SUM関数の SUM は「Summation」の略語とどこかで読んだかもしれないのですが、
「SUM」自体で単語だそうです。
※以下の()内は引数ではありません。
Summation =the whole sum(総額、総数)
The sum total is 100,000
a big sum(大金)
do a sum(計算する)
a like sum(同額)
某データシートにJOBが来るごとに随時、1行1件ずつデータ情報を追加していくというエクセル表で、毎日退社時は当日データの最終行に当日計の行として、当日分セル範囲を選択してSUM関数で小計、と毎日毎月何行追加になるか分からない、という表を作成していました。
月末には、月末日の当日小計行のさらに1行下、表の最終行を当月計として、
=SUM(月初日1行目:末日最終行)/2
としていました。
各日各データの合計と小計行がダブっているだけだから、というわけです。
列の合計、SUM関数で足し算したいデータ列のセルを連続で範囲選択しますが、
あとで行挿入して、選択範囲にデータ行を追加する事があります。
SUM関数が入っている合計セルの、上行に行挿入してデータを追加した時、正しい合計値が出ていたと思います。別のシートで、合計値が少ないことに気付きました。SUM関数の数式で、合計の選択範囲が元の範囲のままです。合計するセル範囲全体が選択されていません。
「集計値は桁違いでなければよい」(提出元が作成しているデータが未完成で、必ずしも信用できるとは限らないから)と教わった気もしますが、
千の位未満の百、十、一の位の金額、小銭も集めればまとまった金額が出ますので、実際あるはずなのに残高不足とか、金額で余るとか、問題になりますので、無視できません。
SUM関数は見慣れていて、数式が入っているセルをそのままにしますが、EXCELが編集できる状態で共有されていると、更新されることがあります。セルで見えている数字が明らかにおかしい時は、数式の内容まで確認すると思いますが、何気なく見過ごさない様に気を付けなければなりません。よく見て、楽観しない事です。
オートフィルタでデータ抽出して、表の列データを合計する場合です。
どこか空いているセルに[Σ] AutoSum (オートサム・ボタン)を使って合計を計算する数式を作ろうとすると、「=SUBTATAL」 が表示されています。オートフィルタをオフにしている時はSUMなのですが、オートフィルタが実行されているとSUBTATAL です。
#NAME?
SUBTATAL は、オートフィルタを条件でセットあるいはリセットして表示されているデータの合計を計算しています。
SUM関数の合計値は、選択範囲や選択データの合計を計算しますので、SUBTATALの場合と計算結果が異なる場合と同じ値の場合があります。SUM関数を使うときは、オートフィルタで非表示のセルも引数で選択していると合計されています。
「相対参照」 と「絶対参照」 の例
(相対参照)A1 (絶対参照) $A$1 とします。
絶対参照の参照セルの値や数式は、コピーしても、データ表を移動しても、参照元の値が変わりません。
また、
A$1 列の相対参照、行の絶対参照
行の先頭セルの値や数式を、列方向(右方向)にコピーする
$A1 列の絶対参照、行の相対参照
列の先頭セルの値や数式を、行方向(下方向)にコピーする
いずれか、絶対参照を逆して値や数式をコピーすると、先頭行、先頭列の値がずらっと連続でコピーされてしまいます。
もし、絶対参照が必要で、どちらか解らなくなっってしまったら、途中の適当なセルや、行の一番端のセルに、実際の値を代入してみればすぐに解ると思います。
After ”Excel Workshop Trial”