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EXCEL2:クリップアートは?

2010以前のEXCELでは、ワークシート上にクリップアートが簡単に挿入できたのですが、2013以降「オンライン画像」というメニューから、すべての画像一覧がWEB検索(bing)で、選択した画像をワークシートに挿入、インターネット接続していなければ画像を探すことができません。

「クリップアート」は、Office2013メニューから消えてしまいましたが、オンライン画像メニューから、bingでキーワード検索される「すべて」の画像のうち、「種類」-「クリップアート」に分類され、存在しています。インターネットに接続した状態でOffice.comから直接クリップアートを検索する仕様に変わっています。挿絵サイズのイラスト画像からワイドモニター背景サイズなど、キーワード検索結果の画面に画像が続々表示されてきますので、使用したい画像の左上チェックボックスをオンにして、挿入ボタンをクリックすることで簡単に画像が手に入ります。

ところで、オンライン画像、bing検索結果のフィルターに、ライセンス-「クリエイティブ・コモンズ」というメニューがあります。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスというのは、画像をWEB登録してダウンロードサービスで著作物を、WEB公開して共有、配布している側の権利を明示しているわけで、オンライン画像を無料で使用するユーザは、あまりこだわらずに手軽にお気に入り画像にチェックを入れて、ワークシート上に挿入しMyPCのEXCELなどに保存するものだと思います。

また、クリエイティブ コモンズ ライセンスと呼ばれる著作物利用方式基準の中の詳細に4つの条件があり、各々マークで区別があるのだそうで、

表示 : 著作権所有者を表示する
非営利: 商用で使用できない
改変禁止: 一切加工できない
継承 : 著作権放棄、制限無しで自由に使える

WEB検索結果画面に提供される数々の画像のうち、いわゆる著作権フリー無料素材というのはどれなのか、また、クリエイティブ・コモンズ以外は、bingでたまたまWeb検索されたどこかのWEBサイトの画像なのかしら、と。一般ユーザは当然公開されているルールをよく読まなければならないと思いますが、たとえば個人のHOME-PCでインターネット環境があって、EXCELで作成しているドキュメントやテンプレートのワークシートに挿入してクラウドに保存したり、仕事用の資料に使ったりして良いのかどうか。クリップアート自体も、いわゆる著作権フリー素材ではなかったとしたら、どのような利用方法なら大丈夫なのかしら、などとちょっと気になってしまいます。