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EXCEL2:4×3を印刷する

ワークシート上で、単位cm(センチメートル)表示する場合、

<方法1>
ページレイアウト表示にすると、ルーラーは定規の様な目盛りがあり、列番号の上方に水平ルーラー、行番号の左方に垂直ルーラー、各ルーラーの単位を既定の単位から「センチメートル」「ミリメートル」に設定することができます。

ファイル-オプション-詳細設定-表示-ルーラーの単位

エクセルのセルの行の高さの値は「ポイント」で、文字サイズのポイント、
1ポイント=1/72インチ≒0.35mm

新規ワークシートで、行の高さは
13.50 (ポイント)
18ピクセル

と表示されています。たとえば、文字サイズを13.5ポイントに設定してセルに文字入力した場合、セル内で上下の余白がない状態という事です。

ちなみに、新規ワークシートで、列幅は
8.38 (標準フォントの半角文字数) 標準フォントの文字が半角で8文字分が収まるセル幅
72ピクセル

ピクセル単位の方については、また別の機会に調べてみたいと思います。

<方法2>
画像の挿入で保存済みの写真をワークシート上に挿入して、図の書式設定でサイズ変更(単位センチメートル)する。
あるいは、図形の挿入、[四角形]などのオートシェイプをワークシート上に挿入して、図形の書式設定でサイズ変更(単位センチメートル)する。

図(図形)の挿入 - 図(図形)の書式設定 - サイズとプロパティ

上記の方法で、セルを4センチ×3センチ枠を作成してサイズ調整した画像を貼付けしたり、ワークシートに挿入した画像や図形を4センチ×3センチにサイズ調整したり、ということが出来ると思います。

ですが、実際プリンタで印刷してみると、印刷された用紙の図の部分に定規を当てると、4センチ×3センチよりひと回り小さくなってしまいます。
PC画面上で図のサイズを108~110%位に拡大すると、印刷イメージがほぼ4×3センチに合ってきますが、どの程度拡大すれば正確に求める印刷サイズになるかは、使用するPCとプリンタによって異なり、微調整が必要になるかもしれません。

ハガキのサイズやA4やB5など各種ドキュメント様式サイズはもともと決まっていますので、印刷プレビューで既定の用紙サイズ枠が表示されているのですが、同様に4×3センチなどという固定サイズ枠を画面上にあらかじめ作成して、印刷イメージのサイズに当てはめる事などPCならばと容易にできるものと考えますが、あくまでもPC画面上で配置した画像や図形が、単位センチメートルの状態で表示されている、ということではないかと思われます。


運転免許証 縦3.0cm×横2.4cm
履歴書   縦4.0cm×横3.0cm
パスポート 縦4.5cm×横3.5cm
マイナンバーカード縦4.5cm×横3.5cm
※マイナンバーカードには、縦2.75cm 横2.20cmに縮小して貼付されます。

EXCEL◇A4縦書きエクセル文書

送信元は霞が関の省庁だったのですが、「エクセル文書」がメール添付されていました。A4縦・縦書きのEXCELワークシートです。印刷プレビューを開くと風変りな文書なのですが、文句が言えない。

縦書きの部分は書類の見本のようです。A4横で縦書き文書の「見本」で、デスクの左側に置いた書類の右半分、縦書きのタイトルから本文前半を見せているイメージです。また書類見本の下方には、横書きで注意書きが付記されています。

画面右側には、*印やフォント太字、傍線など、書式の注釈箇所を記した図形描画の線や矢印を配置してレイアウトしています。

WORDではこのようなレイアウトは難しいと思います。

印刷プレビューで、枠線が消える状態で一見普通のA4文書に見えるのですが、EXCELの枠線を活かして、力作だったと思います。

EXCEL◇シャカシャカ ピボット

EXCELといえばオートフィルタとピボットテーブル、と言われるほど、[ピボットテーブル]はEXCELでよく使われるデータベース・ツールです。データベース表を集計・分析する機能があります。2003以前と2007以降で画面メニューの見た目から操作方法も様変わりしていて、操作に戸惑うかもしれません。

実際、操作をやってみれば、と思っても[ピボットテーブル]はどんな場合に使えるのか、[ピボットテーブルのフィールド]で[フィールドをドラッグ]する、これが列かな、こっちを行にしてみて、あ ドラッグアンドドロップしてみて、やっぱり逆かな、さっきの方だったかも、などとシャカシャカとフィールドの置き換えを繰り返し、よく解らない状態のまま諦めたという事があったかもしれません。

[ピボットテーブルのフィールド]で[列][行]で、各フィールドをドラッグする時に迷うのが、列・行の配置をどちらにするか、ですが、表のたてよこに特に決まり事はなく、PCモニターでプレビューして、あまりにも横長に幅広くなり見づらいから、縦長の表に置換えてみたら「見栄えがよくなった」感覚でよいと思います。

[フィルタ]は、EXCELの[オートフィルタ]と同様にデータ抽出する[フィルタ]で表データを絞り込み、フィルタで切替えします。

[値]は、[値]に設定した[フィールド名]をクリックして、[値フィールドの設定]で集計方法を確認します。[合計]の場合は[SUMIF関数]、[個数]の場合は[COUNTIF関数]で集計したのと同様の結果が取得できます。

[ピボットテーブル]でなければ集計できない、ということはないと思いますが、「複数の条件で抽出して集計する」場合に[ピボットテーブル]がよく使われます。マルチ・フィールド表から複合グラフが作成されます。

EXCELより、ACCESSのピボットテーブルの方が優れているのではないか、という提案があり、実例でEXCELとACCESSを比較する案件がありました。EXCELで出来なかったことが、ACCESSで出来るかもしれないとのことでしたが、両者のイメージを比較する図表を作成しました。

結局、ACCESSより、EXCELピボットテーブルの評価が上がりました。

EXCEL◇よく使うメニュー

仕事でよく使うExcelのメニュー、

たとえば 「データ」 →「フィルタ(オートフィルタ)」とか「並べ替え」

「区切り位置」「ウィンドウの整列」です。

「桁区切り」「桁上げ(下げ)」も経理データ処理でよく使います。

「印刷プレビュー」は、ユーザ様向けにたびたび回答したEXCELメニューです。

「書式のコピー」ボタンをダブルクリックして、コピー操作する事もよくあります。書式のコピーボタンは、シングルクリックでは1箇所だけ書式をコピーしますが、ダブルクリックで書式コピーを何度も繰返し、複数セルに書式の貼付けができます。


EXCEL操作する時、メニューやツール名と各仕事先のスタッフさんとをセットで覚えていたりします。教わった手順をそのまま、覚えたEXCELの操作で、過去の仕事経験を次の仕事で、繰り返し活用することができます。