YouTube(インターネット動画共有サービス) で、自作EXCEL動画講座をグローバル配信している管理者が増えています。キーワード EXCEL、FUNCTION(関数)で検索すると、EXCELの関数に関する様々な動画レクチャーを見ることが出来ます。
検索キーワードを「PHONETIC 」に絞り込むと、、PHONETIC関数の仕様解説、チュートリアルのサイトが検索されます。日本語(Furigana)、中国語(Pinyin)、Hindi、 URDU 、等々、PHONETIC 機能をインストールする説明が見られることから、PHONETIC関数は、 Microsoft Officeの外国語版ユーザ向けのアドイン機能と思われます。Microsoft Japan の製品ソフトは、既定で日本語ふりがな機能やPHONETIC関数のフリガナがセットされているものということです。
さらに、WEBサーチで、キーワード PHONETIC を検索すると、キッズ向けアルファベット学習絵本のような学習教材の動画が多数ヒットします。動画の画面に単語や短文、文字が表示され、それを読み上げるキャラクターが登場しています。画面に描かれている文字や短文がPHONETIC なのか、読みの音声の方がPHONETIC なのかは解りません。
PHONETIC関数は、漢字をカナ読み「フリガナ(furigana)」に変換できますが、IMEやATOKなど日本語入力システムを使っていると「フリガナ」変換となる日本専用の関数で、日本語版にしかないのでしょうか。
ちなみに、日本語版WindowsOS、英語版(ベータ版)Officeで、PHONETIC関数は、日本語フリガナです。
他国の言語のEXCELで、日本語のPHONETIC関数はあるのでしょうか。
ほかにも、言語が気になるEXCEL関数がいくつかあります。
AMORLINC関数 フランスの会計システムで減価償却費を求める
AMORDEGRC関数 フランスの会計システムで減価償却費を求める
ARABIC 関数 ローマ数字をアラビア数字に変換する
ROMAN関数 数値データをローマ数字表記に変換する
BAHTTEXT(バーツ)関数 は、タイ国の通貨表記バーツテキストに変換されます。
NUMBERSTRING という関数は、数値が漢字書式に変換されます。
漢字書式は、三種類の表示方法があるようですが、
元データが 123 の場合、
PHONETIC関数・・Excel表の地名や人名のふりがな、どうしよう、ふりがなが全部合っているデータと、一部合っている、全然合ってないデータが出てくるので困ってしまいます。PHONETIC関数の法則で、漢字の読み方が、音読み訓読みが適当に組合せてあります。元データにふりがなが無い時、いちおうPHONETIC関数を使ってみるのですが、地名や人名は固有名詞なので正確なふりがなを求めてしまいます。PHONETIC関数の読みが正確かどうかを調べて、違っているふりがなをキーボードで入力修正しなければなりません。正しい地名や人名のふりがな入力する作業を考えると、あまりに時間がかかり過ぎます。
Vlookup関数でデータ抽出する場合、検索値列の地名や人名を五十音順の昇順に並べ替えしますが、ふりがなは省略できます。
表の左端列の地名や人名リストを昇順で並べ替えする場合に、ふりがなは必要ではありません。元表の市区町村名を漢字表記のまま、並べ替えの[A-Zボタン]で昇順にします。PHONETIC関数の結果と同じことで、EXCELの仕様で、昇順は固定され決定されているはずだからです。Vlookup関数で検索するわけですから、読み方が正確な五十音順でなくても、Excelが認識する昇順であれば、大丈夫です。
After ”Excel Workshop Trial”