EXCEL2013,2016では、EXCELのタイトルバーに背景イラストを設定できます。
[ファイル] -[情報] -[アカウント]
または、
[ファイル] -[情報] -[オプション] -[基本設定] -[MicrosoftOfficeのユーザ設定]
から、15種類の「Officeの背景」と、3種類の「Officeのテーマ」(背景色:白、濃淡グレー)を選択できます。
PCでEXCELの背景とテーマの設定を変更すると、WordやPowerPointも同じ背景とテーマになっています。また、Microsoftアカウントでサインインしている他のPCのOfficeも同じ背景とテーマになります。ただし、サインインしているタブレット端末やスマートフォンのEXCELアプリには、背景の設定はありませんでした。
それではまず、Officeのテーマの方の設定を変更してみます。既定は「白」なので、「薄い灰色」と「濃い灰色」に切り替えしてみます。「薄い灰色」では、背景なしだとほとんどイメージが変わりません。背景を設定するとき、タイトルバーに現れる背景のイメージがはっきりします。
つぎに「濃い灰色」に設定すると、EXCELのイメージカラーの緑色の部分が濃いグレー色に変わってしまいます。タイトルバーやステータスバーも緑色ではなくなり、全体的にEXCELらしくないイメージです。メニュータブをクリックするとき、タブやシート名の文字色がEXCELの緑色で、ファイルタブを開いた時の左側のメニューがグレー色で、マウスオーバーで項目名をポイントするときEXCELのイメージカラー緑色の表示が出てきます。
それから「Officeの背景」の方を選択してみます。セルのスタイルや条件付き書式で表のカラースケールのイメージをマウスオーバーで選択できるように、Officeの背景のプルダウンで背景の名前にマウスを合わせると、各イメージが確認できます。
背景なし
カリグラフィ
ランチボックス
雲
円と縞模様
回路
学用品
幾何学模様
手書きのダイヤモンド
手書きの円
春
水中
星
年輪
麦わら
Windowsテーマとかスクリーンセーバーより種類がたくさん、プルダウンメニューのそれぞれの名前を選んで、実際タイトルバーに出てくる背景イメージを予想出来ないかもしれません。ハイセンスなデザインからキュートでポップ、手書き風イラストまで揃っています。「ランチボックス」などは顔がついているイラストで、しかも「濃い灰色」に設定すると、だいぶEXCELらしくないと思います。
背景イメージを変えてみることで、ちょっと気分が変わって仕事の能率が上がったり良いアイディアが浮かんだりするかもしれません。