EXCELでパスワード「0000」を「****」 や「●●●●」 と非表示にするなら、
ユーザフォームで PasswordCharプロパティ に「*」 「●」など記号を入力する方法がある、と言えばよいと思いますが、
VBAの方でなければ、ワークシートのセルに入力した半角文字を、
指定記号1文字で置き換え、パスワードの文字を非表示にすることなど出来なかったでしょうか。
日常的に当たり前のように運用されていることで、入力したパスワードの文字を記号*(アスタリスク)などに置き換え、同じ*文字でパスワード文字数表示する程度のこと、EXCELなら出来ないはずはないと感じますが、実際そのような方法がないみたいです。
パスワードの文字数にこだわらなければ、可能な例があります。
書式設定のユーザ定義で設定できるようです。
;;;
セミコロンを3度打つと、文字入力したブランクになります。
表示形式は、コードをセミコロンで区切って
正の値;負の値;ゼロの値;テキスト
という順序で定義できるため、記号;の前後になにも入力せずに書式設定すれば、セルになにを入力しても空白になる、というわけです。
上記を応用して、
**;**;**;**
のようにセルの書式設定すると、入力したセルに****アスタリスク記号がセル幅に並び、セルに入力した文字を非表示にすることができます。
ちなみに記号;の前後の*アスタリスク記号は、1つ目と2つ目で役割が異なり、
*●;
2つ目の*を●など別の記号に置き換えると、セルの表示が●●●●になっています。
そのほかWEB検索して探してみると、仕掛けのあるセルがある行や列を非表示にする方法や、また、入力文字のフォント色を「白」にして背景「白」のワークシート上で保護色に設定することで、入力データを一見見えづらく隠すような方法など、業務データ加工シートでわりとよく使われているやり方が挙げられていますが、これらは「パスワードを非表示にする」に適しているかどうか。
EXCELワークシートにデータを貼付けした時、セルの値が通常の数値でなく、
0.00E+00
の様な表記になる経験をした事があるでしょうか。
これは、データが指数表記になっている場合です。
指数表記は、数の表記方法の1つであり、主に非常に大きな、または非常に小さな数を表記する場合に使われるらしいのですが、入力した憶えのないデータが混在しているので戸惑います。12 桁以上の数値に対して、Excelが任意に指数表現をするみたいです。
当該セルをアクティブにして数式バーを見ると、元のデータが表示されています。
Eは、10をn乗すると元の数字を示します。
10 → 1.0E+1(1.0×10の1乗)
100 → 1.0E+2(1.0×10の2乗)
1000 → 1.0E+3(1.0×10の3乗)
1/10 → 1.0E-1(1.0×1/10の1乗)
1/100 → 1.0E-2(1.0×1/10の2乗)
1/1000 → 1.0E-3(1.0×1/10の3乗)
表示形式をリセットするには、[表示形式] を [標準] または[数値]に切替えします。表示形式が [標準] のセルでは、特定の表示形式は使用されません。
表示形式は、Excel が計算を実行するのに使用する実際のセルの値には影響しません。実際の値は、数式バーに表示されます。有効桁数の最大値は 15 桁です。
指数表現の既定では、小数点以下は 2 桁です。
標準の表示形式を、わざわざ指数表記に置き換える場合については、敢えてここでは書きません。
また、この場合の「指数(exponent)」とは、ワークシート上の表記であり、物価指数、知能指数、洗濯指数など、何らかの基準数値に基づいた比率値で状態や傾向を分かりやすく表す「指数(index)」とは別のデータです。
決算のシーズンには報告用の様式について、WEBポータルからテンプレートをダウンロードする指示を受けたりします。
報告データ入力用の様式はEXCELで作成されていますが、EXCEL表はセル範囲に単純に罫線を設定したものでなく、枠線は見慣れない体裁でした。
デフォルト値(既定値)は「行高18ピクセル、列幅72ピクセル」ですが、シートの列幅が11ピクセルに狭められています。表罫線の列幅が11ピクセルというわけではありません。表内の項目名にはテキストボックスが配置してあり、セルに直接文字入力されていません。提出用の報告データを入力する[セル]の[フォントサイズ]は、極小サイズに制限されています。印刷プレビューで見ると読めますので、帳票の書式と入力した文字列はバランス良くおさまっていて、印刷すればよくあるA4帳票が出来上がります。
別表では、さらにEXCELの行・列の枠線の幅が編集されています。
行高~罫線,46px,20px, 罫線,14px,11px,14px, 罫線~、
列幅は60px,60px,60px,60px (~4列表)
セル範囲の枠線どおりに罫線を設定すればいいのに
(こんなデザイン、無駄!)
(一体どこらへんに入力すればいいの!)
思わずため息ですが、入力データのフォントサイズを行列の幅で制限してあり、プレビューすると様式になっているので、これはこれでいいのかしらと思います。
慌ただしいオフィスで、EXCELの図表・グラフ資料を作って欲しいと依頼されたとき、
「できました」と提出、書式設定で手作り風に手間かけてデザインして、見てもらいたかったし、気に入ってもらいたかった。相当な意気込みで挑んだのに、締切りに間に合うように頑張ったのに..
なぜか不満が返ってくる事があります。
そのときは「やり直し」「手直し」と突っ返されはしなかったので
その不満そうな態度の理由は、よく解りません。
早急にデータの中身が見たかった..
ずいぶん待たされた..
ずいぶん時間がかかったみたいだけど、デザインって書式設定?
余計な事はなにもしないで、コピーを送って欲しかった、なんて
頼まれた資料が、依頼者にとってタイミングよく届けばよいらしい。
タイミング、なんて、書式設定を気に入ってもらえる事より難しい。
ハイセンスでカラフルな図表を突きつけられて、余計に疲労困憊する..
派手な色使いのカラー印刷なんて持って来られて、トナーがもったいないし
忙しいから頼んでいるんだし、疲れているんだから
書式はなんだって構わない、無くてもいい
やっぱり、よく解らない。
データの中身は、書式で変わるわけではないし、デザインはサービスなのに..
そんなことより、
EXCELで、表の行間を一括で広げたり、事前の打ち合わせのときに言ってもらえれば、色々できるんだけど。
フォントサイズを既定値より大きめ(小さめ)にするかどうか、などを、あらかじめ打合せして確認しておいた方がよいと思います。
終了時間ギリギリまで、時間をかけて一生懸命がんばったつもりの仕事が、裏目に出てしまっています。想定外のキツい言い方が直接返ってきたりしました。
依頼された図表資料に、依頼されていない書式を設定するなど、それだけで、そういう人達を苛立たせる事があるらしいのです。
自分で作った作品を見てもらう機会ではなく、依頼された作業で出勤していますので、依頼者の言い分を良い方向に解釈した方が得策です。ドキュメント作成して、デフォルト書式のまま提出するのが当たり前のようです。敢えて余計な事は考えない「何もしない」ほうが無難、ということは、仕事は意外と楽なものなのです。
EXCELデータ表の上でグラフ作成、グラフウィザードでグラフの種類を選択することで、自動的に棒グラフが出来上がります。時間の余裕があると、少し手を加えて色やパターンを変更するなど、オリジナル編集をやってしまう人は多いと思います。
モノクロレーザープリンタならば、グラフに色を設定しても濃淡だけですので、背景色に網掛けなどのパターンを設定したいと思います。パターン一覧から[パターンの種類]を選びます。種類が数多くて、選択にあれこれ迷うことがあります。網掛けの濃淡や斜線、破線、格子柄、市松模様など、気分で図表に書式を加えて、自己満足するかもしれません。
通常は、[パターン一覧]から[パターンの種類]を順番に選択します。網掛け濃淡を一覧表の左上から順番に設定する、というのが基本だそうです。
点線5%→10%→15%→・・→80%→90%→対角ストライプ… →→
パターンで一見して、グラフのデータ項目が何番目か、が見てわかるとのこと。
色やパターン設定などなにもしないで、EXCELがウィザードで作成したグラフのままで充分です。
EXCELは表の書式をシートごとコピーして、シート名や表のタイトルの「年月」を編集するだけで月毎のデータを累積することができます。年内に、来年用のシートや表の準備をしておくとよいと思います。
たとえば、A列-B列に「平成24年」「12月1日ー12月31日」などと入力されている12月表をコピーして、来年1月表を作成する場合、A列の「平成24年」を「平成25年」に変更するには「検索と置換」 Ctrl + H (あるいはCtrl + F から置換メニュー)で置換すればよいですが、「平成 年」は共通しているので「24」を「25」に置換すればよいし、もっといえば「20年」まで同じなので「4」を「5」に置換すればよいわけです。
A列が「2012年」になっている場合、平成24年を25年にする考え方ではうまくいきません。「2010年」まで同じだから「2」を「3」に置換するだけでは、「3013年」になってしまいます。
上記の例ではA列B列、2列に年月日が分かれているのでそれほど難しくないのですが、年月日がA列だけの表で同様に来年シートを「検索と置換」でやろうとすると、うまくいかない場合があります。和暦で「平成24年」と表示している場合「2012年を2013年に置換する」方法で編集しなければなりません。和暦なのに検索ボックスには「2012年」と入力しなければ、Excelが「平成24年」を検索できないのです。Excelで実際は元の値のシリアル値で変換して「2013年」、和暦の表示形式の設定をしているので「平成25年」が入力されてきます。
メール添付ファイルや、ポータルでダウンロードしたPDFファイルのように、郵送された封書やペーパー冊子、専門誌、あるいはワープロ全盛期からキャビネットにある古いファイル、コピー資料等を、スキャナーで取込んで保存すると、パソコンでデータ共有やアップロード、インターネット閲覧もできるようになります。また、紙の書類を一度エクセルやワードに入力すれば、パソコンであとで編集したり何度も使える便利な電子ファイルになります。過去ファイルを部分的に引用してコピペて、年月日を「当年度」や「今月」に変更し、過去の書類も本日付で手軽に発行できるようになります。
最初に一度パソコンで文章を入力するのが少し億劫かもしれませんが、書式全部を入力する時に一度全文を丁寧に読む機会になります。なにか読みながら入力する仕事を毎日の習慣にすると、パソコンが上達すると思います。
ちなみに印刷は既定で、ワードでA4縦、パワーポイントでA4横、というのが定番ですが、Excelなら縦、横どちらでも出力できます。プリントするとき印刷プレビューを見てはみ出したページが次ページで出力されないように印刷プレビューで確認して下さい。
After ”Excel Workshop Trial”