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EXCEL2:拡張子の表示非表示

前回の投稿(2017/6/23配信「互換モードの解除」)で旧ヴァージョンのEXCELで開くEXCELブックと、Office2013で開く事ができるようにコピーした作ったブックの名前に各々.xlsx が付いていることに気付いたので、Windowsで拡張子を表示する設定にしてみました。

それぞれブック名が
Note2017.xlsx.xls
Note2017.xlsx.xlsx

となっていました。

拡張子の表示非表示を切り替える操作パネルは「フォルダオプション」にあります。Windows10では、フォルダを開いてファイルメニューの「フォルダーと検索のオプションの変更」で「フォルダオプション」が開きますが、
Windows10のコントロールパネルには「フォルダオプション」は無く、「エクスプローラーのオプション」がありますが、名前が異なるだけで同じ操作画面のようです。

ちなみに、画面上で拡張子を表示する設定は、エクスプローラーのオプション(フォルダオプション)の表示タブの詳細設定で、「登録されている拡張子は表示しない」の既定のチェックを外して適用でOKです。

hide file extensions for known file types

hide は隠す、つまり「非表示」の意味ですから、「拡張子の非表示」オンでOKになっている設定をオフに切り替えしますが、
私たちは当たり前のように日本語訳の画面を見ていて、「拡張子は表示しない」を「しない」にすることで「拡張子を表示する」設定に切替えすることになるので、日本語で書かれた詳細設定画面はやや回りくどくて戸惑うかもしれません。

余談ですが、画面上で拡張子が表示されたので、名前の変更で拡張子も書き換えできます。
.xls の拡張子の最後に x を追加して .xlsx にすると
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」
とダイアログが出てきますが、
はい で操作をすすめると、画面上のアイコンが新ヴァージョンの.xlsxアイコンに変わりますので、ダブルクリックで開く操作をすると、

「Excelでファイル xlsx.xlsx を開くことができません。ファイルまたはファイル拡張子が正しくありません。ファイルが破損しておらず、ファイル拡張子とファイル形式が一致していることを確認してください。」

ワークシートを開くことはできませんでした。

以前のヴァージョンでは、.xlsを .docや .ppt .txtなどと拡張子を変更してみると、各アプリケーションで開いてEXCELワークシートのデータが表示されましたが、最近は文字コードを引継ぐなど各々の機能で曖昧に変換できなくなっているかもしれません。

一方もともt .xlsx のブック名 の方で拡張子の最後の x を消して .xls にすると、
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」
とダイアログが出てきますが、
はい で操作をすすめると、画面上のアイコンが旧ヴァージョンの.xlsアイコンに変わりますので、ダブルクリックで開く操作をすると、

「開こうとしているファイル .xls の形式は、ファイル拡張子が示す形式と異なります。このファイルを開く前に、ファイルが破損していないこと、信頼できる発行元からのファイルであることを確認してください。ファイルを今すぐ開きますか?」

はい、いいえ、ヘルプ ボタンから選択できますが、はいで操作をすすめると、
ワークシートが開いて、新ヴァージョン(.xlsx) のワークシートの内容を、旧ヴァージョン(.xls) で開くことができました。