社内PCの移行後に、アップグレードされたEXCELで困ったとき、ITサポート業者や社内ヘルプデスクの電話番号やメールアドレスに問合せするとすぐに解決してくれると思います。
パソコンはひとりで学習できます。自宅でもインターネットで調べたり、eラーニングや本を買ったりでマイペースでできると思うのですが、会社のPCの設定に関しては、社内セキュリティ、社内のポリシーで管理されていますので、独断で判断したり、頑張らない方が解決が早いです。
自分で使うパソコンだから自分で解決したい、パソコンくらい教わらなくてもわかるし、ひとりでやれたし出来たと思ったから… 等など。社内ヘルプデスクを敬遠しがちです。
パソコンが充分に得意な人は、パソコンスキルを活かして「会社のパソコンとネットワーク管理」に興味を持つことは、期待されています。「ITヘルプデスク」担当業者と積極的に業務連携して、会社PCを活用して頂けたら、社内はとても助かると思います。
社内PCがバージョンアップされる時期には、サポート担当用のマニュアルも更新されます。パソコンが新しくなっただけなのに、会社の雰囲気が変わったように感じることもあると思います。ヘルプデスクに「答えを教わる」という使い方でなく、「自分の会社のネットワーク環境を確認する」感覚で結構だと思います。
「ヘルプデスク」とは、もともと金融機関系ATMカード等の電話サポートデスク担当の通称だったそうですが、社内のどこかに社内PCを管理しているチームがあり、「ITヘルプデスク」のメンバーがいると思います。
プロジェクト先のデータ処理作業で、EXCEL関数がまったく使えない事があります。その理由は、オフィスのパソコンでEXCELが正常に動作しなかったからです。
オフィス・ネットワークのパソコンは、セキュリティ設定やウィルス対策ソフト、アクセス権の設定等などで様々な制限がかかっています。プライベートで自宅で使うパソコンとは使い勝手がまったく違います。通常オフィスでは、特定の関数やマクロ(VBA)を制限している事が多いです。
SUM関数が使えないオフィスでは、計算式の合計セルの値が動いて値が決まらないので、注意しなければなりません。
社内ヘルプデスクで人気の遠隔操作ツールや社内ポータル、あるいはMicrosoft以外のソフトと競合して、EXCELの動作がとても鈍くなる事があります。EXCEL関数に依存しない正確なデータ作成を推奨しているプロジェクト先では、作業が慎重になります。SUM関数の計算結果が正確かどうか、そのオフィス・ネットワーク環境でEXCEL関数が正常に使えるかどうか、なによりまず、事前に確認しなければならない事があります。
数式が正確に動作しない場合は、電卓や筆算等であらかじめ計算しておいて、数式のない空白のセルに手入力で結果の値を入力すれば、問題ありません。
Excel関数、三百数十種、Officeバージョンが新しくなると既定の関数が更新されて、関数の種類が増えていきますが、EXCELマスターするために、たとえばEXCEL全関数を全制覇する事でも良い、有意義なわけです。
Microsoft Office Excelは元々米国の会社で開発された他国向けのアプリケーションですので実際、日本の社会でEXCEL関数は全部使わないと思います。関数のカテゴリ「数学」「財務」「統計・データベース」「エンジニアリング」は、それぞれ業界が異なりますので、全EXCEL関数をマスターするということは、業界を股掛けするような羽目になりかねません。記憶力マスター、一般教養でEXCELマスターする程度で差支えないかもしれませんが、EXCEL関数を全部記憶していても、仕事ができるとは限りません。EXCEL関数を全然知らなくても、仕事で支障はありません。
それでも、インターネットやEXCEL本で学習していて、「この関数はどういう時にどうやって使うの?」とふと思った時に、EXCELを極めて全部知っているという物知りさんがいてくれると、便利だと思います。ふと気になっちゃうので、ヘルプデスクに電話問い合わせしてみると、話し相手になってくれるたりして、連帯感を感じることでしょう。
After ”Excel Workshop Trial”