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EXCEL2:指数表示 Exponent のE+

EXCELワークシートにデータを貼付けした時、セルの値が通常の数値でなく、
0.00E+00
の様な表記になる経験をした事があるでしょうか。

これは、データが指数表記になっている場合です。

指数表記は、数の表記方法の1つであり、主に非常に大きな、または非常に小さな数を表記する場合に使われるらしいのですが、入力した憶えのないデータが混在しているので戸惑います。12 桁以上の数値に対して、Excelが任意に指数表現をするみたいです。
当該セルをアクティブにして数式バーを見ると、元のデータが表示されています。

Eは、10をn乗すると元の数字を示します。
10 → 1.0E+1(1.0×10の1乗)
100 → 1.0E+2(1.0×10の2乗)
1000 → 1.0E+3(1.0×10の3乗)
1/10 → 1.0E-1(1.0×1/10の1乗)
1/100 → 1.0E-2(1.0×1/10の2乗)
1/1000 → 1.0E-3(1.0×1/10の3乗)

表示形式をリセットするには、[表示形式] を [標準] または[数値]に切替えします。表示形式が [標準] のセルでは、特定の表示形式は使用されません。

表示形式は、Excel が計算を実行するのに使用する実際のセルの値には影響しません。実際の値は、数式バーに表示されます。有効桁数の最大値は 15 桁です。
指数表現の既定では、小数点以下は 2 桁です。

標準の表示形式を、わざわざ指数表記に置き換える場合については、敢えてここでは書きません。

また、この場合の「指数(exponent)」とは、ワークシート上の表記であり、物価指数、知能指数、洗濯指数など、何らかの基準数値に基づいた比率値で状態や傾向を分かりやすく表す「指数(index)」とは別のデータです。