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EXCEL2:見え消しで修正する

WORD文書の編集中に「変更履歴」機能を活用する要領で、EXCELでも同様の校閲作業をしたいので、ワークシートに入力した文章の修正したいセルを、フォントの打ち消し線で「見え消し」にする習慣があるのかもしれません。「見え消し」は、文章校正とはちがいます。

つまり、文書の編集に時間をかける。上書き保存で元々書かれていた文章を消滅させずに、むしろ編集中の作業を明らかに見せる。修正した内容で上書きするなら、あとでもいつでもよいわけです。

EXCELでフォントの打ち消し線は、ショートカットキー ctrl+5(テンキーでなく数字の5、%記号のキー)
ところが、このショートカットキーをWORDで使うと、打ち消し線は出ません。

EXCEL◇金額の桁区切りカンマ記号

ツールバーの[桁区切りスタイル]ボタンで、選択したセルの数値がカンマ記号(,)付きの金額表示になります。列選択して[桁区切りスタイル]で一括して金額表示にすることができます。カンマ記号(,)が付いている数値は一見して「金額」とわかります。

しかし、1度[桁区切りスタイル]を設定したセルを、もう一度[桁区切りスタイル]ボタンで元に戻すことができません。

会員番号や商品コード番号などの数字にカンマ記号(,)が付いているのは、おかしいと思いますので、[書式をクリア]で消さなければなりません。[桁区切りスタイル]ボタンで、カンマ記号(,)を消すことはできません。

フォント(Bold,Italic etc)やセル結合、小数点以下の桁上げ桁下げ等のボタンは、ツールバーで各ボタンをもう一度押すと元に戻す事ができますが、[桁区切りスタイル]は同様の仕様ではないようです。

数値を[通貨スタイル]設定にすると、3桁ごとのカンマ記号(,)が表示され、金額の表示になります。

また、セルの数値を手入力してカンマ記号(,)で区切っても、[桁区切りスタイル]と同じ結果になります。

[通貨スタイル]ボタンで、金額に[円マーク(¥)]を追加することがありますが、[桁区切りスタイル]と切り替えして、[円マーク(¥)]を入れたり消したりすることは出来るようです。

EXCEL2010以前のヴァージョンで、桁区切りのカンマ記号(,)を元に戻すには、[書式をクリア]するか、[セルの書式設定]を開いて[標準書式]に設定するしかありませんでした。最近のバージョンにはリボンに書式設定のプルダウンメニューが追加されていますので、この部分の書式の切り替え操作が改善されています。