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EXCEL◇列範囲を絶対参照SUMIF関数

たとえば、SUMIF関数で月別データの合計を集計するとき、関数の引数の参照列範囲を絶対参照(相対参照)するのを忘れていると、当然合計値はおかしくなります。数式を作成して何らかのデータが現れると、とりあえず信用してしまいがちですが要注意です。

参照列を[F4]キーで固定しておかなければなりません。

行の参照セルの値を計算しますが、絶対参照にすると列・行の参照元の値が変わりません。

リストを固定しないと、列方向に数式をコピーするとき参照元リストが下方向にずれてきますので、データの結果をよく見て、1月よりも12月の方向に合計値があまりに少なくなるのはおかしい、ということに気付かなければなりません。

ちなみに、SUMIF関数の参照範囲は1列ですから、正確にはF4キー2回で行固定の相対参照で充分なのですが、引数の範囲選択をしてF4キーを1度たたいて絶対参照でも結果は同じですので、この場合引数の範囲選択を絶対参照、相対参照どちらでも構わないと思います。

EXCEL◇EXCELで電話番号

電話番号フィールドの値は10桁の数値です。市外局番&市内局番&電話番号データ表の値をハイフンで区切りますが、例えば東京都の市外局番は(03)が2桁、それ以外の3桁以上の都市があります。
国内の電話番号リストで、ハイフンを一度に設定する数式が作れるでしょうか?

EXCEL◇EXCELで郵便番号

国内の郵便番号は7桁に統一され、郵便番号のデータ総数は14万以上です。Excel2003以前は全国郵便番号の全データを読込めませんでしたが、Office2007、2010はオフィスPCにダウンロードできます。
郵便番号だけでオフィスビルに直接郵送できる事業所用固有の郵便番号(下4桁が -8xxx)が流行りのようです。宛先の住所を書かずにオフィスに届きます。郵便番号は機能的にも進化していると思います。この場合は事業所用固有の郵便番号と所在地の郵便番号のどちらもあることになります。

EXCEL◇特定被災地は督促を除外する

昨年2011年、情報研究所で省庁から依頼の企業調査、毎年数万社の事業者宛てに調査票を郵送して、回答を返送してもらいます。提出締切り期限に未提出の事業者に督促のレターを郵送するのですが、「東日本震災の被災地へ督促を送らないで下さい」と指示を受けたので、Excelリストを新規作成しなければなりません。
「1 特定被災地方公共団体」及び「2 特定被災地域市区町村」の2種類があって、いずれにも属する市区町村があります。「1」「2」どちらも送付しない、または「1」は送付しない、「2」は送る。それぞれの列で、リストの住所が「1」か「2」に含まれるかを調べて、「1」 OR「2」を抽出してから、その結果を全リストから除外します。「催促しない」住所に連絡しないように、慎重に作業して確認しなければなりません。