。

計算結果が請求金額と同額なのを確認して、科目別の仕訳伝票を起こす作業でしたが、EXCEL2010(Win7)で、EXCEL表の合計金額が正しい値(整数値)で見えているので[OK]したのに、業務システムに入力した収支の結果の方を見ると1円不足しています。

1円も違っていました!!

EXCELの数式を信用できない例はわりとよくあります。
ROUND関数で桁上げや四捨五入した値を用いる場合、整数値を計算した後、もう1度データを手入力することがあります。

INT関数などでも同様です。値貼り付けすると、小数点以下の値までセルにちゃんと残されていることが解ります。

計算結果がどうしても合わない時は、数式やコードを見直す仕事より、慌てずに実際のお金の残高に合わせてあるデータを信用することです。

EXCEL◇金種両替表

エクセルで簡単な両替ツールを考えているところです。

金種は以下の9通り、
1万円札
5千円札
1千円札
5百円玉
1百円玉
5十円玉
1十円玉
5円玉
1円玉

まず、A1に金額を入力すると、B列各セルの数式で金種ごとの枚数が計算されるという標準ツールで、実際手元にあるお金の枚数をエクセル両替ツールでチェックします。

次に作成したいのは、以下B列の各金種行に「欲しい枚数」が入力できるものです。
2万5千円分の1千円札が欲しいとか、出金は4千8百円だけど5百円玉が10枚欲しい等の両替の希望条件がある場合です。

1万円札の方から処理すると、金額を各金種で割り算して整数値にする関数を使用すれば計算できます。
金額は0以上の整数ですから、関数の性質はあまり深く考えなくても大丈夫だと思います。
1円玉の方から考えると、10円以上の端数で枚数を計算できますが、5の倍数の金種があるかないかを一度確認します。

EXCEL◇作業手順はマクロのコメント

「マニュアルをください」「作業手順書があれば出来ます」と言われることがあります。パソコンが得意で、一人でじっくり手順書を読み込んで、マイペースで作業を身につけたいということでしょう。

作業手順書を暗記する必要はありません。

口頭で指示を受けて、手順書にメモ書きを追加することが多いです。

作業に手慣れた頃に、作業手順書が手元にないと、どうしてよいのか分からなくなる。手順書がどうしてもまた必要になってきます。また、せっかく馴れてきた作業手順どおりにを毎日やりたいのですが、その部分はスキップしてください、と指示が出る事もあります。

作業手順書が分厚く一読したけれど、理解できない。独りで読み取れず、一人作業では完了できずに、仕事にならない事もあると思います。(呼吸が苦しくなるまで頑張らない事です)

作業マクロを考える場合があります。進捗が遅れそうな作業の部分にマクロを作成して、単純な繰返し作業を自動化する事です。
作業手順を箇条書きにして、VBエディタにコピーして、コメントアウトします。コメントの下にマクロ(VBA)、作業手順をEXCEL VBA向けに翻訳したコードを記述します。

マクロを作った後の作業手順は、簡単になります。

1.Aボタンを押す

2.Aが終わったら、Bボタンを押す

3.作業が完了したシートの値を転記(コピー)してレポートする 」のようになりますので、作業自体も簡単になると思います。

確認作業になります。

EXCEL◇A4縦書きエクセル文書

送信元は霞が関の省庁だったのですが、「エクセル文書」がメール添付されていました。A4縦・縦書きのEXCELワークシートです。印刷プレビューを開くと風変りな文書なのですが、文句が言えない。

縦書きの部分は書類の見本のようです。A4横で縦書き文書の「見本」で、デスクの左側に置いた書類の右半分、縦書きのタイトルから本文前半を見せているイメージです。また書類見本の下方には、横書きで注意書きが付記されています。

画面右側には、*印やフォント太字、傍線など、書式の注釈箇所を記した図形描画の線や矢印を配置してレイアウトしています。

WORDではこのようなレイアウトは難しいと思います。

印刷プレビューで、枠線が消える状態で一見普通のA4文書に見えるのですが、EXCELの枠線を活かして、力作だったと思います。

EXCEL◇ツール>オプション>計算方法の設定

[F9]で処理したEXCEL表はどうなっていたか。

前日の状態のままでした。

WindowsXp、EXCEL2003 ですが、

ツールメニューのオプション「計算」タブを見ると「自動」にチェックが入っていましたので、やはり障害のようです。

同じPCで、既存の他のEXCELファイルを起動して同様の操作を試すと、[ツール]>[オプション]>[計算方法」で、[手動]にチェックが入っています。

既定で[保存前に再計算を行う]にチェックが入っているので[上書き保存]するタイミングで、数式の正しい結果が表示されることになりますが、前日のワークシート上で「F9」ファンクションキーの[再計算]処理を行っていたので、そのファイルでは「自動」に切り替わっていたかもしれません。他のファイルを確認するより先に、既に知っていた処理方法を自分で行ったために、そのファイルだけ計算方法が「自動」設定の状態で「手動」操作を行う状態になってしまっています。これは明らかにファイルの障害です。

解決方法は、ユーザ端末で操作できますので(簡単なのですが)、障害が起きたファイルで一度[手動]を適用させたあと、EXCELに真の[手動]計算の状態を記憶させるために、一度保存します。そのあと再度[自動]設定にします。[ツール]>[オプション]>[計算方法」の設定はEXCELの開き直しは不要でしたが、オプション設定によってはEXCEL自体をいったん閉じて、EXCELを再起動した後で、設定が有効になる場合もあると思います。

EXCEL◇F9キーで再計算する

収支計算表を入力していて、支出データを追加したのに「本日の残高」のセル値が、前行の数字と変わっていない事に気付きました。

残高セルの数式は、
=前行残高セル値+収入セル値-支出セル値
という単純な加減算です。前行と本日追加行の間に1行テスト行を挿入して、10とか100とか数値を入れてみましたが、何を入力しても数式の結果の値はゼロと同じく前行残高のままです。前々行の数式を本日行までコピーすると、前々行の数値がコピーされてしまいます。

残高の数式が動作していないようです。 普段は収支の数値を入力するだけで、数式で計算された残高の数値が表示されていました。

とりあえず、[F9キー]を押して「再計算」処理をして解決していますが、明日また明日の収支データを入力して収支表の動作を試してみなければ不具合の状況はわかりません。この収支計算表だけでなく、このPCのEXCEL表すべての数式が、再計算を要求する状態であれば、非常に面倒なことですから。

EXCEL◇SUM関数で合計する選択範囲について

列の合計、SUM関数で足し算したいデータ列のセルを連続で範囲選択しますが、

あとで行挿入して、選択範囲にデータ行を追加する事があります。

SUM関数が入っている合計セルの、上行に行挿入してデータを追加した時、正しい合計値が出ていたと思います。別のシートで、合計値が少ないことに気付きました。SUM関数の数式で、合計の選択範囲が元の範囲のままです。合計するセル範囲全体が選択されていません。

「集計値は桁違いでなければよい」(提出元が作成しているデータが未完成で、必ずしも信用できるとは限らないから)と教わった気もしますが、

千の位未満の百、十、一の位の金額、小銭も集めればまとまった金額が出ますので、実際あるはずなのに残高不足とか、金額で余るとか、問題になりますので、無視できません。

SUM関数は見慣れていて、数式が入っているセルをそのままにしますが、EXCELが編集できる状態で共有されていると、更新されることがあります。セルで見えている数字が明らかにおかしい時は、数式の内容まで確認すると思いますが、何気なく見過ごさない様に気を付けなければなりません。よく見て、楽観しない事です。

EXCEL◇とある帳票フォーマット

決算のシーズンには報告用の様式について、WEBポータルからテンプレートをダウンロードする指示を受けたりします。

報告データ入力用の様式はEXCELで作成されていますが、EXCEL表はセル範囲に単純に罫線を設定したものでなく、枠線は見慣れない体裁でした。

デフォルト値(既定値)は「行高18ピクセル、列幅72ピクセル」ですが、シートの列幅が11ピクセルに狭められています。表罫線の列幅が11ピクセルというわけではありません。表内の項目名にはテキストボックスが配置してあり、セルに直接文字入力されていません。提出用の報告データを入力する[セル]の[フォントサイズ]は、極小サイズに制限されています。印刷プレビューで見ると読めますので、帳票の書式と入力した文字列はバランス良くおさまっていて、印刷すればよくあるA4帳票が出来上がります。

別表では、さらにEXCELの行・列の枠線の幅が編集されています。

行高~罫線,46px,20px, 罫線,14px,11px,14px, 罫線~、

列幅は60px,60px,60px,60px (~4列表)

セル範囲の枠線どおりに罫線を設定すればいいのに

(こんなデザイン、無駄!)

(一体どこらへんに入力すればいいの!)

思わずため息ですが、入力データのフォントサイズを行列の幅で制限してあり、プレビューすると様式になっているので、これはこれでいいのかしらと思います。

EXCEL◇書式設定の評価

慌ただしいオフィスで、EXCELの図表・グラフ資料を作って欲しいと依頼されたとき、

「できました」と提出、書式設定で手作り風に手間かけてデザインして、見てもらいたかったし、気に入ってもらいたかった。相当な意気込みで挑んだのに、締切りに間に合うように頑張ったのに..

なぜか不満が返ってくる事があります。

そのときは「やり直し」「手直し」と突っ返されはしなかったので

その不満そうな態度の理由は、よく解りません。

早急にデータの中身が見たかった..

ずいぶん待たされた..

ずいぶん時間がかかったみたいだけど、デザインって書式設定?

余計な事はなにもしないで、コピーを送って欲しかった、なんて

頼まれた資料が、依頼者にとってタイミングよく届けばよいらしい。

タイミング、なんて、書式設定を気に入ってもらえる事より難しい。

ハイセンスでカラフルな図表を突きつけられて、余計に疲労困憊する..

派手な色使いのカラー印刷なんて持って来られて、トナーがもったいないし

忙しいから頼んでいるんだし、疲れているんだから

書式はなんだって構わない、無くてもいい

やっぱり、よく解らない。

データの中身は、書式で変わるわけではないし、デザインはサービスなのに..

そんなことより、

EXCELで、表の行間を一括で広げたり、事前の打ち合わせのときに言ってもらえれば、色々できるんだけど。

フォントサイズを既定値より大きめ(小さめ)にするかどうか、などを、あらかじめ打合せして確認しておいた方がよいと思います。

終了時間ギリギリまで、時間をかけて一生懸命がんばったつもりの仕事が、裏目に出てしまっています。想定外のキツい言い方が直接返ってきたりしました。

依頼された図表資料に、依頼されていない書式を設定するなど、それだけで、そういう人達を苛立たせる事があるらしいのです。

自分で作った作品を見てもらう機会ではなく、依頼された作業で出勤していますので、依頼者の言い分を良い方向に解釈した方が得策です。ドキュメント作成して、デフォルト書式のまま提出するのが当たり前のようです。敢えて余計な事は考えない「何もしない」ほうが無難、ということは、仕事は意外と楽なものなのです。

EXCEL◇棒グラフの色やパターンについて

EXCELデータ表の上でグラフ作成、グラフウィザードでグラフの種類を選択することで、自動的に棒グラフが出来上がります。時間の余裕があると、少し手を加えて色やパターンを変更するなど、オリジナル編集をやってしまう人は多いと思います。

モノクロレーザープリンタならば、グラフに色を設定しても濃淡だけですので、背景色に網掛けなどのパターンを設定したいと思います。パターン一覧から[パターンの種類]を選びます。種類が数多くて、選択にあれこれ迷うことがあります。網掛けの濃淡や斜線、破線、格子柄、市松模様など、気分で図表に書式を加えて、自己満足するかもしれません。

通常は、[パターン一覧]から[パターンの種類]を順番に選択します。網掛け濃淡を一覧表の左上から順番に設定する、というのが基本だそうです。

点線5%→10%→15%→・・→80%→90%→対角ストライプ… →→

パターンで一見して、グラフのデータ項目が何番目か、が見てわかるとのこと。

色やパターン設定などなにもしないで、EXCELがウィザードで作成したグラフのままで充分です。

EXCEL◇仕様制限超え図表グラフ

2年度分データ表を比較する棒グラフを作成中です。

積上棒グラフ × 2年度比較トライアル

積上げ棒グラフ、求められているグラフのイメージは、EXCELで既定のグラフ種類の一覧になく、つまり既定でEXCELの仕様を越えていますので、EXCEL自身にとっては、ツラい仕事ではないかと思います。

EXCELマニアや、開発系オフィスPCユーザ社員さん達は、わりと簡単に、自在にEXCELを酷使できるみたいです。仕様制限越え、EXCELを駆使して独自デザインで試作するのは、わりと楽しいかもしれません。EXCELに勝ったという達成感で、見せたくなるのではないかと思います。

インターネットで検索すると、EXCELグラフで積上棒を2年分 、という、一見難解と思われる図表グラフ作成方法やサンプル例がたくさん出てきたので、参考にしました。よくある課題なのだと気付きます。

結論からいえば、既定ではないという図表デザインは、手書きと一緒です。完成させたグラフと連携するデータ資料として見せられない表になってしまっているからです。グラフ元表自体を加工しているため、あくまでも参考程度の資料となります。

EXCEL◇ACCESSだったらできるかも

Microsoft Officeには種類があります。おもなエディションは、

Personal Edition WORD, EXCEL, OUTLOOK

Home & Business WORD, EXCEL, POWERPOINT, OUTLOOK

Professional WORD, EXCEL, ACCESS, POWERPOINT, OUTLOOK

OFFICEに[ACCESS]というデータベースソフトがあることは知っているけれど、使ったことはないという人は多いと思います。あらゆる勤務先のPCにOffice Professional が入っているわけではありません。

ACCESSの初心者には、もともとSQLとかORACLEやIBM等データベース技術者、VB(VisualBasic)プログラマーなど、WindowsPCがはじめてで、OFFICEをやらなければならず、マウスでACCESS、のようです。

PCでWORD、EXCELを知っているから、ACCESSもやってみたい、というならば、WORDの[差込印刷]、EXCELの[データ]などのスキルがそのまま活かせます。EXCELとの違いが、ACCESSということです。EXCELで出来なかったことが、ACCESSなら出来るかもしれません。

ACCESSの[テーブル]は、EXCELのデータ表と同じデータです。

ACCESSの[クエリ]は、EXCELのフィルタで抽出されたデータ表と同じです。

ACCESSの[フォーム]は、入力フォーム、検索フォームにあたります。

ACCESSの[レポート]は、WORDの差込印刷と要領が同じです。データを出力(印刷)する画面イメージを作成します。

ACCESSの[マクロ]は、WORDやEXCELのマクロと使い方が異なります。VBAやコードを知らない人でも、作業手順を設定してACCESSマクロを組むことができます。さらにマクロを開発する場合に[モジュール]でVBAを記述します。

ACCESSは、WORDやEXCELのように、マウス操作で直感的に「なにか」作業を進めることが難しいのかもしれません。本やWEBサイトでACCESSのサンプル例で学んだので、だいたい解っているんだけれど、仕事で実際に管理しているファイルやデータに関して、情報を置き換えして「デスクトップやドキュメントにMyACCESSツールを作って置く」などと、なかなか..

アレ、欲しいんだけど、ACCESSで。

本などで学習して2~3年くらい経って、身近で「はじめてACCESS本を読んでいる」だれかに「ACCESSを教える」くらい、喋れるという事実にお気付きになるかもしれません。ということは理解しているのに..

EXCEL◇シャカシャカ ピボット

EXCELといえばオートフィルタとピボットテーブル、と言われるほど、[ピボットテーブル]はEXCELでよく使われるデータベース・ツールです。データベース表を集計・分析する機能があります。2003以前と2007以降で画面メニューの見た目から操作方法も様変わりしていて、操作に戸惑うかもしれません。

実際、操作をやってみれば、と思っても[ピボットテーブル]はどんな場合に使えるのか、[ピボットテーブルのフィールド]で[フィールドをドラッグ]する、これが列かな、こっちを行にしてみて、あ ドラッグアンドドロップしてみて、やっぱり逆かな、さっきの方だったかも、などとシャカシャカとフィールドの置き換えを繰り返し、よく解らない状態のまま諦めたという事があったかもしれません。

[ピボットテーブルのフィールド]で[列][行]で、各フィールドをドラッグする時に迷うのが、列・行の配置をどちらにするか、ですが、表のたてよこに特に決まり事はなく、PCモニターでプレビューして、あまりにも横長に幅広くなり見づらいから、縦長の表に置換えてみたら「見栄えがよくなった」感覚でよいと思います。

[フィルタ]は、EXCELの[オートフィルタ]と同様にデータ抽出する[フィルタ]で表データを絞り込み、フィルタで切替えします。

[値]は、[値]に設定した[フィールド名]をクリックして、[値フィールドの設定]で集計方法を確認します。[合計]の場合は[SUMIF関数]、[個数]の場合は[COUNTIF関数]で集計したのと同様の結果が取得できます。

[ピボットテーブル]でなければ集計できない、ということはないと思いますが、「複数の条件で抽出して集計する」場合に[ピボットテーブル]がよく使われます。マルチ・フィールド表から複合グラフが作成されます。

EXCELより、ACCESSのピボットテーブルの方が優れているのではないか、という提案があり、実例でEXCELとACCESSを比較する案件がありました。EXCELで出来なかったことが、ACCESSで出来るかもしれないとのことでしたが、両者のイメージを比較する図表を作成しました。

結局、ACCESSより、EXCELピボットテーブルの評価が上がりました。

EXCEL◇単位千円で加減

[単位:千円]で表示すると 

1,000円 = 1千円 なので、1,000 が1

1万円 が 10千円

10万円 が 100千円

100万円 が 1,000,000円で 1,000(千円)になります。

[単位:千円]で前年度と今年度4~12月データ比較表を作成しました。

3行×10列の表で

行が年度、2行、H23年度、H24年度の2年分

列が月別、4月~12月、9ヶ月分で「各月データ/1000」の値が列方向に並びます。

3行目、年度2行の下行に H24-H23 という数式を作成します。

[単位:千円]で表す数値は、ROUND関数(セル参照,‐3)と同じですが、 H24-H23 を計算すると、±1の誤差が出てしまいます。気付かないかもしれません。

1の位で

H24の値が0-H23の値が 1  で  0- 1= 0

H24の値が8 -H23の値が 4 で 8-4 = 3

[単位:千円]で1/1000にして表示した数値を、×1000 で[単位:円]の桁数に戻して計算してみると、実際の金額は1,000円未満のようですが[単位:千円]で1千円に切り上げされていて、EXCELが「1,000円あったよ」と言ってきます。実際の金額より増えていたり、計算上で1,000円分が消えていたり、各月でいろいろな結果が混在して出てきて、つじつまを合わせなければと困ってしまいます。EXCELがやる仕事はこんなアバウトな感じなんですけど、人間がお仕事するオペレータの方が、EXCELに振り回されてぼやいてばかりでは、お仕事になりません。このまま黙々とEXCELを認めていると嫌われてしまうと思います。千円も過不足があるなんて、会社で大問題ですから!

このような時はまず冷静に、[単位:千円]で千円未満を切り捨てしいる計算している元々の数式を撤回して、計算結果をよく観察します。

また、実際の金額は1の位まで数字があることを考えます。

さきほど、100円の位を四捨五入では計算が合わない、駄目だったので、100円の位でROUNDUP関数で切上げ、または、ROUNDDOWN関数で切捨て、などと試して結果を比較します。

それでも結果が揃わなければ、

10円の位で ROUND(金額セル,-1) にしてから

さらに

100円の位で ROUND(金額セル,-2) の結果を出して、丁寧に数式を合わせていきます。

表全体を狂わさないコツは、部分的に修正するのではなく、修正した作業状態を更新する度に、行全体(列全体)に数式をコピーして確認します。確実に正しい結果が求められる数式を、オペレータ自身が「決める」ことです。

さらに「よく見る」こと。切上げした値が入ったセルを選択して、セルの値を見ると、小数点以下の1,000円未満の値が表示されていますので、それらを改めて整数値にします。

EXCEL表で見えている数値は「表示形式」ですので、[単位:千円]の値ですが、計算式は元の金額で計算されていますので、小数点以下を消してみます。整数値だけ抜き出し、整数値のデータを右隣りの列に直接手入力で打ち直ししても、それほど時間はかかりません。関数式を使ってもできますが、それでほとんど解決していると思います。

EXCEL◇日付に曜日を表示する

日程表の「日付」列1行目「1日」セルに「今月1日」の日付を入力すると、右隣「曜日」列に曜日が表示されるように数式か何か仕掛けを作成しておきたいと思います。日付に対応する曜日を表示させる方法は幾通りか考えられます。今年1月1日の曜日を入力していればオートフィルで機能で7曜日が繰返しコピーされますので、日付と曜日2列セットで、1シートに1年分365行(366行)の日付と曜日の値が一気に得られます。各月シートを作成する場合は、同様に先頭の1日の曜日をカレンダーで調べ、以降はオートフィルで曜日をコピーします。

曜日列に「曜日」の書式を設定しておく方が比較的簡単かもしれません。セルの書式設定の「日付」に曜日はありませんが、ユーザ定義で日付のシリアル値を aaa あるいは aaaa とすると日本語の曜日名(日月火水..及び曜日)をセルで表わす事が出来ます。書式のユーザ定義を ddd あるいは dddd とすると、sun,mon,tue.. など曜日を英語表記できます。

また、曜日といえば[WEEKDAY関数] が挙げられますが、[WEEKDAY関数]は、番号で曜日名を取得します。

EXCELが曜日を下記のように1~7の数字で表示するように、[WEEKDAY関数]の表示形式を1に設定します。

=WEEKDAY(シリアル値,[種類])

引数の[シリアル値]は日付を入力したセルを参照します。

引数の[種類]に1を入力します。引数の1は、1から7までの番号で1を日曜に設定する表示の種類です。日曜からはじまるカレンダーが1、月曜からはじまるカレンダーが2.. などと[種類]の番号で決めておきます。(引数の[種類]は省略できます。[種類]を設定しない場合は自動的に1)

下記表の曜日名の 日曜日(SUNDAY)の1とは異なります。

※曜日名表

1 日 日曜日 SUN SUNDAY

2 月 月曜日 MON MONDAY

3 火 火曜日 TUS TUSDAY

4 水 水曜日 WED WEDNESDAY

5 木 木曜日 THU THURSDAY

6 金 金曜日 FRI FRIDAY

7 土 土曜日 SAT SATURDAY

[WEEKDAY関数]は、数字で曜日名を表すだけですので、数字を曜日名に置き換えなくてはなりません。

[セルの書式設定]でユーザ定義を曜日にします。

WEEKDAY関数で曜日の番号が出ているセルについて、[セルの書式設定][表示形式タブ]の[ユーザ定義]の[種類]のテキストボックスに aaa(日本語の曜日)または ddd(英語表記)を設定します。

aaa( または aaaa)  と入力すると、日(または日曜日)

ddd ( または dddd) と入力すると、SUN(またはSUNDAY)

また、他の関数と組合せ(ネスト)して、関数で曜日名が表示されるように、数式を作る方法もあります。

[TEXT関数]は、[セルの書式設定][表示形式タブ]の[ユーザ定義]で設定する表示形式を、関数式で記述することができます。

=TEXT(シリアル値,表示形式) です。

TEXT関数の引数の[シリアル値]は、「日付を入力したセルを参照して曜日の数式を作ったセル」を選択します。

TEXT関数の引数の[表示形式]は、[セルの書式設定]で設定する aaa など曜日の表示にします。

=TEXT(WEEKDAY(日付セル ),aaa)

さらに別の関数で、7通りの「曜日名」に置き換える方法があります。[CHOOSE関数]は、引数のインデックスを1以上の整数で表し、イデックスの番号に当たる文字列を設定することで、番号と置き換えする曜日名の表示などに使えます。

=CHOOSE(インデックス、値1,値2,値3,値4,値5,・・)

=CHOOSE(WEEKDAY(日付セル),”日”,”月”,”火”,”水”,”木”,”金”,”土”)

あるいは、別表で「番号と曜日表」を作成、表を範囲選択して参照することで[VLOOKUP関数]が使えます。

VLOOKUPで参照する表は、前述のWEEKDAY関数の※曜日名表 などを参考にしてください。

=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,[検索方法])

=VLOOKUP(WEEKDAY(日付セル),表の範囲,2,0)

引数の[列番号]を 2にすると、aaa なので 日

引数の[列番号]3にすると、aaaa で 日曜日

引数の[列番号]4にすると、ddd で  SUN

引数の[列番号]5にすると、dddd で SUNDAY

EXCEL◇たとえばEXCELタイムシート

勤怠管理のタイムシートをEXCELで作ってみます。

1シート1ヶ月分として、表の左端列に[日付(当月1日~月末日)]を行方向に入力します。

右隣り列に[曜日]

[日付]と[曜日]は、日付書式を設定します。

[セルの書式設定]の[表示形式タブ]、[分類]リストから[日付]を選択すると、日付書式が表示されてきます。

「〇月〇日」がシンプルに使えると思います。

セルには 1/1 と日付を入力して、2013/1/1 の日付に「〇月〇日」の書式を設定します。1/1 と入力したセルを[コピー]、[書式の貼り付け]で書式を揃えます。

先に1日から月末日まで入力して、範囲選択して[セルの書式設定]を操作すると、一括で書式が変換されます。

[日付]の[種類]「〇月〇日」 を選択した状態で、[分類]リストの一番下[ユーザ定義]に切替えしてみます。[種類]の一番上に[書式]が表示されています。

m”月”d”日”

m は month(月)

d は  day(日)

書式にテキスト文字列を使う場合は、半角ダブルクォーテーション記号(” ”)で囲みます。

曜日の列は、日付を入力して、ユーザ定義で書式を aaa  と手入力して設定します。

曜日を括弧に入れる場合は、”(“aaa”)” 括弧の記号は文字列になりますので、はじまりの括弧と閉じる括弧どちらも半角ダブルクォーテーション記号(” ”)で囲みます。

次の列に、勤務時間の項目を作成します。

開始時刻

終了時刻

休憩時間

毎日の勤怠の時間数と、月毎の合計勤務時間数が計算できる表です。

1日6時間以上勤務の場合、休憩時間を減算します。

終了時刻 ー 開始時刻 ー 休憩時間 = 勤務時間数/日

時間の計算は、一通りではありません。

セルに 半角で 9:30 のように入力して、[セルの書式設定]の[表示形式タブ]、[分類]リストから[時刻]を選択して、時刻の書式を設定します。 

h: mm

h (hour) m (minutes) です。  

□時□分(□:□)コロン記号(:)で区切って時刻を表示する場合に、時間(hour) と 分(minute)を、別の列に分けて入力することもあります。コロン記号(:)に1列使う例もあります。

EXCEL関数で、勤務時間数を集計することもできます。

月末に、EXCELタイムシートの勤務時間数の合計を数式で計算して、電卓をたたいて合計した時間数と、結果が合っていれば提出できます。

節電対策、残業超勤削減、フレックス勤務やシフト勤務など、時間の計算がややっこしく複雑になりますが、パソコンで入力する勤怠システム管理が導入されています。タイムカードやタイムシートと併用する事業者もありますし、それぞれに色々な勤怠管理を実施しています。

朝9時頃出社して、社内にいるのに、PCの起動や勤怠システムにログインするのに時間がかかって、出勤時刻の朝9時を過ぎてしまうと、「遅刻」が記録されてしまいます。忙しい朝、少し早めに出勤してPC起動しなければなりません。

EXCEL◇金額の桁区切りカンマ記号

ツールバーの[桁区切りスタイル]ボタンで、選択したセルの数値がカンマ記号(,)付きの金額表示になります。列選択して[桁区切りスタイル]で一括して金額表示にすることができます。カンマ記号(,)が付いている数値は一見して「金額」とわかります。

しかし、1度[桁区切りスタイル]を設定したセルを、もう一度[桁区切りスタイル]ボタンで元に戻すことができません。

会員番号や商品コード番号などの数字にカンマ記号(,)が付いているのは、おかしいと思いますので、[書式をクリア]で消さなければなりません。[桁区切りスタイル]ボタンで、カンマ記号(,)を消すことはできません。

フォント(Bold,Italic etc)やセル結合、小数点以下の桁上げ桁下げ等のボタンは、ツールバーで各ボタンをもう一度押すと元に戻す事ができますが、[桁区切りスタイル]は同様の仕様ではないようです。

数値を[通貨スタイル]設定にすると、3桁ごとのカンマ記号(,)が表示され、金額の表示になります。

また、セルの数値を手入力してカンマ記号(,)で区切っても、[桁区切りスタイル]と同じ結果になります。

[通貨スタイル]ボタンで、金額に[円マーク(¥)]を追加することがありますが、[桁区切りスタイル]と切り替えして、[円マーク(¥)]を入れたり消したりすることは出来るようです。

EXCEL2010以前のヴァージョンで、桁区切りのカンマ記号(,)を元に戻すには、[書式をクリア]するか、[セルの書式設定]を開いて[標準書式]に設定するしかありませんでした。最近のバージョンにはリボンに書式設定のプルダウンメニューが追加されていますので、この部分の書式の切り替え操作が改善されています。

EXCEL◇パソコンで文書入力作成

既存の「なにか」紙の書類や、本や雑誌のページをお手本にして、パソコンで、EXCELやWORDの新規作成を開いて、タイトルや文章を入力、レイアウトして文書作成の練習してみます。お手本と、印刷した文書が同じに見えれば、成功です。

印刷する前に、印刷プレビュー(A4)で、作成したページ全体のイメージをお手本と見比べてから、印刷ボタンを押します。

お手本は、議事録や作業手順書など仕事で使うドキュメントばかりでなく、読書中の本やマガジン、通販カタログのページ、広告チラシやパンフレットなどでも練習できます。ページに画像がある場合は、画像サイズやレイアウトまで、お手本そっくりにEXCELやWORD画面に配置して、印刷プレビューしてみます。

印刷した紙の資料の元ファイルが、EXCELかWORDか、分からなくても、どちらでもよいのですが、EXCELとWORDでまったく同じ印刷イメージを作る事は、けっこう難しいかもしれません。

EXCELの場合、行列枠線の幅を調整して構いません。セル内で中央揃えや均等割付など、書式設定の小技を試すより、ページ横幅の半分の位置とか4分の3のくらいの位置などと、入力する位置を列ごと左右に移動して調整します。表内のレイアウトはセル結合が必要な場合もよくあります。またセルの適当な位置から項目名やデータ文を配置したり行頭を揃えるために、インデントでなく、列幅で(列幅が狭い列、広い列)2列分で分割して表示する方法もあります。表罫線はワンタッチで格子にせず、印刷した時に表に見えるように、罫線を設定します。

EXCEL◇白背景フォーマット

EXCELで作成してある仕事用ツールで、白背景フォーマットのワークシートを使う事があります。以前に別のプロジェクトでも、同じような白背景のEXCELツールを使ったことがありました。システムに付属する同じEXCELツールを作っているメンバーが同じで、白背景フォーマットを信頼していて、色々な事業者で使っているのだと思います。

白背景フォーマットというのは、「枠線なし」のワークシートです。表を選択して背景色を「白」で設定すると、表の部分の枠線がなく真っ白な表になります。ワークシート全体を白背景にすることもできます。オプションの詳細設定で「枠線を表示する」のチェックボックスをオフに設定して「枠線なし」にすればよいのですが、オプション設定では「枠線の色」が設定できるので、枠線をピンクやグリーンに変えてみたりするように「枠線を白色に設定」して白背景にすることも考えられます。EXCEL2007以降は表示タブに「枠線」チェックボックスが出ていますので、もっと手軽に白背景が作成できます。

白背景フォーマットをまた見たとき、別のプロジェクトに移っても、システム環境が似通っていて、安心して作業に集中できたりします。EXCELがバージョンアップしても、白背景に期待しています。

EXCEL◇2013シート

今年2013年用シートの作成を手掛けています。「2012」シートをコピーして、シート名を「2013」に変更して、表のデータを全消しする等の方法をまず考えるかもしれません。今後毎年シートを追加していくつもりで「年」シートの表を作るつもりです。毎年同じ書式の表を使って、データ入力だけすればよいものにします。

EXCELではじめて作った表ですが、 2000年から毎年追加してPCに保存しているEXCEL表があります。2007年まで同じシートをコピーしていて、2008年シートで表のタイトルをカラーにしています。2010年にフォーマットを変更し、表自体をまったく違う形にしていて表全体がカラフルになってきました。その後2012シートで、それまで表が2段だったものを1段にして、2013も引続き2012書式をコピーして、それで2013の準備をしています。

ところで、シートをコピーする時、[同じシート名(2)] という名前のシートが出来ますが、(2)の方がバックアップで、元のシート名の方を実際に使用するようにしています。

EXCEL◇御社名のあとの御中

EXCELの差込み印刷で宛名ラベルを作成するとき、会社名とか個人名の後に「御中」「様」を付けます。アドレス帳は、宛名リストのためだけに使っているわけではないので、「御中」や「様」などの項目を載せたくないのですが、宛名には不可欠です。差し込み印刷する時に、一時的に[御中、様」の列を追加しなければなりません。

宛名が、事業者名なら「御中」

宛名が、個人名なら「様」

毎回、差し込み印刷のリストが変わらないのであれば、「御中」か「様」か、は固定されますので、送付用のEXCELで宛名リスト・シートを準備しておくといいかもしれません。

あるいは、アドレス帳に、事業者名のみなら「1」、個人名があれば「2」と、番号であらかじめ振り分けておいて、アドレス帳から送付リストを抽出してから、1なら御中、2なら様、とすぐに置換えることができると思います。

または、EXCELリストで御中、様の列を非表示にしておくのも方法です。宛名でデータを使う時に一時的に表示すれば、作業のときに慌てることがありません。

EXCEL◇OFFICEライセンス認証

PCに新しくOFFICEをインストールする時、最初にアプリケーションを起動した際に、一度ライセンス認証手続きが必要になります。パソコンがインターネットに接続されていればライセンス認証ウィザードで、数秒で完了します。

OFFICEのライセンス認証はEXCELかWORD、POWERPOINTのいずれか、一番最初に開いたファイルの画面で実行します。一度ライセンス認証できていれば、すべてのOFFICEアプリケーションに適用されています。EXCELでライセンスが完了していれば、WORDを起動した時に、もうライセンス認証のウィザードは出てきません。

EXCEL◇行列を入れ替えて貼付け

「行列を入れ替えて貼付け」
知ってる!
[形式を選択して貼付け]の下の方にチェックボックスがある。やったこと、ある。

でも、どういう時に使うんだろう。
「行列を入れ替えて貼付け」


横長の表を、縦長にすれば、ってときかも。

(ピボットテーブルレポートも、そうかもしれない)
データ図表の縦横は、どっちがいいのか。

実際にEXCELで[行/列の入替え]をやってみる。

縦長横長の表の体裁が目的なら、表の行数と列数が同じテーブルでは、意味ないのかどうか。

表の見出しが、縦に並ぶのと、横に並ぶのと、

表の意味がちがうかもしれない。

データの中身が結局同じならば、縦横どちらでもよいのかも。

また、実際[行/列の入替え]をやってみると、[貼付け]できる時とできない時がある。

警告[コピー領域と貼り付け領域が同じサイズかつ同じ形状でない場合は、それらの領域が重ならないようにしてください。]

コピー元の表の先頭で、表データの[行列を入替え]しようとしていたので、警告が出た。コピーした表と重なる位置で[貼り付け]することができない仕様ということ。

EXCEL◇メールアドレス帳をエクスポート

EXCELやりたい、と思って開いてみると「なにか」データないかな、と思います。EXCELで「なにかデータ」と思う時、PCメールをよく使う人は、メールソフトのアドレス帳が挙げられます。アドレス帳登録があるなら、「エクスポート」を試してみます。EXCELファイル形式かCSVデータ形式でエクスポートできます。
アドレス帳を使っていない人は、EXCELで仮のアドレス帳を作っておくと、エクセル操作を練習する時にサンプルになります。家族や友人知人の本名でなくても、買い物したお店のレシートの店名や所在地、検索した会社や店舗の情報をアドレス帳サンプルにしてもかまいません。

エクスポートしないでアドレス帳を作成する場合は、最初に1度だけ、住所情報データをEXCEL表に手入力しなければなりません。(1度入力しておけば、次回からコピー&ペーストでデータを利用することができます)

市販の参考書やWEBサイトでEXCELマスターするとき、サンプル例が載っていますので、参考書の例は理解できても、自分のPCのデータでEXCELを作ってみたい、という時に、サンプル例を自分の持っているデータに置き換えられないので、戸惑ってしまうと思います。

手持ちのデータで「なにか」EXCELで表をつくって、EXCELが思い通りに動くと、パソコンに夢中になると思います。

EXCEL◇WEBコンテンツの部品

WEB検索してブラウザに表示されたWEBページを、[全選択]して[コピー]、EXCELワークシートに[貼付け]します。WEBページのコンテンツをEXCELに貼り付けして、データ加工できるのでとても便利です。

WEBページ全体をEXCELに貼り付けすると、レイアウトは崩れてしまいますが、段落ごとに行にまとまって、多少の加工作業することでEXCEL表にすることができます。

しかし、テキストの部分以外に、様々な画像コンテンツがワークシートに一緒に貼付けされてきます。 バナーやライン・イメージ画像、検索テキストボックスとかチェックボックスの小さな四角い画像など等、画像を全選択してデリートキーで、一発で、消えなかった…

画像がある行を削除すると、消せそうだけど消えなくて、行番号がずれただけ、様々なWEBコンテンツ画像がしっかりとワークシート上に残っていて、EXCELのセルに埋め込まれている様に、しっかりと貼り付いてしまっています。

文章テキストが貼り付けられた行の方を別シートにコピーして、退避しなければなりません。

WEBページにもよりますが、WEBページから文章テキストの部分を範囲選択してコピーして、エクセル表に貼り付けした方が早かったかもしれません。

EXCEL◇ファイルに施錠 

オフィスのPCでEXCELをダブルクリックで開こうとすると、パスワードを求められることがあります。共用サーバのファイルやメール添付されているファイルですが、ファイルを作成保存した側がセキュリティ設定して送信してます。そのような時は、EXCELファイルを開く「鍵(パスワード)」を知らせてもらわなければなりません。

パスワードは、ファイル添付されているメール本文に書かれている場合、あるいは、もっと慎重に別メールでパスワード通知される場合もあります。

メール本文に、EXCELファイルを開くパスワードの「英数文字列」が書かれていれば、そのパスワードをキーボードで直接入力すればよいのですが、英字大文字小文字数字記号が混在したパスワード文字列をミスなく入力する作業は、ちょっと面倒です。

もっと簡単にファイルを開くには、メール本文のパスワード文字列の部分をマウスで[ドラッグして範囲選択]、[コピー]、EXCELを開いて出てくるパスワード画面のテキストボックスに[ペースト(貼付け)]することで、間違いなく1発で開くと思います。

EXCEL2003以前は[ツール]メニュー[オプション]の[セキュリティ・タブ][設定]にパスワード設定がありました。ファイルを保存する時に、[ツール]→[全般オプション]に[読み取りパスワード][書き込みパスワード]を入力、もう一度確認画面が出てきます。

新バージョンのパスワード設定は[ファイル]メニューにあります。[ファイル]→[情報]→[ブックの保護]

メール添付ファイルにパスワード設定するのは、当たり前になっていきていると思います。作業する際にパスワードをその都度入力しなければ開かないのは面倒ですので、設定画面の[****]を削除して空欄にすることで、パスワード解除することもできるます。

その場合、受け取って作業したEXCELファイルを共有したり納品したりする場合は、再度パスワード設定することと、設定したパスワードを通知することを忘れないようにします。

EXCELファイルのセキュリティ設定は[ブックの保護]と呼ばれ、いくつか種類があります。

[パスワードを使用して暗号化]

[シートの保護][セルロック]

[マクロ警告]EXCELを開く時に「マクロが使用できません。セキュリティレベルが高」という警告が出ることがあります。既定ですべてのマクロを無効に設定されているので、手動でツールバーの「有効化」を操作します。

EXCEL◇純正データ処理 

EXCEL で加工するデータが「純正」であるかどうか普通はあまり気にしませんが、シートのセルに直接キーボード入力したデータはたいてい正しく動作します。
「純正ではないデータ」と言うのは、別メーカーのサーバからダウンロードしたデータだったり、別ブランドのアプリケーションからエクスポートしてデータを読込みしたかったのに、ワークシートに値貼付けするしかなかった、という場合などです。EXCEL関数が正常に反応しなかったり、あるいは、セルの各データの頭に半角未満のスペースが入っていて微妙にズレていたりという障害があったりします。

表作成してEXCELでプレビューするだけならば支障ありませんが、WindowsPCのアプリケーションと相性が悪く、EXCELデータ加工に向かないデータを出力するサーバという事もあるようです。

EXCEL◇フォントを揃える 

WEBページから情報を貼付けする話を続けます。
元々Excelで作成した資料をWEBページに置換える場合もあると思いますが、ブラウザで表示したページを全選択[Ctrl + A] でページ内の文章など選択範囲が反転しますので、[Ctrl + C] でコピー、EXCELに切替えてA1をアクティブにして[Ctrl + V] でシートに貼り付けします。普通にコピペして体裁が良ければそのままEXCELで保存、収集してあとでデータ加工して比較したりできます。
普通のコピペでは見栄えがイマイチ良くないという場合は、A1で右クリック、形式を選択して貼付けで「値」貼付け、あるいは「テキスト」を選択して貼付けします。データのみ貼付けの方が加工したり運用しやすい場合も多いです。

ページ単位でなく、部分的なコピー、たとえばWEB情報で企業所在地や売上高など数行を収集した場合、WEBサイトごとに書式フォントがバラバラだったりします。値貼付けも2段階の操作で[コピー&ペースト]を単調な作業を繰返すと飽きてきますので、書式やスタイルは、ある程度データ数がたまったら一括操作すれば効率的です。一括編集の方法は「行番号1の上&列番号Aの右」シートの左上コーナーで、セルではない四角の部分をクリック、シート全体を一発で選択できますので、フォントやフォントサイズを変更して1度で設定できます。

EXCELはデータ表にカラフルな書式を設定すると、PCモニター上で資料の見栄えが良い効果がありますが、書式設定にかなりのメモリ容量を使います。ファイルサイズが大きく容量が重たくなり、書式を多用するとEXCELが壊れやすくなります。せっかく時間を費やして凝ったデザインを作ったのに、最悪の場合ファイルが開かなることもあります。データそのものに書式は不要ですから、テキスト形式で構いませんので、作業するEXCELをブックごとをコピーしておくこと、バックアップを忘れないことです。

EXCEL◇WEBページをEXCEL表にする

WEBページをEXCELに貼付けしたり、業務システムからデータ表をテキスト(.csv形式)でエクスポートしたけれど白紙の部分、空白行がとても多い。EXCELで一度開いてみると1000行くらいまでの範囲に表1-表10 のようにいくつか表題が気まぐれに書いてあるような資料の場合です。列はほとんど揃っているのですが、セクションごとの表が10行前後間隔で離れていて、表自体もタイトルだけでなく表全体に空き間隔があります。

A列に1列挿入し、1などの値を入力して追加します。オートフィルタが設定できる表の状態にしてみます。次に、オートフィルタで[空白セル]を選択したあとの状態を見ます。空白セルが真っ白でなく、どこかにまだデータがある行が見られるようなら、「空白セル」列に何か入力して「空白セルでないセル」の方にしなければなりません。再度[空白セル]選択するとシート全体が真っ白になり、なにもなければ空白行すべてを行選択して[行の削除]の操作をします。オートフィルタを解除して、全体表が整然と見えてきたらOKです。

列もずれて揃ってない部分があれば、タイトル行とデータを揃える、テーブル表にしなければなりません。

ちなみに「WEBページをEXCELに貼付けする」場合は、Webページ上で [Ctrl+A(すべて選択)]→[ Ctrl+C(コピー)] の操作で、WEBページのコンテンツをコピーしたら、EXCELワークシートに切り替え、A1セルで右クリック、値貼付けしてクリップボードのページ全体からWEBページ上のLogoや広告等のイメージを除いて、テキストデータだけを貼付けします。

EXCEL◇置換でデータ編集する

「検索と置換」を使ったデータの置き換え操作について書いたことがありましたが、「置換」の機能でデータベースのちょっとした編集ができます。
A列 月日(曜日)、 12月24日(月) など日付データとして、曜日のカッコ()が半角
B列 開始時間~、 19:00~ など時刻データと「から(~)」を表す記号

今回は日付や時刻、数値は変更しません。

まず、B列から「~」記号を消したいと思います。

表データの行数が少なければ「19:00~」のセルをクリック、[F2]キーでセルが編集可能の状態にして、Backspaceを1回でEnter で実行できますが、[置換]を使うとすると、検索「~」、置換「(未入力のまま何も入力しません~カーソルが入力ボックスの左端でOK)」でOKです。ろうそくの火を吹き消すみたいに「~」記号がスーッと連続で消えます。

A列で、(曜日) のカッコ「(半角)」を「(全角)」に編集します。

検索「(」、置換「(」でOK

閉じカッコの方も検索「)」、置換「)」でOKです。

元データが手入力でカッコが半角全角バラバラ混ざっている場合も、活用できると思います。
また、A列で(曜日)のカッコ()を消して、「日付、半角スペース、曜日」に編集します。検索「(」、置換「 (半角スペース)」でOKです。閉じカッコ「)」も、検索「)」、置換「」でOKです。半角スペース、全角スペースも各々1文字分としてEXCELが認識していますので、置換のテキストボックスが未入力に見えても、スペースが入力されていますので、カーソルの位置で確認してください。

EXCEL◇ データ区切り位置なら、空いてる右隣の列に

Webページから情報をコピーして、強引にEXCELに貼り付ける。
ワークシートに行列セルの枠線があるので表に見えますが、じつはA列しか入っていないみたいです。

EXCELメニューの[区切り文字]の要領を、一度操作して経験して頂きたいと思います。

ちゃんとしたCSVデータ形式でなくても、EXCEL「データ」メニューの[区切り位置]機能を使って、整った表の書式が得られるかもしれません。

[区切り位置]ウィザード画面に従って操作します。
1/3[カンマやタブなど‥]にチェックがある状態で[次へ]
2/3 設定をします。

A列を選択して「区切り文字」のいずれかにチェックを入れ、[プレビュー]に縦線が設定されていれば[次へ]すすみます。

データの間がスペースで区切られていれば[スペース]、文の区切りが句読点とか同じ記号や括弧で文章が区切れるなら[その他]をチェックして、目印になる記号を入力、[プレビュー]でイメージを確認します。[プレビュー]に区切り線が出ていなければ「区切り位置」は成功していません。

3/3 については、気になるようであれば詳細設定などをあとで確認します。とりあえず[完了]

つまりは[区切り文字]は、EXCELが既存データで表作成する機能です。何行かのデータの各行に同じ記号があれば、その記号を各行つないで表の縦の線を作り、2列目のデータを空いている右隣の列に移動して分割します。
1行に同じ記号があれば、2列目、3列目、4列目‥ という表になります。

スペースも1文字分の記号ですので[スペース]をチェックするとペース毎に右列を作ります。
csv(カンマ区切り)データは「,」業務システムのサーバからエクスポートされたテキストデータ等で、カンマ記号(,)で綺麗に整列しています。
[タブ区切り]データは、[スペース区切り]と同様ですが、EXCEL表でデータ入力するとき「TABキー」を使って隣のセルにカーソルを移動しますが、「区切り位置」ではその逆の操作をしているわけです。

EXCEL◇年月シート更新

EXCELは表の書式をシートごとコピーして、シート名や表のタイトルの「年月」を編集するだけで月毎のデータを累積することができます。年内に、来年用のシートや表の準備をしておくとよいと思います。
たとえば、A列-B列に「平成24年」「12月1日ー12月31日」などと入力されている12月表をコピーして、来年1月表を作成する場合、A列の「平成24年」を「平成25年」に変更するには「検索と置換」 Ctrl + H (あるいはCtrl + F から置換メニュー)で置換すればよいですが、「平成 年」は共通しているので「24」を「25」に置換すればよいし、もっといえば「20年」まで同じなので「4」を「5」に置換すればよいわけです。
A列が「2012年」になっている場合、平成24年を25年にする考え方ではうまくいきません。「2010年」まで同じだから「2」を「3」に置換するだけでは、「3013年」になってしまいます。

上記の例ではA列B列、2列に年月日が分かれているのでそれほど難しくないのですが、年月日がA列だけの表で同様に来年シートを「検索と置換」でやろうとすると、うまくいかない場合があります。和暦で「平成24年」と表示している場合「2012年を2013年に置換する」方法で編集しなければなりません。和暦なのに検索ボックスには「2012年」と入力しなければ、Excelが「平成24年」を検索できないのです。Excelで実際は元の値のシリアル値で変換して「2013年」、和暦の表示形式の設定をしているので「平成25年」が入力されてきます。

EXCEL◇CSVを保存する

CSVは仕事でよく使われるEXCELのデータ形式で、メモ帳エディタのようなテキストデータです。EXCELブックは、ワークシートに行列セルがあり表に見えますが、CSV形式で保存してテキストエディタで開くと、データがきれいに整列しています。カンマ記号(,) を縦線に置き換えして整列すると表になります。

CSVでデータ加工して上書き保存の操作をした時、「この形式で保存しますか」というメッセージが出ます。「CSV形式で保存すると一部の機能が失われる可能性があります」 と書かれていますが、「はい」、で CSVを上書き保存、「いいえ」だと拡張子がEXCELブック形式(.xlsx)で、CSVファイルとはまた別のEXCELブックが保存できます。
「はい」でCSVを上書き保存しましたが、CSVはEXCELで開いたままですので、CSVファイルを閉じるボタンで閉じるとき、再びメッセージが出てきます。
「変更内容を保存しますか」
先ほど、CSVファイル保存の操作で上書きしていますので、「保存しない」をあと一度クリックしておけばダイアログが消えます。

EXCEL◇リンク貼り付けのセル参照

A1セルの値を参照する

A1の値を、同じワークシートの他のどこかのセルで見たい場合、

セルをクリックしてアクティブにして、イコール記号(=)を入力

[A1]をクリックして[Enter]

別のシートで 、A1 の値を参照したい場合、

イコール記号(=) を入力

シートの切替え

「A1」クリックして[Enter]

[= Sheet1!A1 ]となります。

「リンク貼り付け」と同じことだと思いつくかもしれません。

A1のデータ値をどこか他のセルで参照したい場所にリンク貼り付けすると「=$A$1」となります。

別のシートにリンク貼り付けしても「= Sheet1!$A$1 」です。

いずれも、セルの値は同じですが、セルの数式が違っていますので、その後の操作には要注意です。

EXCEL◇スクロールバーの位置


データが入っているEXCEL表を開いて、データがどのくらい、何行くらいあるか。
PCモニターでEXCELを全画面にして拡大縮小100%で、リボンの表示オプションをすべて表示[タブとコマンドの表示]にしている場合で、フォントサイズ11ptの場合33-4行、フォントが9ptでは55行くらい、表示されています。
それ以降は、縦方向にスクロールすることで、順次データ行を確認することができます。

縦(垂直)方向のスクロールバーは、開いたファイルの右端にあり、
画面内に収まりきらない場合は、表示領域を移動しなければ全データを見ることができません。
スクロールバーを見ると、スクロールバーの長さと位置で、データ数がだいだい予測できます。

データ数がPC画面におさまる程度の場合は、スクロールバーが長く、スクロールの必要がありません。
データ数が増えてくると、スクロールバーが短くなってきます。垂直方向に下向きにスクロールしていくと、スクロールバーの位置で、画面上のデータ行が、全データベースのどの辺りを表示しているか、データ行の終わりまであとどのくらいスクロールが必要か、などを知ることができると思います。

EXCELデータベースの全体行を見るには、ショートカットキー[Ctrl+↓(下向き矢印)]で一番下の行を表示することができますので、最下行の行番号を見ると[行数]がわかります。ですが、EXCEL表の途中に空白行があると、Ctrl+↓ では空白行で終わってしまいます。さらにそのあとにワークシートにデータがあるのを見て、さらに Ctrl+↓ を繰返すと最下行に到達するかもしれません。そのとき、画面右端の垂直方向のスクロールバーが、長さが数行位で、画面の中ほどにあるとすると、下方にデータ行が続いている状態がわかります。

EXCEL◇並べ替えの達人

EXCEL表で、昇順(降順)にデータの並べ替えをするとき、[並べ替えボタン]でワンタッチ操作でできますが、PC画面ばかりでなく、文書や帳票、カタログ冊子や保管箱など、ものの仕分けや並べ替え作業があります。番号の数字が小さい順に並べ替えするのですが、紙や物を手に取った人が、番号を見て手作業しなければなりません。

並べ替え作業は、誰にでもできる作業だと思いますが、誰かがやらなければ、自動的には出来ない仕事です。パソコンに慣れると、手作業することを怠けてしまいがちです。

並べ替え作業の達人がいて、入力が済んだ伝票の後処理、伝票ナンバーの番号順に書類を束ねてファイリングする作業中、並べ替え作業禁断症状のスタッフさんが、作業台に積まれた伝票束のナンバー印を見た途端に反応して、伝票に手が伸びて指が紙をめくる動作に動いていて、手作業で伝票番号昇順に並べ替え、すごい、速い、競争で伝票束が片付いていきます。頼もしいスタッフさん達です。作業台に次のコンテナ箱が届くまで待機状態、いつでも並べ替え準備OK..

EXCELの並べ替えボタンに負けていません。

EXCEL◇同じ値なのに FALSE

EXCELの2シートで各々計算した値が、同じ金額(True)であればOK という数式を作成したのですが、今月、その数式ツールでFalse が表示されました。

求める値は、[請求金額]=[支払金額] でシート上は同じ値なので支払金額は決定で、支払OKなのですが、作成した判定の数式 が間違っているようです。何故、同じ値でFalse が表示されてしまったのか検証しなければなりません。

請求金額シートは、請求書を転記しているだけですが、支払チェックシートの方に長い数式が入っています。合計金額は小数点以下2位の値で、条件が等しい整数値になるように加工しています。ツールバーの「小数点表示桁上げ(小数点以下の桁数を増やす)」ボタンで小数点以下を表示させると1円未満の差がありました。

つまりセル上で整数値が表示されていても、EXCELは値の差を見つけて「値がちがう」と言ってきます。

判定する数式に、小数点以下の値を処理するINT関数、TRUNC関数をネストさせてもFalseが出ます。
=INT(数式)
引数が「数式」で、結果にたまたまTrue値が出てくるのかもしれませんが、判定の数式はいつも正確でなければ意味がありません。

INT関数をWeb検索したところ、
=INT(数値)
INT関数の引数は「値」と書かれていました。

数式の結果を、セルに値貼付けするか、テンキー入力しなおさなければ、判定の数式が正しくTrueを表示できないようです。