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EXCEL◇ 表計算とバーチャル損得勘定

日々の収支をEXCEL表にする場合です。「損得勘定」表を実際に作成してみるとき、毎月の給料日を「収入」データの列に設定すると、条件不足です。お財布の中身の金額をテーマにすると、毎日のように出費があるので、レシートや領収書を保管しておいて、あとでまとめてEXCEL表に入力することができますが、空っぽになりそうなお財布に資金を追加する時に、収入のデータを追加入力、「本日の予算」として、表計算で「収入ー支出」の数式を見ると、日々の収支が一見して明らかになります。

たいていは、頭の中で追加した資金分をバーチャル加算していて、「本日の予算」の金額入力は省略、日々の収支はアバウトになりがちです。まだまだある、と思っていたのに、もうお財布が空っぽになりそう。実際の数式に依存、感覚的な収支勘定よりも、EXCEL計算式の方が現実です。自分自身で作成したEXCEL表が気になって、終始使ったお金を見張られている気がすると、予算に余裕ができるかも。

EXCEL表計算は、コンピュータがやる仕事ですから。情け容赦なく、絶対に正しい。自分で作ったEXCEL表に従わざるを得なくなり、無情な事です。日報や日記より、自分の日常を自分で知る手掛かりになるかもしれません。

「本日の予算」を、「本日の賭け金」などと置き換えて表計算を活用したり、ほとんどの場合、実際にEXCEL表を作ってみなくても、頭の中で日々の収支のくらいできるはずなのに、と思ってしまいます。

EXCEL◇妄想的損得勘定を表にして見る

EXCELでシンプルな表を作成します。
列Aに本日の日付、列Bに本日の予算(概算で構いません)、列Cに本日の支出(百円以下切捨て感覚で結構です)で、D列に =B-C という数式です。次行は上行D列(前日残高)=下行A列(本日の予算)で、同額でなくて構いません。子供のお小遣い帳みたいな簡単な数式なのですが、月初には確かにお財布の中にあったお金をよく覚えていて、使ったお金は大体の金額で端数の小銭を切捨てて考えます。B-Cの値(列D)は頭の中で悲観的な勘定より、もう少し残っているはずです。また、もし小さな儲けがあった日があれば、それを何日間もよく覚えていて頭の中で、或る日「あの日得した分を今日使おう」などと良かった日の記憶を何度も呼び出して自分自身で許可していたりします。しかも、得した日のデータ結果を翌日以降の列Dに値のみコピーして、表の数式を上書きして消してしまうみたいです。数式で計算できる正確な残高より、過去の良かった結果の方が弾みになって、将来的に儲けに繋がっていくかもしれません。
実際にEXCEL表で列B,列Cに本日の収支データを入力して、列Dの値が思いがけず少なかったという場合は、日常的に期待値が高めで、頭の中のどこかで損得勘定を間違えてしまっている可能性も高いです。